長雨時の耕作について

この記事は[園芸相談センター]の過去ログです


ひろ 【関東】 2008/09/02(火) 09:14:25
市民農園で野菜作りをしております。今が種の撒き時の大根や白菜は細かい土に耕す必要がありますが雨続きの場合、土を耕すことができず種の撒き時を逃してしまいます。皆さんどのようにされているのでしょうか?

リトっぷ 【九州】 2008/09/02(火) 10:38:52
おはようございます。その様な事態に直面した事がないので振り返ってみました。
秋作用の畝には胡瓜等の夏季収穫が早く終わる作物を植え,雨が少ない時期に耕運してるみたいです。
品種によって同じキャベツでも(サカタ・中早生2号の場合)8月初の播種では70日の年内収穫に10月中播種なら170日の収穫になります。品種の組み合わせにより8月には畝立てし準備が必要な物は前作を早く切り上げるかあるいは早く終わる物にし調整しています。
今年の大根畝は前作が玉ねぎだったので休耕期間が6〜8月までありましたので7月から3回耕運(残渣や雑草鋤混み・元肥投入・石灰投入)後に黒マルチで待機し時期が来て播種(キャベツや白菜は定植)と言う感じです。
天候には逆らえませんのでローテーションで秋雨時期を避ける感じです。

ひろ 【関東】 2008/09/03(水) 00:03:19
リトっぷさん!ありがとうございます。なかなか狭い都内の市民農園では遊休地にしておくスペースがなく、とうもろこしと枝豆の収穫を終えて、すぐに耕し、大根と白菜のスペースを確保するしかなく、週末菜園の制約ゆえ、ここのところの毎週末の雨にうんざりです。白菜は種の撒き時が短いため今週末も耕せない状態であればポットで苗作りをしなければと思ってます。白菜は直撒きしたいのですが天候にはかないませんね。一応、解決ということでお願いします

リトっぷ 【九州】 2008/09/03(水) 01:04:17
すみません。追記です
来年同じ作物を育てるのかはわかりませんが御提案です。
(1)トウモロコシは地温15℃以上が定植規準です。ポット苗でも可ですが本葉5枚以下で定植しないと障害が発生しますのでタイミングが難しいので黒マルチ+トンネル等で地温を確保して直蒔きし促成栽培し収穫時期を早めては如何でしょう。
(2)枝豆も極早生品種を活用すれば7月下旬には収穫可能です。
(枝豆は連作不可)
また枝豆の後作には葉物野菜が最適です。根瘤菌の作用でほとんどN肥料を消費しないのでNが残留します。
また休耕が長い時の為に30日型極早生品種の雪美人と45日型ころ愛(大根)と30日型ミニチンゲンサイのシャンパオがアブラナ科ですが真夏を除いて播種可能なのでタネを常備しています。

ひろ 【関東】 2008/09/03(水) 08:31:54
リトっぷさん、ありがとうございます。来年はそこの畝にじゃがいも(いんかのめざめ)を植えようと思ってますので、収穫後の晴天時に冬野菜の準備をしようと思います。枝豆の後作には山形青菜と白菜を植えようと思ってます。枝豆は白山だだちゃの中生品種から同早生品種に変えようと思います。極早生品種のアイディア良いですね!6〜8月頃に播種可能なお薦め極早生品種ありましたら教えて下さい。

リトっぷ 【九州】 2008/09/03(水) 09:47:18
おはようございます。7月に枝豆の収穫を終わらせたい場合。
枝豆は極早生や早生品種の1部以外は短日(昼の長さが短くなると花が咲く)性質を持ちますので早く植えても背が高くなるばかりで花芽を付けません。極・早生品種には草丈が一定の高さになると日長に影響されずに花芽を付ける特徴があります。
反対に晩成(おくて)や中晩成(なかおくて)品種は短日で草丈が成熟している事が花芽を付ける条件になります。
現実にはありませんが極端な話し,本葉が開いた時点でいつでも花芽分化する品種が【極早生】本葉が10枚であればいつでも花芽分化するのが【早生】ただし一部短日に影響を受ける品種もあるので注意。一方,本葉が10枚でも短日でないと花芽分化しない,あるいは10枚以上の条件がつく品種を【中晩成や晩成】と呼びます。※本葉の表現は例えです。よくタネ袋に『草丈50cmで支柱不要』等と全てではありませんが書いてあります。

リトっぷ 【九州】 2008/09/03(水) 10:53:32
白山だだちゃ豆について調べてみました。
鶴見市白山地区で収穫される物以外『白山だだちゃ』と呼べない産直指定の品種の為に農協等の栽培データーが公表されていません。非常に困りました(>_<)。
そこで直接リンク出来ませんがワード検索でこのURLを入力すると産直通販サイトがあります。

http://www.sansaiya.com/dadacha/index.html

こちらの『早生白山だだちゃ豆』の採れたて出荷は7月下旬となっています。早生品種なら栽培期間を逆算して定植すれば可能かもしれません。
※情報が少ない為に自信がありませんけど((((-.-;)

ひろ 【関東】 2008/09/03(水) 22:58:05
いろいろ調べて頂き恐縮です^_^;現在、だだ茶豆として登録されている品種は10種類ほどあるそうです。その中で確か、庄内一号、三号、五号が固定種専門の某苗種屋から発売されてます。多分、一号が早生、三号が中生、五号が晩生だったと思います。苗種屋のHPによると三号の別名称として白山だだちゃと記載されてますがある意味正しく、ある意味不正解です。白山という品種が別にありますので、、、私が購入したのは三号の中生品種です。早生、中生、晩生の育ち方の違いは本当に参考になりました。話がだだ茶豆になってすみません^_^;先程の質問はミニチンゲン菜のような短期間で収穫出来る野菜で他にお薦めなものあるますか?という意味でした。紛らわしい質問の仕方で申し訳ありませんでした^^;

ひろ 2008/09/03(水) 23:03:16
失礼
晩生→晩成でした^^;

リトっぷ 【九州】 2008/09/03(水) 23:53:35
こんばんは,6月〜8月の期間で...(゜_゜
ひろさんの栽培スケジュールですと7月中旬には収穫を終えませんと8月の第2週頃から秋雨の影響を受けてしまいますので2択だと思います。
(1)播種を5月初〜中旬の早い時期にする為に今年の秋作品種を選抜し収穫後に夏大根を播種
※サカタ夏のきざし4播種⇒6収穫 献夏青首4中⇒7初収穫 献夏37号 5初⇒7中収穫 と言った感じです。夏大根は専用品種を選ばないとスが入り易く難しいです。冬のアブラナ科と連作ダブり易いです。
(2)葉物で時無し品種の白菜やキャベツを逆算しポット播種し準備次第定植する。害虫最盛期なので防虫ネットとオルトラン・モスピランの助けは必須。更に、BTトアローフロアブル剤があれば収穫間近に安心出来ます。おおよそキャベツ等も夏に育てると栽培期間は80日前後の品種が多いですよ。軟腐病に注意が必要ですが...

ひろ 【関東】 2008/09/04(木) 08:19:00
リトっぷさん、おはようございます。色々とありがとうございました。


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