完全リユースできる培養土ってないもんですか。

[園芸相談センター]の過去ログです

あるびの [URL:http://engeisoudan.com/] 2013/09/11(水) 12:38:43
「ハイドロコーン」とか「セラミス」とかは使った事がありますが、いずれも水耕栽培(ハイドロカルチャー)向けのように思います。
一般の植物を普通に栽培できる、保水性があり、普通に水遣りの出来るリユース可能な「土」の代替物ってないもんでしょうか。

水ゴケなんかは結構リユースしますが数年したら腐るし「土の代替物」とは言えないかな〜。

えふ 2013/09/11(水) 16:39:24
雑談掲示板、雑談程度、軽い気持ちで書き込んでいいのかな?

ココピートやヤシ殻ピートなんかは、ピートモスや水苔より分解遅いみたいだし、
保水性もあり、水やりできるみたいですが、どうかな。
トマトやキュウリ、イチゴなどはコレだけで育ってるし。
でも完全リユースじゃないな。
あとは、スポンジとか? ほかは思い当たらないな〜。
私も興味あるので、参考にしたいな。

あるびの 【北陸】 [URL:http://engeisoudan.com/] 2013/09/11(水) 21:13:26
単品では難しそうなので、「ハイドロコーン」「セラミス」の細粒なものに
保水・保肥性の高い素材(高分子ジェルのようなもの?)の素材を混ぜれば普通の土っぽく使えるのかも。
前者は洗えば繰り返し使えると思うけどジェルの耐久性は不明。

えふ 2013/09/12(木) 11:15:32
ジェルを混ぜるの、おもしろそう!
ゼオライト等も混ぜてもおもしろい!?
今度やってみようかな!

Jack9 【中国】 2013/09/12(木) 11:58:07

あるびの さん

大変有意義な掲示板をご提供頂き有難く存じます。
削除依頼へのご対応など、管理・運営は手間がかかり大変だと思われます。
なるべくご迷惑をお掛けしない方向で努力いたします。

さて、
完全リユース可能な培養土素材ですが、少なくとも下記の条件を満たす必要があると思います。
1.物理性・化学性において変質しない。
  または、変質を容易に改善できる。
2.洗浄可能。
3.コストパフォーマンス。

やはり、焼赤玉土などの陶器のような土が可能性大だと思います。
高分子ジェルは、百均のものですが、物理性の確保と使用後の処理が課題ですね。
花手毬の挿し木はできましたが、バラは無理でした。
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ばんざいうさぎ 【北海道】 2013/09/12(木) 13:08:18
ジェルを土に混ぜるのは通気性が悪くなる様な気がします。紙おむつなどに使われている高吸水性ポリマーの方が粒状で通気性は良いかも?

実際、砂漠化してしまった土地の植林などで利用されているとも聞きます。粒の大きさも各種ある様ですから、適度な大きさのが見つけられれば置き場により乾きが早すぎるなども改善されるでしょうね。

まず水に浸して充分水分を吸わせて粒がぽろぽろに成ってから適度に湿らせた土に混ぜると馴染みが良さそう。

たちつ 【近畿】 2013/09/12(木) 15:16:20

私個人としては、団塊粒子は、いずれ単粒粒子になるので、歩留まりが悪い。
有機質は、分解されて、微粉末ヘドロ化するので、これも耐久性が無い。
それなら、最初から単粒子を主体にして、(実質には、単粒構造)
団塊構造の性質を加味すればよい。(性質は団塊構造)

と言うことで、0.5-2mmメッシュの川砂、0.5mm単位で、調整に、粗い腐葉土と細かい腐葉土(これも微調整)を、配合し使用しています。
時として、団塊構造の鹿沼土の小粒も配合。
時として、鹿沼土は、団塊構造なので、鹿沼土の中で、病原菌が繁殖する場合がある。 植物により、新しい鹿沼土を買い求めるか、殺菌剤・煮沸殺菌する必要もある。
真夏の太陽熱殺菌では、不十分で、病原菌腐蝕菌は、休眠する。
新しく買ったほうが、無難。

再利用と言う面なら、鹿沼土(柔らかい)や軽石・人工発砲石・・・空間がある。
や 川砂(雑草の種子や藻類がある) 山砂(バラツキがアル)・海砂(塩分がある)、
自家製骨粉(鶏・豚・魚)・貝がらを粉砕(特に、珊瑚や牡蠣の貝殻)・蟹海老の甲冑やや烏賊の甲羅・卵の殻かもね。・・・・不快虫・腐敗悪臭・手間隙がかかる。破片で怪我をする。反面一度その欠陥を始末すれば、10年以上利用できる。市販の骨粉は、細かすぎる。ペレット練固形肥料を作るのには、細かい微粉末の方が良い
市販の園芸配合土(花・野菜用)は、一回限りで、ほぼ9割ほど、毎回廃棄処分しなければならない
その他、バーベキュウのそのまま廃棄する運命の、残りの炭も結構長持ちする。現地で、粉砕して必要なものだけより分け持ち帰る。

棘サボテン用の配合土は、その特性が長持ちする・・・5-10年以上
と言って、雑菌・排出分泌成分の関係で、棘サボテンには、再利用しないほうが無難。

最近は、ランの土に、一般的には、ミズゴケを利用しますが、結構高価なので、鹿沼土やダンボールの中の波板を混ぜて観ようかとも考えています。

便利と言えば、生ゴミのティパックを、そのまま乾燥させて、鉢底石の上に敷いたりしています。
お茶ガラの葉とか、麦茶や玄米茶は、ダメ。

用土が、乾燥しすぎるようなら、米糠を少しこげる程度に、炒って油分を抜き、水に溶いて、少しづつ、微調整している。・・・コバエが湧く。

私は、行楽のお土産は、土や小石ですから・・・・珍しいもや美味しいものは、何もないし、近所の名店街で買ったほうが、美味しいし、手間隙が楽。
更に、土や植木鉢には、散財したくない。同じ散財するのなら、育てたことの無い草花の一つでも、調達したい。 という考え方。
もっとも、これといった、魅了に値する草花も見当たらないですが。

このような心境です。


たちつ 【近畿】 2013/09/12(木) 18:06:21

ある種の植物は、鉢底石(花崗岩を使っていますが)でさえ、微塵粉土に、粉砕してしまいます。 根のく溶性分泌物が強いのかどうかわかりませんが。 といって、プラ鉢は、割き割ることはあっても、風化させない。プラ性中敷も風化していなかった。焼き物植木鉢は、すぐに割ってしまうので、使用していませんが。
花崗岩がいくらもろい・崩れやすいといっても、1-5mm粒程度になったら、それ以上壊れないものです。 尤も容易に崩れない程度のものをより分けていたのですが、跡形も無いほど粉になっていた。
使用した用土は、黒色で、粉になった底石は褐色と明確に判別地層になっていた。

となれば、大量栽培地には、石・瓦礫が存在しないことになる。
岩石で、どうにも使い物にならない土地を、掃除するのに、有効な植物であるとも、考えられる。


バラふぁん 2013/09/12(木) 19:57:05
私は日向石使ってます。

水はけが良すぎるのが弱点です。石の形は1年たっても全く壊れません。
ただ、これは超硬質赤球土と同じかもしれません。

実は結局、植え替え時に捨ててます。連作と同じで、悪い細菌が増えてきて
しまうような気がするんですよ。

あるびの 【北陸】 [URL:http://engeisoudan.com/] 2013/09/12(木) 21:23:30
硬質赤玉土や日向石などは一般用土と比較すると高価ですが、
水耕栽培用のハイドロボール系のものよりは安価で入手しやすいし基材に良いかもしれませんね〜。

いっそ基材だけで植え込んで、底面吸水鉢のように基材の中に不織布を
縦に仕込んで水を吸い上げるようにしておいて軽く腰水すれば鉢内の水分も一定に保てるかも。
でも直射日光が当たるところは厳しいだろうし植えられる植物が限られるかな〜。
ってゆーかこれじゃただのハイドロカルチャーのアレンジ版??

たちつ 【近畿】 2013/09/12(木) 23:48:35

底面吸水方式も、多く利用されているので、悪くはないでしょうが、
ある程度は、水耕栽培のように、ろ過しないと なにか支障が出る可能性があるような、ないような・・・・・・
雑菌・腐敗・排出分泌物の堆積濃縮・肥料成分の偏り。 尤も水タメ皿?水受け皿?は、清潔にしているのでしょうが・・・・

デュランタなどは、結構水揚げが良いので、すぐに水切れで、萎れる。
そこで、面倒なので、深い水受けに、水を入れて、なくなれば、補給している状態ですが(今の時期は3日でなくなる程度ですが、2日しか保たない) アジアンタムも同じ。
サツキやガーベラは、2日予定ですが、1日で蒸発する。
今のところ、何の支障もでていない。
アジアンタムは、5年以上植え替えていない。その他は、今年の春に植え替えた。

他所の室内管理の水受け皿を観察するに、時々 水に白い黴が生えている。一体何日ほったらかしているのか、疑問に思う今日この頃です。
黴が生えたら やはり、植物にも、張艶がない。
末永く追跡調査していないので、その後の経過はわからない。
一応水受け皿は、汚れ防止であって、水タメ皿では、ないと回答していますが。

一寸機会があったら、また覗いてみたいとおもっていますが
知人のおうちでは、コチョウランを すぐにミズゴケが乾燥するので
面倒といって、高級浄水器の排水パイプを差し込んでいる。
当然ミズゴケは、常にびしょびしょ ですが、葉にはシミ一つなく元気に育っているし、花時には、綺麗に咲いている。3年程度は、確認している。最近はご無沙汰なので、その後は、解らない。コチョウランには、直射日光はあたらないものの、窓が東向きなので年中朝日は差し込む。事務所なので、大型空調が、ルスや春秋以外には稼動 南側は、全面ガラス張りで、冬でも晴れておれば、結構暖かい。真夏は太陽が真上に有り、日差しはさえぎられる。

またこのようなことも有る
カニバサボテンを植え替えした。 同じ土に同じ時期に同じサイズの植木鉢に、9鉢植えた。事情があって、3鉢づつ65cmのプランターの中に入れて、放置した。プランターは隣どおし並べてあります。日当たり条件は、午前中は朝日のあたる木陰。
ところが、No1のプランターは、3鉢とも全滅壊死で、No2は、3鉢ともそこそこ育っている。No3は、3鉢とも半死に後復活。

エケベリアも、もともと直径3cm程度の不用品を貰ってきた。
環境が良かったのか、
No1とNo2の鉢植えは半年弱で、直径22cmと15cmと大きくなった。
予備苗のプランターは、7-10cm で、捨て苗の地植えは、あいも変わらず3-5cmと大きくなっていない。それぞれ土は同じで環境が多少変わる程度。捨て苗は、カチカチの土。プランターは、ヒアタリガンガンで、多少高温過湿で、根腐れ落葉有り 植木鉢は、植木鉢には直射日光遮断ハッパは、午前中日当たりガンガン。
一寸した環境の違いで、これだけ差があるのかと思う。

色々な事例を見ているので、反って訳が解らなくなったりします。
環境があっているのでしょうね。

雨水と水道水でも、育ちがぜんぜん異なる。雨水が良くて、水道水は悪い。雨水でも、天からの直接おちる雨粒より、色々と経由してきた、側溝の雨水のほうが良い。樹木のしずくでもかなり良い。特に幹に伝って流れる雨水は、重宝している。

ということで、テキストはテキストとして、参考にしながら、何でも自分で試してみないと判らないものです。


ばんざいうさぎ 【北海道】 2013/09/13(金) 16:42:11
私の場合は使っている物で使いまわし出来そうなのは多肉植物専用土の、鉢底石と同じ様な軽石的な物を細かく砕いたタイプの単体の物ですかね。

他の資材が混ざっていなければ、植え替え後によーく洗っておき熱湯にしばらく入れて(できれば屋外でしばらく煮沸したい)熱湯消毒後に自然乾燥させればなんとか使いまわし出来るんじゃ?とは感じます。
ただ、病害虫の予防は出来てもその石の細かい穴の中に住んでいるであろう在住有用菌なども殺しちゃうでしょうから、ほとんど完全リセットなんですよね・・・。
ああいう質の石は採掘後一度も熱は通してないと思うので、購入して使うよりもリサイクルして単独で使うのは植物への馴染みが悪くなるかな?とも思っています。
この方法を試したのは多肉植物のハオルチアの種子蒔きと幼苗の時だけ。できるだけ無菌が望ましいので理にかない、実際発芽率も育ちも良かったのですが(多分にハオルチアの品種自体が強いのもあるかも)普通に植え替えての試験栽培はまだ行っていません・・・。化粧土代わりに表面だけに使う分には良いでしょうが・・・。

他の資材をまぜてしばらく寝かせれば使えそうとは思いますが、一度混ぜてしまえば次にリサイクルする時に他資材を分けるのが面倒・・・。

結局、多肉植物の専用土使い古しのほとんどは軒先にまいてしまい、他の植物の植え替え時に出る古い普通の土は大抵コンポスト堆肥の中に入れてしまいます。完全に使いまわせるのは鉢底石のみ。ざっと洗って乾燥させておきまた使いまわします。

結局個人的には土の再生はコンポスト堆肥がロスが少なく手軽かなと感じています。同じ状態に戻して前と同じ使い方とはいかないものの、熟成の済んだ物を市販の安い土(堆肥や肥料の入っていないもの)に混ぜておいて育苗時の用土として使うのを繰り返してます。
庭の宿根草の周りや庭木の根元などに入れておくと土質の維持にも役立ちますし。コンポスト堆肥(なるべく入れられる物は多種類入れ、有用菌の堆肥化促進剤もいれる。)は植物繊維の土への補給と地力を維持するには優れ物と感じます。生ゴミも減り、堆肥を買う費用も減らせますし。

植木屋 園主 【九州】 [URL:http://green.ap.teacup.com/oujien/] 2013/09/13(金) 23:05:22
こんちは〜♪
質問の趣旨にはちょっと違うかと思いますが^^;
使い回しと云う事なら私の場合は
挿し木用土に使用している薩摩土(細粒)ですね。

挿し木の種類によっては難易度の高い樹種から次年度は難易度の低い樹種へ使用しています

使用法としては
先ず最初挿し木した時に、落葉した枯葉とか発根不良の穂木などは
確認次第その都度除去する様にして
不純物がなるべく混入しないような管理をしています

その後活着した苗木として取り出した後に
粗めの篩に掛けて残った根などの除去後に
そのまま炎天下(雨曝し)での天日干し(数週間以上)でビニール袋に取り込み屋内保管!
その後必要に応じて二度目の使用(難易度の低い樹種への再使用)としています
他に山野草の土としてもそのまま順次使用しています

また残る分については園芸用土を調合する際に、割合に応じて混入して最終処分でしょうか・・・。

ジェルも根土は清潔&見栄えの良い土(テーブル上に置く為)と云う事で注文依頼により使用しましたが、不純物など混入している場合分離除去はかなり無理かと思います

あるびの 【北陸】 2013/09/14(土) 22:34:10
ジェル系はちょっと難ありなようなので次の案を!

挿し木・種まき用のロックウールをよく使うんですが、これの吸水力は凄まじいです。
十分に水を吸わせれば一週間以上経ってもまだ湿っているのでズボラな私にピッタリな品。
コケむすまで数回リユースできます。
コケが生えたら細かくして普通の培養土に混ぜてリユースします。
でも植え替え時にそのままの形でゴロっと出てきます。

と言う訳で吸水材としてコレを鉢内に仕込んでおくってのはどうでしょうか?
ブロック状のまま入れたりちぎって入れたり方法は考えられますが。
基材とは物理特性が大きく異なるので植え替え時の分離は容易と思われます。
根が入り込むと除去が困難ですが、そこはそのままにしてその植物に差し上げると言う事にして
基材のみ洗ってリユース。ロックウールはその植物がリユース。

タネツギ 【関東】 [URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/] 2013/09/18(水) 16:28:11
次によりリサイクルしています。腐葉土を加える以外は、新たな土を加えていません。
http://homepage2.nifty.com/tane-tak/fmsg/furututi.htm
これで育ってくれないものは、育てません。


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