7:3の鉢土、水持ちをよくするには?

[園芸相談センター]の過去ログです

バラ美 【近畿】 2013/04/09(火) 23:25:30
ばら中心に鉢植えがたくさんあります。
市販の、ばらの土では、色や重さからは、水やりのタイミングが解りずらく、水ひきがわるいと感じて
赤玉:腐葉土=7:3
を基本にして、ピートモス1とパーライト少したしています。

西よりの南向きの我が家では、すぐ乾きます。
来季の土替えのために、割合を変えるとか、何かをたすとか、
アドバイスいただければ、うれしいのですが・・・

たちつ 【近畿】 2013/04/10(水) 13:29:57

鉢植えと水やりの適期とは

色々な考え方・手法があるでしょうが・・・・・
基本的な考え方として
まず、自分なりの基準が確定していないように思う。
人間の先入観で、判断しないこと、薔薇の気持ちになることが大切かも。

最高の条件を求めたい事は、誰しも同じですが、私は、最悪 (枯れる・育たない・花が咲かない) でなければよいと言う考え方です。
花の一輪も咲けばよい。 生きていれば、そのうちに沢山綺麗に咲くだろう。という考え方。・・・営農ではなく趣味である。コンクールに出す気もない。

>水ひきがわるいと感じて
水引が悪ければ、どのような障害があるのか (・・?

>すぐ乾きます。
すぐに乾くことがなぜ悪いのか (・・?

保湿の良し悪しは、どの程度になれば、新芽若葉が萎れるかという事を、基準とすれば、簡単と思う。
萎れてから、潅水して、半時しても、シャキっとしなければ初めて、乾燥しすぎると感じればよいのでは。
個々で、萎れるということに、注意すべきことは、
初春から、蕾が確認できるまでの、萎れです。これはその後の生理障害を引き起こす可能性が多い。・・・花が綺麗に咲かない。蕾が付かない。
それと開花中の萎れ・・・・花が萎れたら快復しにくい。せっかく咲いた花が終わってしまう。特に薔薇の春花。
その程度と思う。

市販土・書籍紹介などの最適培養土とは、手間隙いらずに、誰でもいつでもそのような土を使えば、それなりに失敗なく育つだろう。育つはずであるという、一つの目安。・・・・土に関してのたった一面のだけの限定基準でしかない。スタートの位置取り程度。

さて、保湿に関して
土にいくら保湿性が有っても、四季折々の自然変化・成長度合い・薔薇の大きさなどによって、違うことは、誰しも認知していることです。
と言って、鉢土は、毎日そのたびに植え替えることはできない。
鉢栽培は、人工性が強く、自然に反しているので、薔薇と土の間には、色々とかけ離れている。それを経験値で常に調整しなければならない

保湿不足は、土の含水量-薔薇の吸水蒸発量-土からの蒸発量+潅水滞留量ががマイナスになったとき。
このときに、薔薇の体内の蓄水が、蒸発消費されたら、萎れるということで、根が悼んでいれば、吸水できないので、薔薇本体も快復しない。

根の成長には、水のみでなく、酸素も必要で、薔薇の生長には、栄養素(元素イオン)も必要。栄養素は、水に融けなくてはならない。
栄養素を栄養(エネルギー)に変えるために、太陽光が必要。生存のためやエネルギー変換のために温度も必要。
ここに、保湿・排水性・通気性・保肥性・倒壊防止性・環境調整や病害虫防除や用土の陳腐化不適合による植え替えとかが要求される。

>赤玉:腐葉土=7:3
だけで、十分すぎるように思う。

どうしてもと言うのなら、植木鉢に水受け皿を敷いて、水をためるとか、(水受け皿の減り具合で状況確認できる)
植木鉢をヒカゲにして、涼しくするとか、表土に、軽いし・鹿沼土・腐葉土などで、マルチングするとか、土の粒子や腐葉土を適宜細かくするとか、土をカラカラに乾燥させないとか(はっ水して含水しない)・鉢の内側に、薄いスポンジ(刺身の下敷きについている。肉汁吸水スポンジや吸水紙・紙おむつ)を張るとか、雑草や球根や苔を植えつけるとか
二重鉢にして、その外側の鉢にも、培養土を1/3程度入れて、根を逃亡させるとか、内鉢は、スリット鉢が良いかも。
モット大きな植木鉢に植え付けるとか。

・・・・その程度や功罪は各自実験すること。

潅水と水遊びとは違う。・・・潅水とは鉢土の隅々まで、いきわたるように、たっぷり上げることで、水遊びとは、水をかけただけで、十分に水をあげたつもりになること。土が陳腐化してくると、排水専用の通路ができて、水やりが水遊びになる。水は鉢底より流れ出ても、土の中はカラカラと超乾燥している。この状態では、酸素も不足している。
・・・このチェックは、植え替えるときに、土の保湿状況や根張り・根の位置関係、密度で判断できる。
根を観れば、栽培者の性質がわかる。現れると言うことです。

何でも、好奇心をもって接すると、後々役に立つかも。
先入観を捨てること。
因みに、私は、尤も不適格と言われる単粒子である小砂と腐葉土で植え付けほったらかしの、雑草ボウボウのジャングル状態でした。
雑草ボウボウの良い点は、潅水がいらない。雑草と薔薇が大気湿度と土の保湿を共有し、お互いに協力している。少なくとも、表土下3cm前後は、湿潤に保たれる。ジャングル状態で、雨ざらしですから、鉢植えであっても、潅水も施肥などした事はなかった。
ジャングル栽培も、飽きたので、現在植え替え中。
綺麗にするということは、自然破壊の人工的な行為ですから、常に観察し、メンテしなければならない。と言うことかも。
どういうわけか、他人から観れば、この単粒小砂培養土?が余程良い土と思うのか、この土がよく誘拐されます。・・・これが問題ですね。
  (・・?

と云うことで 余り土のみにこだわらないほうが良いように思う。
こだわりの方向性は、観察と改善に気配りしたほうが良いかも。
薔薇は枯れるように力を注いでいない。成長して、子孫繁栄に全精力を費やしている。枯れるということは、人為的なミスがほとんど。
自然に調和させる方向へ、気配りすればよいように思う。

余談ついでに、またまたお騒がせの鳥インフルがおお流行です。そこでマスクにかんしての欠陥?は、埃◎毛の中に長時間いれば、マスクの外側が綺麗でも、内側が真っ黒けで汚れている。当然鼻の中も真っ黒け。塵埃とウイルスは、どちらが大きいか・何を意味するかを考えれば、マスクの使い方をいまひとつ考える必要が有るのかも。マスクは、しないよりしたほうがなんとなくましだろうという考え方が無難。
今回の植え替えで、新たに気がついたことは、雑草◎毛の土は、愛犬ヨークンは、食べる 反面新たな培養土は食べない。 自然調和していた土には、何か魔法のエネルギーがあるのかもしれない。
専門用語は忘れましたが、ブナ林の清水には、栄養素以外に生命を育む特別なエネルギー源が溶け込んでいるという、論文の抜粋をネットで読んだことがあるる。このようなものかも知れない。
欠点と利点は、紙一重・表裏一体のものと考えたら楽。 どちらに比重を置いた方が好きかと言うことかも。


gardenfan 【近畿】 2013/04/10(水) 20:21:28
バラの用土構成は人様々ですが、名人クラスなら赤玉中粒4、腐葉土4、籾殻燻炭1、バーミキュライト1、ピートモス0.5、米糠0.5程度をブレンドされている方が多いです。私はこの構成をブレンドして二週間経ったものを用土として使っています。1の構成の分は適当です。


同じ用土構成でも、鉢をコンコンと叩いて土をなじませる、結果土はふかふかな状態を勧める方もいらっしゃいますが、逆にバットなどで土を突き固める方もいます。こうすると水はけは悪くなりますがその後の潅水による水道が形成されにくいので結果的に根が張りやすくなります。
またピートモスや堆肥でマルチすると水の蒸発も抑えられますので病気対策以外の効果もあります。
つまり、用土構成だけでなく、鉢への投入方法やマルチなどによっても水の蒸発度合が相当違ってきます。

バラふぁん 2013/04/13(土) 20:50:06
”水ひき” ってなんですかね。

鉢に水を入れた時に、水がたまったままになる、という意味ですか?
それは好ましくないでしょう。土が固くなっているのではないでしょうか。

マルチングをしないで、水道水をそのままかけると、そういう状態になり
がちです。

土の蘇生ですが、今より水持ちを長くするのは難しいと思います。鉢を
大型にする、マルチングを分厚くするとかすれば、水もちは良くなりま
す。

gardenfanさんがお書きになっている突きがためには疑問を持っています。
菊栽培では用いられるようですが、バラでは無理ではないでしょうか?
呼吸に必要な空気はどこから手に入れるのかなと思います。理屈に合い
ません。

gardenfan 【近畿】 2013/04/14(日) 12:23:40
バットで突き固めるといっても水道が形成されにくくする程度で、水が浸透しない訳ではありませんので空気も入っていきます。赤玉土4程度ですのである程度付き固めないとスカスカの状態になり、簡単に水道が出来て潅水が行き渡らなくなります。
バラの場合は菊栽培からの方も多いので突き固めしている方も結構います。
赤玉土7程度に土分を多くしてしかも滅茶苦茶突き固めると赤玉土の粘土板のようになって水がほとんど通らなくなりますから、突き固めといっても程度もんです。

バラ美 【近畿】 2013/04/21(日) 01:20:31
[[解決]]
ありがとうございます。
水のやり方の工夫を、実践してみて、よくわかりましたし、赤玉土の粒の大きさ、また土の入れ方などで、微妙にかわってくるもとだと、よくわかりました。
いろいろ工夫してみたいと思います。

たちつ 解決済み 【近畿】 2013/04/21(日) 07:47:08

レスにレスをつけないのが私流ですが、 たまたま気になったので一言。

>突きがためには疑問を持っています。
一見出鱈目で、無謀なムチャな考え方ですが、時と場合により日常的に利用しています。

一般的には、地固めとか地決め(水決め)とか足で踏み固めよ・丸太で突けとか という専門用語?で代表されています。
庭木・地植え用語、鉢植えなら、トントンと軽く植木鉢を叩くとか揺するとか、割り箸で突っくとか云われます。

この意味は、根の隅々まで土を詰め込んで? 根と土を密着させる・馴染ませる・土を固め苗(植木)の安定化を促すことを主にその目的とする。
根の隙間をつめるのなら、水を流せば、自然に埋まるだろうと思いがちですが、埋まるのは埋まっても、隙間はできるし、細かいヘドロで埋まる。 それでは何のために培養土(土をほぐす)を使うのかと言うことになる。
そこで、せっかくフカフカにした培養土を少しでも根にまわそうと言う考え方。
空間が大きければ、根も乾くし、地盤沈下もするし、苗の安定性も無い。などの防止処置。 それ以前に、埋めた根・土の中は簡単には見えない。

いくらバットで叩いたとしても、せいぜい10cm程度。
重機のブルドーザーやユンボで踏んでも1mもかたまらない。と言って土壌改良剤も使えない(硬化剤)
相当の力と回数が必要。・・・獣道や通路には草が生えない
バール(大きなくぎ抜き・破壊道具の一つ)で、つついたほうが早いかも。
時と場合により、ユンボを使ったり、丸太やバールを使ったりすることもアル。 結局いずれにしても、支柱と水決めが一番楽かも。
水が無い場所もある。時間がないとか 支柱が間に合わないとか足らないとか 面倒と言う横着とか。 いろいろ。瓦礫を埋め込むとか
要は、移殖方として、検査が通って、お金を気持ちよく支払ってくれればよい。
後々のメンテサービスという面倒な問題として、枯れない・倒壊しなければそれで良い。
引渡し後(保障期間終了後を含む)の維持管理は施主(注文主・所有者)の問題。


たちつ 解決済み 【近畿】 2013/04/21(日) 07:51:59
[[解決]]

地盤沈下防止もある。



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