ひらどツツジが咲かない

[園芸相談センター]の過去ログです

みーたん 【中国】 2012/05/15(火) 11:03:08
以前 老木のヒラドツツジでお世話になりました。
別の樹の事で相談します。
昨年開花後直ぐに剪定しました。
思い切って剪定しても大丈夫だと書いてあったので樹高を抑えるために思い切りました。
元々落葉しないため樹は寂しい感じになっています。
しかし剪定した樹に花が咲きませんでした。
枝には葉が付いていますが蕾がありません。
また思い切って剪定した枝には小さな葉が出ていますがとても花が付く様な状態ではありません。
昨年の剪定は枯れた花の掃除も兼ねての作業でした。
遅くなかったと思うのですが。
全く手を掛けず剪定をしていない樹は今満開です。
あまりにも対象的で家族から批難を浴びています。
何がいけなかったのでしょうか。

たちつ 【近畿】 2012/05/15(火) 16:38:36

以前に、一丁噛みした手前、私の気分と暇しだいで、お付き合いさせていただきます。
http://engeisoudan.com/lngb.cgi?print+201204/12040025.txt

平戸躑躅は、多花性の花樹ですから、通常は、ほっておいても、手入れしても、花は咲きます。
手入れの仕方は(剪定の時期・伐り方)、間違っていません。
>家族から批難を浴びています。
と言うことで、家族の方が非難すること自体が間違っている。
貴方の過失は、根回しという、事前説明をしていなかったという横着です。 家族の共有物という、状況の認識が、甘かった。
そもそも、本来の目的は、
>樹高を抑えるために思い切りました。
ここにあったはずです。 
枯れずに、今も、生きているだけで、良いとすることです。
正規の手順と自信を持って、実施したことですから、もっと自分に、自信と信念を持つことです。たとえ枯れたとしても。
それと、常日頃から、信頼をもたれるような言動を勤めるべきです。
もしくは、笑ってごまかすとか、かわいこちゃんに振舞うとか、何をやってもダメな人と諦めさせるか、喧しいと一喝させて、押さえ込むか、・・・・・・色々な対応の仕方がある。

例えば、東大に合格したとして、合格しただけでいいじゃないですか、
所詮ただ単なる、人生の通過点の一つですから、単なる資格試験以外なにものでもない。
それを一番で、なぜトップで、合格しなかったと非難するようなもの。
次に、何をするのかが大切です。
受験する以前に、主席でなければ、援助できないとか、できなければ、ハーバードへ行けとか、スイスへ留学せよとか いう前提条件があれば別の話ですが。

本来は、このように咲く。
http://uekiya.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2009/04/25/dsc01836.jpg
中には、諸事情で咲かない場合もある。
http://www.ramble-among-flora-of-miyazaki.com/DSCN0769-1.jpg
http://3.bp.blogspot.com/_k1GSKi0t_aU/S-vzNJ2xbTI/AAAAAAAAAZU/T8_rAC_Z7tE/s1600/IMG_0004.jpg

いずれも、プロが剪定したものばかりです。

最後に、最後の詰めも悪かった。
それは、非難される前に、経過報告をしていなかったという落ち度。
それは、蕾は冬に確認できたはずなのに、確認し、報告をしなかった。
と言うことです。
例えれば、子供の誕生日に、過去に一度も作ったことがないのに、ケーキを手作りで作ってあげると子供に、過大な期待を抱かせたとする。
結果的に、とても、ケーキといえるものではなく、クチャクチャの焦げ焦げの仕上がりであった。
このときでも、子供と一緒に作るとか、慌てて、ケーキを買ってくるとか色々な方法はあるはずです。
クチャクチャでも、一緒に作れば、つまみ食いしたり、ああでもないこうでもないと言いながら、それなりに、楽しいし、美味しいものです。
と言うことで、流れが悪かった。認識が甘かったと言うことです。

心配しなくても、来年には、豪華賢覧に咲きそろいますよ。

ツツジの冬芽
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/a0/aec391c079599d9dc60560de5679b61e.jpg

このように思います。


たちつ 【近畿】 2012/05/15(火) 17:42:02

ついでに、極論派の余談として

この世には、何でも、リスクとメリットと言うものがある。
本能的には、危険回避の行動をとります。 ところが、人間と言うものは、知恵というものが有って、夢・期待・安心感・横着という、目先の利益を求めて、行動しがちです。危険という認識が、退化しています。
ここに、問題があります。 危険回避・防衛を取り戻すべきものです。

と言って、共同生活していますから、リスクばかりでは、何もできないし、相手にもされない。 メリットと言うものは、期待ですから、その結果は、満足することしかない。つまり失敗は許されないと言うことです。
そのバランスをどうするかと言うことです。
しかも、早く満足度を満喫しないと・させないと、もう我慢できないと言うことです。見向きもされないということです。
更に、万人に対して・・・・
この世の頂点に立つ、人間の宿命です。
一度頂点に立ったものなら、それなりにすばやく、妥協できるものですが、ほとんどの人々は、頂点に立つことはない。
なぜなら、頂点とは、先端ですから、尖っているので、スペースが無いからです。一人か 又は、交代するしか椅子が無いという絶対条件があるからです。2つの椅子を用意する必要も無い。
時代の流れ・スピードに、行動が付いていけないという、ムリもある。
それも、益々早く、複雑に、高度になっている。
便利とは、危険なものです。
本能は、リスクに対する恐怖感が一番優先される。その後はの学習を身に着けた行動は、メリットのみという、バランスが取れていない・片足歩行という、矛盾からくる。

その根拠は、
瞬時に未知な物体に、遭遇したら、まず固まる。
その後に、次には、迷う。 しばらくすると、好奇心とか安心感や利便性などで次の行動をとる。 学習していれば、その時間が短い。
学習不足なら、トラウマになったり、不平不満や遺恨を残すかも知れない。快復し、次の行動が長い。という一面がある。

私は、利口ではないですが、無鉄砲ですから、何回も死に掛けている。
一度、この方面の頂点に立っていますから、死というものは、何も怖くないし、無頓着です。 ただまだまだ、気楽に生きたいという、希望がありますから、無用なトラブルにはかかわりたくもないし、拘束もされたくないと言うだけです。
自由こそ、私に与えられた、天命だと思い込んでいる。
その自由を守る為には、どうするかしか、私の頭には何も無い。
従って、学校へ行くとか、働くとか、時間を守るとか、まして、役職に付くなんて、もってのほかです。 当然に、苦痛以外のなにものでもない。必要悪以外のなにものでもない。 飯を食うとか息をすることすら、面倒なことです。

このような人生もある と言うことです。

お気楽に・・・・


みーたん 2012/05/16(水) 14:31:19
たちつ様 興味深く読ませていただきました。
まずは プロの選定でも咲かない時もある。
写真を拝見して何となく安心。
これから落ちた花の掃除をします。
先日 藁を少し頂きました。
探して、探して、やっと手に入れました。
今年の秋には残していただくように約束しています。

たちつ様の余談・・
まだそんなにお歳寄りとも思えないし。
同年代かな?  と思ったり。
知り合いが 徒然に・・・・とブログしています。
何となく似ています。
私は やっと自然を観たり感じる人生に一歩足を踏み出したところです。
自然を相手に一喜一憂  
気楽に  とは程遠い初心者です。


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