堆肥作りについて

この記事は[園芸相談センター]の過去ログです


隆ダイ 【関東】 2008/03/07(金) 09:48:33
今までバケツなどで堆肥作りに挑戦しましたが、温度が上がらず、なかなかうまくできなくて、結局は土の中にうめて処分していました。醗酵菌を使ってもうまくいかず、いろいろ調べましたが、イマイチ分かりませんでした。どなたか、うまく作れる方、いろいろと教えてくれませんか?

たちつ 【近畿】 2008/03/15(土) 18:25:08

過湿腐敗と掻き混ぜなくての酸欠だったのかもね。
生ゴミなら、1-2日乾燥させるとか
バケツではなく、ダンボール箱(風通しの良い軒下で雨に当てない)を利用するとか。

糠漬けと一緒で、程よく湿り、程よく掻き混ぜるのがコツ。
敷き藁積層堆肥など膨大な量を作れば、簡単なのですが・・・

腐敗も、醗酵も同じことで、菌や微生物で朽木させること。役に立てば醗酵、嫌えば腐敗。
いずれにしても、畑や花壇など屋外用の肥料です。

醗酵菌も、米糠とかヨーグルトや納豆のパックを洗った汁とか・イースト菌を利用するとか。市販園芸用土や腐葉土を少し混ぜておけばよい。酒粕少々とか・糠漬け少々とか・黒砂糖少々とか、台所を見渡せば何か残り物があるでしょうし。
ただ 悪臭とかコバエが湧くけれども、気になれば使うときに、天日干しすればよい。
堆肥つくりに、失敗は無い。失敗か成功かは、本人の感覚しだい。
抵抗感しだい。

肩の力を抜いて、お気楽に取り組みましょう。


隆ダイ 【関東】 2008/03/15(土) 20:24:49
たちつさん、ありがとっす。なるほど、失敗はないんですね。ちょっと肩に力が入りすぎてたのかもしれません。いろいろな本を見るとどれも発酵熱のことが書いてあったので、気になって仕方がなかったんです。確かに水分が多めでした。少し湿り気くらいでやってみます。発酵菌に関しては菌を入手したので培養、ボカシを作成中です。また、色々とご指導お願いします。

たちつ 【近畿】 2008/03/16(日) 03:13:45

醗酵熱とか糖分生成とか酸の生成とかの規定水準は、必要といえば必要な要件ですが堆肥製造量が少ないと管理が難しい。
なぜそれらが必要かといえば、醗酵過程においての菌の選別切り替わり(菌の種類が変わるとか、有益菌を繁殖させ、悪玉菌を死滅させるとか)がスムーズに行われるためです。

簡単に言えば、冷凍庫とか熱湯の中とか乾物とか水餅ならカビも生えないし、糖分の好きな有益菌や酸の嫌いな悪玉菌もある。
詳しくは、醗酵菌の性質とか醗酵腐敗のメカニズムを検索すればよいかも。
現実の問題として、自然界(森の落ち葉腐葉土)では、醗酵熱の管理などされていない。ただ単に、それぞれの微生物が、生きるために、生存競争しているだけです。その結果其の環境にあったものが生き残り、合わないものが滅びる。
一部を見れば、共存共栄とか、弱肉強食とか、複合的相互作用とか有機的結合とか言っているだけです。 結果的に、材料が分解して、水に溶けて、根が吸収できる状態になれば、肥料の役目は果たします。 尤も堆肥には、肥料分としての働き以外にも、沢山の効果がありますが・・・ 


隆ダイ 【関東】 2008/03/16(日) 06:42:16
おぉ、たちつさんスゴい。確かに量が少ないですからね。チビが昔使っていた、おむつ入れるバケツを使っているので。広い庭でもあれば、いろいろと積み上げてやりたいけれど。確かに自然ではそのような管理なんて行われてないですもんね。勉強になります。いつもありがとうございます。

隆ダイ 【関東】 2008/03/19(水) 07:14:11
たちつさんの言うとおりで水分が関係してました。少し乾かして、ちょっと水分たりないかなぁってくらいでやってみたら、発熱しましたよ。かなりの熱さなんですね。この調子で頑張って堆肥や腐葉土作りをしたいと思います。ありがとうございました。


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