芝生に進出してきたイワダレソウについて

[園芸相談センター]の過去ログです

あおむし 【関東】 2013/07/25(木) 22:35:44
ビルの屋上の芝生に、隣接した花壇に植えてあるイワダレソウが入り込んできました。対処法についてアドバイスをお願いいたします。
芝生の下の土の厚さは10Cm程しかありません。またスプリンクラーは設置されているものの、夏場の高温と乾燥で厳しい生育条件下あるため、常に良好な生育状態に保つのが難しいというのが現状です。そのため、少しでも芝生に負担をかけずに済むように今までは除草剤を使わず目立つ雑草を手で抜くのみにとどめてきました。
しかし丈の低いイワダレソウは芝刈り機でも刈り取ることができないのはもちろんのこと、芝生の間に入り込んだところを手作業で完全に抜き取ることは困難です。成長速度も速いのでいずれは制御不能になるのではないかと危惧しております。
そこで今、芝生用の除草剤を使用することを考慮しているのですが上記のような条件下での使用についての妥当性や注意すべき点、そしてイワダレソウの除草についての有効性についてのアドバイスをいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
ちなみに芝生に隣接した場所にイワダレソウを植えるというのは大変無謀なことであるとは思うのですが設計者はやはり過酷な条件下にある花壇をカバーし、強風による土の流出を防ぐという目的でイワダレソウを植えてしまったようです。

たちつ 【近畿】 2013/07/26(金) 04:38:32

イワダレソウと芝生の共存・・・屋上緑化

結論として、何を重きに置くかということを再検討し、その目的意識を確定し、共通意識として広報しないと仕方がない。しこりだけが残る。
4の意思決定が、理解されていない。又その弊害について、突っ込んだ打ち合わせがなされていない。
代金を支払った後の責任・管理は、所有使用者にあるということが、理解していなかった。・・・・発展拡張性に関して、無頓着であった。
従って、私は、大変無謀とは思わない。 イワダレソウの性質やメンテに関して、無頓着であったと思う。
エレベーターの定期検査はしても、屋外避難階段は、まず検査することは無いと思う。 検査しても、防犯対策程度で、避難対策は、想定すらしないものです。屋内共用避難階段なら、まず、屋上から、地上まで、降りることは無い。エレベーターの定期検査すら、いつしたのかも確認した人はいない。このような感性です。

>ビルの屋上の芝生に、隣接した花壇
>芝生の下の土の厚さは10Cm程しかありません
>芝生に隣接した場所にイワダレソウを植えるというのは大変無謀なこ
>とであるとは思う・・・・3

>設計者はやはり過酷な条件下にある花壇をカバーし、強風による土の
>流出を防ぐという目的・・・4

さて、本論として
>対処法についてアドバイスをお願いいたします。
まず、イワダレソウが邪魔なら、相当の努力して、撲滅しないと仕方がない。・・・長年にわたり一本一本の根を引き抜く。又は、短絡的に、芝生を剥ぎ取り、張り替える。除草剤では、一時的に枯れても、完全駆除はできない。一節一根が残れば、そこから再び、繁殖しだす。

私なら、芝生の花が咲いていると割り切って、芝生とイワダレソウを共存共栄を図る。イワダレソウの蔓茎で、ツマヅキ転倒するという危険も考えられますが。ゴルフもしにくくなる。掃除の時に、熊手がイワダレソウのつる茎に引っかかるなどなど。

レンガを並べて、ボーダーラインを作りこまめに監視メンテするなどをするとかでイワダレソウの進出を防ぐとか。
何でも、一長一短はある。

屋上緑化で、一番大切なことは、防水層がわかりにくいので、防水を破らないこと。 あわせて、排水溝の詰まりには、常に監視しなければ、ならないことです。・・・・大抵は、この2点には無関心で、取り扱いも乱暴になるし、雨の1滴でも、漏れれば、相当巨額な修繕費と日時がかかる。
設計段階でも、建物の崩落強度計算・増加重量計算をしても、雨漏り耐久性・劣化性に関しては、していない。 その根拠は、研究していない。データーを取っていない。
多分大丈夫だろうという程度。契約時にも、引渡し時にも、説明・メンテの仕方を受けていないと思う。

イワダレソウは、環境適応能力が強い・繁殖力が強い・安い・病害虫にも強い・植え付け工事も簡単ということで、土木工事の斜面の簡易養生に最適として、採用普及されてきたものです。・・・土とイワダレソウの切り刻んだものを混ぜて、吹き付けた工事方法。

ということで、草丈も低いことですから、芝生のイメージを芝生のみと考えずに、共存共栄を図ることをお勧めします。


あおむし 2013/07/26(金) 22:29:09
イワダレソウと芝生の共存ですか。
どのような形で平衡状態に達するのか私には予想しがたいものがありますが、イワダレソウを排除しきれない場合にはそのような可能性を探る必要もあるのでしょうね。今しばらくは芝生を維持すべく努力しようと思いますが共存という案も将来的な選択肢の一つとして考えてみることにします。。 
漠然とした質問に回答をよせていただき、どうもありがとうございました。


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