バラ用ぼかし肥料
ポロワン
【四国】
2013/02/12(火) 09:54:25
生前母が鉢植えでバラを育てていたころに購入した、バラ用ぼかし肥料なるものが倉庫の奥から出てきました。
寒肥や追肥、消毒などは適度に与えてきましたが、ぼかし肥料なるものを利用したことがありません。
ぼかし肥料とは、通常の肥料よりも効果をぼかしたもの(ゆるやかにしたもの?)と理解していましたが、いまいち使い勝手がわからなくて・・・
そろそろバラの寒肥を上げなければ芽が動き始めているので、このぼかし肥料で間に合うかどうかお伺いしたいです。
あと、ほかの花木(オオテマリ、ラズベリー、レモンなど)に使っても問題がないでしょうか?
よろしくお願いします。
ばんざいうさぎ
【北海道】
2013/02/13(水) 02:49:41
ぼかすとは、色をぼかすなどと同じ意味あいで直接の意味は「発酵させた」という意味です。ぼかす=ゆるやかという意味では無く、効き目は反対にとても早く効率よく効きます。
単体でよく使われる有機質肥料を4種ほど混ぜた物を微生物発酵で分解させたもので、主に追肥として使います。
効き目がよく少量で充分ですので使い方や使う量を間違うと植物が弱ってしまう事もありますので「ボカシ肥料とは」や「ボカシ肥料 使い方」をキーワードにご自分で検索なさって、ヒットしたサイトのいくつかを良くお読みに成って詳しい効き目や使い方をきちんと把握なさってからお使いに成って下さいね。
なお、植物のどれとどれに使えるかはそれぞれどんな有機質が使われているか、どのくらい混ぜたかで比率がそれぞれ変わってきます。袋に成分比率(10:10:10など)が書かれていませんか?これはそれぞれ窒素:リン酸:カリの比率を表していて、全部同じ数値だと全部同じ量で入っていると言う事です。花や実が目的の場合はリン酸が一番多い比率の物か、平均して入っている物を使いリン酸単体を足してあげる必要があります。
リン酸を足す方法には開花促進剤という液肥の様な物を買ってきて開花時期が近づいてきたら決められた濃度で薄め適宜水やり代わりに与える方法もあります。開花促進剤はいつもはあまり肥料を欲しない植物の開花期だけリン酸を与えたい時にも使えます。
窒素分が多すぎる比率の場合はそのまま使うと花や実が成りにくくなる事もあるので、使う時には肥料が混ざっていない土などに混ぜて全体に成分量を薄めてから使い、足りない成分はそれぞれ単体で調整して与えると良いと思います。
たちつ
【近畿】
2013/02/13(水) 03:04:12
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ぼかしとは
ボケる(曖昧 明確でない)・蒸す(醗酵)を転じた(派生)もの。つまり結果的に、作るのも使用した肥料の効果も緩やかである。
簡単に言えば、有機肥料・醗酵堆肥のこと。
>バラ用ぼかし肥料なるものが倉庫・・・・
どの肥料でも、袋のどこかに、肥料や材料の成分や栄養素の含有率が書いてあるので、まず確認すること。
確認したら、換算すること。 換算とは、一つの基準にそろえることですが、ここでは、絶対値世界基準を体感値経験値に換算することです。
長さで云えば、Xm Xフート Xヤード X尺 X歩 X尋など色々ありますが、どの単位が一番使いやすいかと言うこと。
解らなければ、少ない目少ない目薄い目で使用し、徐々に生育の様子を診ながら量を増やしていけばよい。
不安なら、使わなければ良い。
一番楽な方法は、使用説明書の通りにすればよい。
薔薇以外でも、何にでも使用できる。
・・・・問題は、それぞれの環境における使用量です。リスク問題の多くは、質より量です。肥料はなくても枯れませんが、多いと枯れる。
ここが、動物と植物の違いです。
そこで問題になるのが、新しいか・古いか もう使えるのか・未だ使えるのかという不安です。
醗酵(心地よい)も腐敗(気持ちが悪い)も同じことですから、どのような状態でも使えし、使えなければ、植物自体が使わない、使えるようになるまで待つ。人間だけは、経験値を無視して知恵と想像(そのときの気分)で、勝手に判断し行動する。想像が最優先。
自然界では、すべて、経験値=観察・学習・決断する が最優先する。
>そろそろバラの寒肥
寒肥としては、もう遅い。 今からなら、基肥料か、芽だし肥料です。
寒肥料は、肥料となっていますが、昔の考え方(肥料に改良材も含まれていた。) 今は、土質改良材の意味で、肥料ではない。
冬は、植物の冬眠時期ですから、肥料はいらない。冷凍しておけば腐らない。人でも、爆睡していれば、食べないし、食べれない。 冬眠と言えば、熊を連想しますが、冬眠前に無理やり食べてその後に寝る。
ただし、白熊には、冬眠は無い。真冬こそ最高の狩猟時期です。氷が解ければ、獲物が獲れない。
本来の寒肥とは、田畑を長年使用していれば、土が疲弊して、無機物(砂・瓦礫)になる。無機質になれば、水も栄養素もなくなる・偏る・土も固くなる。そうなれば、根が育ちにくい。
そこで、有機質を混ぜれば、土は、植物の根の育ちやすい環境になる。
暖かければ、色々な植物が植わっているので、改修工事も手間隙もないので作業ができない。冬なら、暇なので、大幅にしやすい。
初冬の農閑期にすれば、雑草も・野菜草花もないし、人出も暇なので、便利。
そこで、土が無機化・陳腐化していれば、堆肥(藁や腐葉土・糞・糠)を土に混ぜれば、フカフカになるし、微生物も増えるし、と自然調和が復元するし、丁度春になれば、根も芽も活動する時期に、肥料効果が得られるという、日本独特の先人の知恵。あわせて、ゴミの処分先でもあった。
化学肥料が無い昔の工夫。
大昔の四大文明時代は、洪水がその役目をしていたし、焼畑とか放牧の糞とか
それ以前なら、森林の枯れ落ち葉や倒木・屍骸や糞がその役目をしていた。
このようなものです。
http://item.rakuten.co.jp/gardening/496936/#496936
成分としてチッソ:4% リン酸:9% カリ:3%を簡素化して4-9-4と書く
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%82%A5%E6%96%99
http://www.jaf.gr.jp/hiryou/bunrui/what/why.htm
8-8-8 14-14-14とか表示されている。
>・・・・などに使っても問題がないでしょうか?
使用しても問題はない。
問題があるとすれば、ラズベリーは、蔓植物ですから、多すぎると蔓ボケが顕著に、現れる植物群ですから、花実が無い葉っぱばかり茂る鬱蒼とした育ち方になる場合がある。
多分、栄養素としての成分量は、低いですから、影響はないでしょうが
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たちつ
【近畿】
2013/02/13(水) 03:07:15
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冷凍しておけば腐らない・・・食料品などは
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たちつさんへ
2013/02/13(水) 11:08:43
たちつさん、こんにちは。ばんざいうさぎです。
冷凍しておくと腐りまではしませんがいずれ確実に変質していきますよ〜。特にアミノ酸など含まれていると半年以上冷凍すれば酸化して見た目でも解るくらい。これ「冷凍やけ」と呼ばれ主婦にはお馴染みの現象。冷凍庫の奥で忘れ去られ1年以上経ってから見つかるアレです。見た目大丈夫そうなのを試しに少量加熱して食べてみても大抵は薬臭い様な匂いで旨味がかなり抜けてたりします。
ぼかし肥料も冬に無加温の保存場所で何度も凍ったり溶けたりを繰り返せば多少成分の変質が起こり、一度開けた袋のままだと水分が抜けたフリーズドライ状態に。魚カスなど動物性由来の成分に多少の影響は出ます。例えば棒鱈や身欠きニシンは適切に処理し短期間で一気寒干しの一種のフリーズドライ。ほど良く工程を終えれば凝縮され熟成され旨味が濃く保存も効きます。でも何事も過ぎたるは及ばざるがごとし、それが何度も繰り返されれば色素も抜け味も悪くなる事に。北海道人はチカというシシャモに似た海水魚を釣ってくると屋外に吊るし屋外で干して保存します。適度に干して炙れば本物のシシャモ並みに美味しい。でもダシや昆布巻き用にかんからかんに干そうと物置きの中にでも干しとくと取り入れ忘れ不味くなり、猫もカラスもそっぽを向くシロモノに。有機質肥料には変質も敵。
ボカシ肥料を調理用具の密閉袋に小分けし真空パック処理後に保存すればかなり長持ちするでしょう。さらに常時冷凍保存が可能なら購入時の成分の状態が長持ち。でもそのまま密閉袋に入れて使うと脱気時にチリが吸引機器に吸引され故障の元に成るかも。はじめに何か薄手のビニール袋に入れあらかじめほとんどの空気を抜いて口を封じ、それを密閉袋に入れて密閉するのが良いのかも。用意出来れば園芸専用に真空パックの吸引器や冷凍ストッカーがあると望ましいけど、中古品を安価で買って利用するなどしないと金銭的にもったいなさそう。
あとは、この方法、成分の変質は防げますが脱気と冷凍で豊富な微生物が働きを止めるので使用直後からの微生物の働きは遅いかも。嫌気菌が優位になるかもしれないので他の微生物資材を足すか、開封・解凍してから1ヶ月くらいときどき全体的に混ぜて好気菌を殖やしてから使うと良いかも。
たちつ
【近畿】
2013/02/13(水) 13:35:29
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いつも熱心なばんざいうさぎさん おはよう。
わざわざ 補足下さりありがとうございます。
そうですね、何でも長く放置保管すれば、変質してしまいますね。
私個人としては、化成肥料の変質は、化学変化して、全く異なる物質になり、使用できない場合がある。
極端な話、例えば、塩naclを分解すれば、塩自体は、無害としても、分解させた、無水ナトリウム(金属ナトリウム)は、爆発するし、水酸化ナトリウムは、やけどするし、塩素はものをとかす。
有機物でも、酒と酢では、全く異なる。
更に、買い求めた肥料・堆肥系には、化成肥料も混ぜてある。
しかし私は、基本的に、堆肥腐葉土系は、主に、腐敗も醗酵も同じ程度のレベルと思っている。嫌気性菌も、好気性菌も無視している。
根拠は、醗酵堆肥を作るにしても、保管流通・使用にしても、無頓着(食品や衣料品と比較して、厳格に検査管理していない・野積み状態)
使用した後も、自然任せ。それでも別段支障は無い。
今は、清掃局が大流行で清潔感がありますが、昔ならゴミタメ場やゴミ捨て場が、あちこちにあった、その無秩序な中でも、捨てたジャガイモや球根などは、立派に成長していた。ウリやスイカ・カボチャでも。
ゴミ捨て場では、今のように悪臭が漂うとか、不快虫で悩むこともなかった。そこで、人害病原菌・寄生虫の防除は別にして、醗酵や腐敗の区別や嫌気性とか好気性菌の概念すらなかった。マイホームが庶民化一般化してから、一部の人の間でささやかれ、マイコンの破格とネット社会の庶民化になってからという、極々最近の話。
さて、ここで一つの誤解があるように思われます。
それは、同時アンサーという、ネット独特の怪奇現象です。
昨日は、回答を書きながら、途中で、ネット映画を見ながら書いていたので、書き始めてから、送信まで、3時間程度かかったかも。
放置状態で、書いていたことを忘れていた。・・・プライオリティーで、園相画面が映画画面に、隠れていて、忘れていた。
時として、途中で寝てしまい 寝ぼけて書いたり、途中で送信したり。
ゲームをしていれば、ボタンを間違えて、勝手に送信されたり・送信したことすら気がつかない場合もある。送信したつもりが、取り消し削除してしまったり。
と言うことで、ウサギさんのレスがすでに、送信されているとは、気がつかなかった、従って、ウサギさんのレスの補足でもなければ、反論でもない。全く別々の新たなものです。 昨日は0回答が目立ったように思う。私も、連休で、遊びすぎて疲れていたし。
絶えずそのような状態ですから、色々な行き違いがあり、面倒なので、
タイトルしか読まないと、宣言しています。
シリアル系ではなく、頭もバラバラなら、行動も思考もパラレル系です。・・・・気分しだいと宣言しています。
と言うことで、もし気分を悪くなさったのなら、お詫びします。
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ばんざいうさぎ
【北海道】
2013/02/14(木) 21:46:45
たちつさん、こんばんわ〜。
いえいえ、別に気を悪くしたわけでは無いですよ。僭越ながら補足させていただいた形と、体験からの凍らせての変質は結構劣化が酷いとの話しを書かせていただいただけの話なので、他意はありませんのでお気になさらずに〜。
初心者用掲示板@園芸相談センター