カトレアの病気?

[園芸相談センター]の過去ログです

まっしゅ 【北海道】 2012/01/22(日) 23:15:35
こんにちは。質問させていただきたいと思います。

ネットで買ったレリア・パープラタ・ルビーの株なのですが。

到着当時二つの新芽が成長途中で、両方ともシースが見えていたので花が咲くかと期待していたのですが、どちらも空で花が咲きませんでした。

そのうえ、片方のバルブが真ん中程度あたりから「く」の字に曲がってしまい、葉のねじれもあります。

もともとあった葉にもねじれがみられています。

その後、もともとあった二つの葉に白い綿のようなものが吹き始め、片方はバルブの一部が黒くなり、全体がカビのようなものに覆われて黄色くなったため、切断して処分しています。

調べてみたのですが、葉のねじれやバルブの奇形があるところからすると、この株はウイルス病なのでしょうか?

それと、葉に吹いた綿のようなものもウイルスによるものなのでしょうか?それともカビなのでしょうか?

現在ほかのランからは離れた場所に置いてあります。
今後どのように対処すればいいかも併せて助言がいただければと思います。

ひろし@小南部 2012/01/23(月) 08:51:26
私はパープラタ・カルネアを30年近く咲かせています。パープラタは秋から冬に成長し、初夏に花を咲かせるのが成長パターンだと考えています。
推測するに通販でお求めのようですが、いつ到着したものでしょうか?到着時シースつきの芽があったということなので昨年5月頃なんでしょうか?シースが空で咲かなかったとのことですが、若い株ではじめてのシースつきの芽であれば、空であることはままあることです。
それとも促成された状態で最近入手したものなのでしょうか?

葉の異常(ねじれ)はともかく急速に症状が進んだ場合であると考えれば綿状のものがカビであるとしてカビ性の軟腐症状(細菌性の軟腐病ではないタイプ)のようにも受け取れますが、ある程度の期間を経てということであれば、カイガラムシ(綿状に見えるものもあります)の蔓延から始まって、吸汁された部分の壊死(黒変)、全体の枯損へと移行したようにも受け取れます。
バルブや葉の奇形とのことなので、ウィルス症である可能性は否定できないものの、たいていのウィルス症状はもっと緩やかに進むものが多いので枯損の直接の原因ではないと思います。

いつ苗を入手して、症状がどのように進んだのか、日時の経過とともにお知らせください。
また到着した時点での苗の異常(バルブの奇形や葉のねじれ)あるいは葉に陥没した壊死による黒点が散在していたなどの所見があればお知らせください。

まっしゅ 2012/01/23(月) 14:59:37
ご回答ありがとうございます。

自宅に到着したのは去年10月中旬ごろで、時期外れ?の芽でした。

株自体は小さくなく、高さ20センチ(より大きいものも)程度のバルブが全部で5本程度、今回綿のようなものがついた小さいバルブが2本、中程度まで成長した芽が2本でした。

2本のバルブには花があったような形跡がみられ、開花は不明ですが、花芽の形成はあったのではないかと思います。

バルブ自体は脱水気味で、葉やバルブ自体にも軽い黄変がみられていた上、鉢外側側面を這っていたので、根詰まりかと思い一号だけ大きい素焼き鉢に植え替えました。

今回枯れた一本は、葉・バルブともに全体が黄変したのですが、この綿のようなものがついた周りだけが淡い緑色のままという状態になりました。

綿が吹き始めたのはここ1〜2か月の間ですが、よく思い出すと到着時点からすでに小さな白い塊のようなものがついていた気がします。

全体的にまっすぐなバルブがなく、すべて葉が軽くねじれていたり、バルブの変形がみられています。

このまま育成していても、花がしっかり咲くことはないのでしょうか?

ひろし@小南部 2012/01/24(火) 09:17:37
個体により若干の幅はあろうかと思いますが、10月の新芽はパープラタにとっては普通の成長サイクルです。通常開花は6月〜7月初旬くらいで、花後の真夏は少しの間休眠状態となり9月中ごろから新芽が動き出すからです。バルブの完成は翌年4月頃で冬中ゆっくりと成長するものです。また通常バルブは20cm前後で葉も20cm+ありますので全高で50cm弱の大柄な株になる場合が多いと思います。

綿のようなものがなんであるのかは、ご説明だけでは依然として私にはなんであるのか分かりません。カイガラムシであれば柔らかい歯ブラシなどで擦り落とせばよいですし、カビであれば殺菌剤(ベンレートかエムダイファーなどダイセン系)散布、あるいは塗布でたいていのものは収まります。

全体に黄変する症状は光線がほとんど無い状態にある程度の期間おかれていて光合成ができず餓死状態になったときにもそのようになることがあります。
蘭にはラン菌と総称されるリゾクトニア属(通常は弱い病原性がある)の菌(カビ)が葉やバルブにも内生している(と思われる)ので植物体が弱るとおとなしくしていた菌が宿主の植物体を餌にして勝手に繁殖始める場合があります。そんな症例だったのかも、、、

画像が拝見できればもう少し確度の高いコメントをできるかとは思いますが、文だけではこの程度が精一杯です。

まっしゅ 2012/01/29(日) 13:43:22
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遅くなりまして申し訳ありません。

とりあえず枯れたところを切り離して、ご返答を参考にしながらもう少し様子を見てみようと思います。

現在のところは株自体が弱り切っている様子でもないので、回復に専念させてやりたいとおもいます。

ありがとうございました。


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