芯止めの季節

[園芸相談センター]の過去ログです

キズキ 2012/06/01(金) 14:41:56
しだれ富士桜の芯止めの季節はいつがいいのでしょうか?よろしくお願いいたします

たちつ 【近畿】 2012/06/01(金) 17:50:29

例によって、空想と極論

そのようなことは、誰にも解りませんよ。
少なくとも、手元において、状況を見極めないと、判断しにくいからです。
しだれ富士桜に聞いてみないとどうしょうも無い。

考え方の方向性・見極め方なら何とか・・・・
桜は、梅と違って表情が無い。・・・少なくとも、新芽新梢時期から、晩夏まで、よく観察すること。
徒長枝には花がなく、短枝に咲く。・・・・蕾のときからよく観察し続けること。
日本には、四季があり、四季に支配されながら、生態的に、リズムを採っている。
物事には何でも、タイミングがある。植物の場合には、旬(10日間)という。一般的には、尤も優れた状態のことで、食べごろ見ごろ(主に開花状況)と解釈されますが、園芸上は、そのほかに、目に若葉?摘み頃・香り・停滞時期・植え付け時期など、10日間だけでなく・節(24節気)や三日月の3ケ日3ケ月3ケ年とか色々有ります。
受粉時期とか、桜の剪定時期などは、まさに3ケ日間と短いものと思う。
動物なら、蚕の繭とか毛皮のミンクの殺す時期に、似ています。・・・絶対条件

これが何時なのかが解りにくいものです。・・・マニアック・こだわりとしての任意条件の話。 花桜は、してもしなくてもほとんど変わらないからです。

そこで、桜は、一季咲きの落葉樹であり、花後に果実がなる。平行して、来年の蕾細胞を夏に作る、 落葉して、春に花が咲く。・・・概要。

細かく診れば、花の開花と前後して、新芽が生えて、その茎が成長する。 しばらくすると、葉が硬くなって、茎の成長が止まる。
とまると同時に、その葉の基や枝の先端に、来年の蕾細胞ができる。
成長がとまらなければ、花をつけないとして、そのまま伸び続ける。
その蕾細胞を残して、切り取ればよい。
ところが、花蕾なら簡単に、解りますが、蕾細胞はわからない。
更に、早く斬り過ぎると、その付近から、再び、新芽が萌えてくる。
この新芽には、花が咲かない。なぜなら、新芽が熟成し終えるまでに、夏が終わってしまうからです。 間に合わないと言うことです。

この見極めが、手元に置いて、観察し続けないとわからない。
成長と天候とのにらめっこ と言うことです。
稲刈りの日にちを決める事に、似ているかも。
稲刈りは、早すぎれば、米の粒というより、米の粉になるし、遅すぎれば、台風や雨で、倒れたり籾から芽が生えてくる。

梅なら、成長が止まれば、葉が反り返るという、表情がでるので、解りやすい。

枝垂桜の、枝の性質は(徒長枝を除く・切り捨てる枝の選び方)
下芽は、直線的で面白くないので、斬る
上向き枝葉、尤も優雅に、篠しだれるので、残したいものです。
ところが、風のきつい場所に、植えてあれば、強風で、捻りはがれる。折れる。老木なら尚更のこと。 思案のしどころです。
ここが幽霊柳と異なる
と言うことで、横枝が無難。

それ以前に、花後の古い枝をどこまで残こせば、どこから、新芽がでて
その新芽がどのように成長して、優雅に枝垂れ、花が咲くかということも、イメージしなければならない。

この辺をイメージして
http://awajino-seikatsu.seesaa.net/article/16676969.html
http://www.h.chiba-u.jp/soudan/jyumoku/sakura15.htm
http://ziizi.i-ra.jp/e357663.html
を参考に。

このようなものと、想像しています。



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