クリスマスローズの葉っぱが抜ける

この記事は[園芸相談センター]の過去ログです


なな 【東北】 2008/04/05(土) 20:24:16
先日はクレマチスでお世話になりありがとうございました。

今日はクリスマスローズについて緊急相談です!

今年処分品で購入したクリスマスローズ(ピンク)の茎が地際からすぽっとぬけるのです。
花は3つ咲いています。
症状としては、まず、葉っぱがくたーっと萎れてきて、静かに引っ張ってみると力を入れてないのにすっと抜けてしまうんです!


適期に植え替えもして土も新しいし、寒いときは水を余り与えないようにして、最近暖かい時に半日影に出しています。


このままだと種をとるまえに全部抜けてしまいそうです…。

この株が駄目でも種や挿し木で子孫を残してやれますか?

原因と対策を教えてください(;_;)

リトっぷ 【九州】 2008/04/05(土) 20:49:11
こんばんは。思い当たる節が無いか考えてみて下さい。
寒い明け方にクリスマスローズがくたっとなっている時に慌てて脱水症状だと思い水を与えませんでしたか?

リトっぷ 【九州】 2008/04/05(土) 21:09:45
もし上記にあてはまるなら…以下
趣味の園芸A月号18頁
四季:冬の管理:に明け方萎れている状態は内部の水分を自ら減らし凍結から身を守っている状態で異常ではありません。この時に水を与えると元に戻らなくなります。この記述を読む前に私にも同じ事が起こりました。幸い2本だけでしたが根腐れと思い念のために園芸試験場にレスキューコールしましたが『軽い根腐れでしょう』と言われ以降慎重な水やりをしましたがA月号を読んでやっと原因が解りました。1月とはいえ暖地でこの様な生態を持つとも知りませんし北海道でも地植えで越冬出来る耐寒性の植物が暖地の寒さで防衛するとは思いませんでした。ちなみに1月の気温は5℃以下日中10℃前後でした。2月は何度か雪も降り氷点下にもなりましたが萎れたりしませんでした。

なな 【東北】 2008/04/05(土) 22:39:06
りとップさん、たびたびありがとうございます。

明け方ではないですが、確かに寒い時にくたーっとなっていて、水不足かと思い与えてしまったかと…。


普段クリスマスローズには10日〜2週間間隔で水を与えていたのですが…。


根ぐされだとしたらもう手遅れかもしれないですよね…。


しかし本当にそんな防衛反応?をするなんて凄いですね。
冬に強い植物に疎い私にとっては少々紛らわしいですが(^_^;)

リトっぷ 【九州】 2008/04/05(土) 23:33:45
その水やり頻度ならまず根腐れは無いかと思います。念のためお聞きしますが…
@用土はどのような土で置き場は当時どの様な場所にありましたか?
A開花株を植え替えたとなると鉢のサイズは7〜8号鉢でしょうか?
B今、株立ちはいくつありますか?開花株であれば開花出来ない未成熟な株芽が2〜3芽あると思いますが?

なな 【東北】 2008/04/06(日) 22:57:42
出掛けており、だいぶお返事遅れました。

1…用土は市販のクリスマスローズの土です。
置場所は玄関の、日中はうっすら明るい所に置いていました。もちろん暖房などはありません。

2…鉢は仰るとおり8号鉢です。
3…株は花が3つついたものと、葉っぱが3〜4枚だけの二つにわかれています。
他は全て抜けてしまいました…。
新しい芽も2つ、株元に見えますが、一つは萎れて土に頭をついています。


まだ見ておられましたら宜しくお願いします。

リトっぷ 【九州】 2008/04/06(日) 23:33:10
こんばんは、もう開花は終わりかけているんですよね?荒療治になりますが出来たら花を取って下さい。
私の経験上暑い真夏でこちらでも成長はします。300円の苗1芽から夏で3芽に10月からは新たに2芽でて現在3芽から花茎が出て18輪程度の花が苗からですから初開花ですが咲いています。
これはどう言う事かと言いますと花を咲かせてタネを持っている間は妊娠中と思って下さい。タネを取る事により植物は生殖成長から栄養成長(葉が茂る,新芽を出す,枝が伸びる)へと成育を切り替えます。ななさんのクリローは新株がトラブルで減少していますので,なるべく条件の良い今の季節に新株を殖やす必要があるのです。
根腐れで無いにしろ吸肥力が落ちている植物に肥料を与えても意味はありません。
それからクリローの専用土を始めて苗を買う時に指で触って配合を確かめてみました。おそらく酸度調整されたピートが主体になって赤玉土が5パーライトやゼオライト(根腐れ防止剤)が配分されている様な状態で水持ちが良いのですが通気性が疑問です。株に勢いがあれば吸い上げるので良いのですがやはり過湿には注意して下さい。

リトっぷ 【九州】 2008/04/06(日) 23:46:24
タネを採る前に…とありましたねf^_^;
1花だけに制限しましょうか?たくさんタネを付けると『株が弱る』といいますがニュアンスが違います。栄養成長しないので葉や新芽が作られず新陳代謝が行われないので結果咲き終わる頃には一回り後退するのです。植物は皆そういう性質を持っているのです。例としてトマトは花が咲くと脇に成長点が出来て分枝…花芽が出来る度に分枝成長点が増えるので栄養を集中させるために芽かきが必要になります。←覚えなくても良いですf^_^;

ぽー 2008/04/07(月) 12:26:32
置き場所は玄関の、日中はうっすら明るい場所・・・
ということは、ふだんは直射日光の当たらない場所ということでしょうか。
「うっすら明るい」というのがどの程度かわかりませんが、玄関内でしたら、日照(光量)不足で調子をくずしているのかもしれませんね。

クリスマスローズはよく「日陰でも育つ」と言われますが、もともと好む環境は落葉樹の下です。
つまり、夏は暑さに弱いので木陰で涼しく過ごすのがよいけれども、冬場は日光がよく当たる場所。そういう環境なら、問題なく育ちます。
(とはいえかなり耐陰性があるので、屋外なら一年中明るい日陰でもなんとかイケます)

しかし室内では、日陰といっても光量は屋外に比べてガクッと少なくなります。
開花株だと水もそこそこ欲しがりますが、土の乾き具合はどうですか。水、足りてます?
10日〜2週間に1度の水で足りていた(言い方を替えればそれで足りるほど土が乾かない)とすれば、それも室内管理ならあり得るかなと思います。

要するに過保護にしすぎたのが一番の原因のような気がするのですが・・・
クリスマスローズは寒さには強いのですから、暖かい昼間だけでなく、ずっと半日陰に出してやってもいいと思いますよ。
水も、「土の表面が乾いたらたっぷり」やってみてください。

リトっぷ 【九州】 2008/04/07(月) 13:10:12
いろいろな考え方はありますが。
『根腐れではないでしょうか』(ななさんは根腐れが加湿で起きる=水のやり過ぎと言う事を承知していますので)と言う問いかけに対して私は以下の質問をしました。
@植物の量と鉢の大きさのバランス
A,2芽+新芽2つ,1芽が開花中
A使用されている用土の保水力
A,クリスマスローズ専用土
B置き場所について
A,萎れが発生した当時は玄関内での低光量
これらの状況からななさんのクリローは低新陳代謝状態で水やりの間隔が開くのも納得出来ました。
いかがお考えでしょうか?もっともジョウロでお湿り程度の水やりなら水不足も考えられますがそれは無いと別レスのクレマチスの管理でうかがい知る事が出来ます。
光量不足(室内管理)に関しては冬期寒さが厳しい地域では室内⇒戸外への切り替えが難しく少し遅すぎた感は否めません。現在ななさんは日中は戸外で日光に当てる等の措置を取っており植物を急激な環境変化に晒さないという点では過去は悔やまれますが現在は正しい管理をされていると思います。これを踏まえた上でのななさんへの御提案を申し上げておりますがいかがでしょうか?

なな 【東北】 2008/04/07(月) 14:51:17
ぽーさん、りとップさん、ありがとうございます。

光量不足による新陳代謝の低下が原因なのですね…(;_;)
確かにはじめてのクリスマスローズで過保護にしすぎたかもしれません。

ぽーさんからのご質問の水遣りに関しては、表面は乾いていても、5ミリほど指でえぐると湿っているので、それからさらに待って与えていました。なので水やりは2週間くらい間隔です。(つまり表面が乾くという定義がいまいち理解できていません。)

今朝また、開花中の茎が1本しなっとしおれはじめていました。


それからクリスマスローズのお花は目に見えて枯れないので、摘み時が?です…。

つけっぱなしだとりとップさんの仰るとおり株に悪いですよね。

なな 【東北】 2008/04/07(月) 15:11:24
すみません、りとップさんのはじめの方のレスを見落としておりました。


花を摘み取り、新芽を増やすとありますが、今の状態で種をとるのと、新芽を増やすのと、挿し木と、どれが効率的かつ生存率がいいでしょうか?

とりあえず今朝しおれはじめた1本は花を摘み取り、挿し木してみようかと思っていますが…。

リトっぷ 【九州】 2008/04/07(月) 16:36:31
種蒔きは発芽まで8ヵ月〜かかります,開花までは更に1年程…f^_^;
しかも当家の2月に咲いた花のタネがまだ弾けません。
そして挿し木は出来ません。(:_;)
するとなればキンポウゲ科は『根伏せ』で根による繁殖ですので…これは健康な太い根から不定芽が出るのを待つのです。←それならダメ元で花を1つだけタネを採るのだけを残して花の後ろから切除して代謝を促す方が確実かと思いますし私ならそうします。
花とは色の着いた部分でその後ろの首から切除するのです。

なな 【東北】 2008/04/07(月) 16:45:31
では花を一つ残してあとは切除することにします。

次にどれが萎れてぬけるかわからないので、ある意味かけになりますが。
株が弱るのを防げるのなら…!


本当に細かい説明ありがとうございました。
もし株が駄目でも、今回教えて頂いたことは次に生かしますし、色々とお話を聞いていただけて不安が晴れましたm(_ _)m


ありがとうございました!

リトっぷ 【九州】 2008/04/07(月) 16:52:13
>今の状態で種をとるのと、新芽を増やすのと、挿し木と、どれが効率的かつ生存率がいいでしょうか?

本株が健康な事が前提になりますので…
例え朽ち果てたとしても根があれば発芽の可能性はあります。

それから萎れても抜いちゃ駄目ですよ(-.-;)光合成させる働き手が少しでも欲しいので…そちらの朝の気温と日中外気温は何℃ですか?日中15℃前後,最低は5℃位でしょうか?

リトっぷ 【九州】 2008/04/07(月) 16:55:56
地上部分が朽ち果てても水やりを続けて下さい。キンポウゲ科の多くは地上部分がなくても春になると芽吹いて成長を始める物が多く見られますので。

なな 【東北】 2008/04/07(月) 17:15:43
クリスマスローズには申し訳ないことをしてしまいました…。

何本抜いてしまった(;_;)

こちら、まだ寒さが戻るときがあり、日中は13℃前後、最低気温は3℃前後というところでしょうか。

海沿いなので浜風により寒いときがあります。

リトっぷ 【九州】 2008/04/07(月) 17:45:27
その程度ならクリローにとってはぬるま湯に浸かっている様な感覚です。風が強くてもしっかり陽射しに当てて健康的に育てましょう。p(^^)q
私なら今年の9月まで諦めず水やりを続けます。
PS,去年種蒔きした雪割草がキッチリ1年で発芽した♪不毛のポットを信じて夏も乾かさない様に水やりの努力が実りました♪

なな 【東北】 2008/04/07(月) 21:11:16
凄いですねo(^-^)o
私ならまるはげになった時点で捨ててしまいそうです(・_・;)

9月まで水遣り、半日向管理をして様子を見ることにします!
それで駄目なら根ぐされを疑って掘り起こして見るべきですかね(;_;)

リトっぷ 【九州】 2008/04/07(月) 21:46:07
そうですね〜
そこまでやってこそ次に活かせる経験になるでしょう。d('^#)
そもそも私が苗から始めたのは当家の栽培環境がクリローに夏、暑いのではと言う懸念からでした。無事に開花まで育てられたので本番としてこの冬に八重咲きのパーティードレスのエレガンスパープル(やはり苗)を半額で購入しました。開花株の処分品も目をギラギラさせて見てまわりましたが最悪でしたよ。苗の方が数段マシでした。

なな 【東北】 2008/04/07(月) 22:08:30
きちんとした園芸品店では少ないですが(それか表に出さないだけか…)、スーパーの花屋さんとか日用大工用品店の花コーナーとか、明らかにお店の過失で駄目になった可哀想な苗まで処分品として値段をつけてるのをみるとなんともいえない気持ちになります(T_T)


知識が品数と釣り合ってないように思います(^_^;)
なんて偉そうなこと言えませんが…f^_^;

お花も生き物ですから、動物と同じようにきちんと世話してるとこだと見ていて気持ち良いですよね。
私の近所にはそうした頼れる園芸ショップがないもので、ここでリトっぷさんはじめ、皆様の助言が本当に心強いです!

マニュアル本は淡々と書かれていることが多く、混乱してしまうこともしばしばなので(・_・;)

リトっぷ 【九州】 2008/04/07(月) 23:12:50
最初は本を読みました。
次に(例えば)クリスマスローズの植え替え...適期10月←大体なんで温度表示じゃないんだろ?北と南じゃ10月でも違うのに関東以西と断る意味がわからん!。と書いてあり(どうして〜?)の疑問から全て何事も始まりました。野菜にしても種蒔き時期が袋に書いてあります。(なんで〜?)一生懸命調べて植物園に行って直接聞いた事もあります。サカタの種苗相談室,園芸農業試験場,植物園の相談窓口が相談相手ですf^_^;
1ヵ所だと『またオマエかっ!』って思われそうで(-.-;)
たぶん園芸歴はななさんと同じくらいですよ。熱帯魚は15年ですけど…

なな 【東北】 2008/04/07(月) 23:26:45
好きこそものの上手なれ!ですねo(^-^)o
私も気になったらとことん調べつくすタイプなので、しかも没頭すると不思議と疲れない(笑)

今は覚えたことを復習の意味も兼ねて、旦那に自慢げに話しています(^_^;)

ハイポネックスの《花のしおり》という紙がよくホームセンターなんかに置いてありますが、これはかなり役立ってますよ!

表示も気温を基準にしていてわかりやすく、植え付け〜花後の管理、肥料についてまで事細かに書いてありますo(^-^)o

販売しているお花の脇に置いてあります。(無いものの方が多いですが)

見つけたらそのお花を持ってなくてもついもらっちゃいます。

やっぱり一つの場所に集中して聞くのは気がひけるので、自分で調べられることはなるべく調べていきたいですね(o~-')b

(もうだいぶここでお世話になってしまっていますが…(・_・;))

ぽー 2008/04/08(火) 15:30:09
「解決」ずみのようですが、水やりのタイミングで
>表面が乾くという定義がいまいち理解できていません。
ということについて・・・

「水やり3年」などと言うくらいで、これははなかなか奥が深い問題です。
植物の種類(水を欲しがる植物か、控えぎみに管理する植物か)によっても違いますし、鉢と株の大きさのバランス、季節などによっても違ってきます。
が、ごく乱暴に言ってしまうと・・・

その植物の成長期なら、鉢の表面が見た目に乾燥していたら、水やりのタイミング。
(土の種類によっては見た目で判断しづらいことがあります。そういうときは指でさわったり、鉢を持ち上げて重さで判断したり。また、表面に赤玉土か鹿沼土をパラパラとまいておくと、見た目で判断しやすくなります)

鉢が大きい場合や成長期でない場合は、鉢土に指を入れて、第1関節のところまで乾いていたら水やりのタイミング、と覚えておくといいでしょう。

多肉植物などの水やりは、またぜんぜん違ってきます。
ご参考まで。


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