ワイルドストロベリー

[園芸相談センター]の過去ログです

KIRA☆KIRA 2012/01/16(月) 19:48:50

ワイルドストロベリーを育てようと思って
ハーブの土を買おうとしたら
売り切れだったんで
イチゴ用の培養土を買ったんですが
それでもちゃんと育ちますか??

あと肥料もイチゴ肥料を買いました。
ワイルドストロベリーは肥料
あまりいれちゃいけないみたなので
どのくらい入れれば良いでしょうか??(>_<)

肥料は『東商 あま〜い!イチゴ肥料』というものですm(_ _)m

デブグマ 【関東】 2012/01/17(火) 00:28:19
ワイルドストロベリーは名前の通り野生の品種ですので用土は苺用の培養土で申し分無し。肥料は通常の栽培苺よりも少なめでもよいと思います。
その肥料の袋の裏面に路地栽培での使用方法が説明されています。
http://shop.yumetenpo.jp/goods/d/shirasaki.info/g/TXH40/index.shtml#

ばんざいうさぎ 【北海道】 2012/01/17(火) 14:20:43
ワイルドストロベリーは入手されていますか?まだですか?
ワイルドストロベリーという名は総称で、普通のイチゴの親となった2種の原種やそれの改良種、他の原種の事をさします。
日本では、野性のイチゴ(普通のイチゴ以外)という意味でこの名を使っていて特にこの種類を使うという決まりも無い為に生産者それぞれが入手しやすい種類を使っていて、酷いと異種の物でも見かけが野イチゴなら使われています。私は以前デパートでテラコッタ鉢に植えられてガーデンピックなどでおしゃれに飾り付けられていたのを買って、実が成ったらヘビイチゴ(食べられない、イチゴとは全くの別種)だったという経験があります。

イチゴの原種でも好む環境や土質はそれぞれで、厳密に言えばイチゴの専用土で順調に育つかは株の種類次第なんです。その種類が解らないのであれば、別のお店でハーブの専用土をお買いになってから植え替えるのが長い目で見ると安心です。今時期植え替えると予後が不調に成る事も多いのでまだ植え替えずに苗ポットや鉢植えのままで春まで管理してその間にハーブ専用土を用意しておき、屋外がすっかり暖かくなってから一周り大きい鉢に植え替えて下さい。

日本で主に売られている種類はのは、ランナーが出ず株が大きくなり成る実は細長くて味はイマイチの種類のか、株自体は大きく成らずどんどんランナーで殖えていき実はとても小さくて丸いほんの小粒大豆くらいなのにとても美味しいものに分かれます(室内の鉢植えだと味が劣るかもしれません)。
これは種類や品種名が解らなくても育てていくうちにどちらの系統か区別がつくと思いますが、お店で売っているものはランナーが出ないものが多い様ですが、数は少ないもののランナーの出る種類のも見かけます。ランナーの出ない方が育てやすいです。でも実は思ったほど美味しい物ではなく食べると言うよりも実が成っているのを見て楽しむという感じです。株は大きくなれば抜いて切り分けますが、実から種子を取って乾燥させずにすぐ蒔くと割と簡単に育ちます。四季成り性の強いものだと育て方が良ければつぎつぎ花を咲かせますが室内だと受粉しないので人が受粉しないと実が成りにくいです。

ランナーの出る方はすぐに鉢一杯に這いまわるのでランナーが出たら別の鉢に受けて新しい株として育てます。これは鉢を地面に置いておくと土の方に逃げてしまいかなり殖えます。でも事情が許せば地面で沢山生やしていった方が実がたくさん採れるし味も数段よくなります。露地物は味が濃厚で普通のイチゴよりも美味しいくらいです。

もし株はまだお持ちでなければランナーのある種類の方を選んだ方がお持ちのイチゴ専用土に植えるのならまだ向いていると思います。お店になければインターネットのハーブ専門店などで春になれば苗が売られていますが必ずランナーが出る種類か確認の上ご購入下さい。

すでにランナーの出ない種類のを入手してしまっているのなら、本当はイチゴ専用土に別の水はけの良い土を3割くらい混ぜると良いと感じますが初心者の方には土のブレンドは難しいですね・・・。鉢もテラコッタや駄温鉢などの様なある程度通気性の良い鉢で、水はけの為に鉢底石は必ず忘れずに入れてあげて下さい。

お買いになったイチゴの肥料は、これは元肥にするか、秋植えの場合のみ追肥に使えるというものですね・・・。詳しくは袋の使い方をよく読むか名前でインターネット検索すると販売会社の説明がヒットしますのでご参考に。畑で使う前提で作られているものなので室内の小さな鉢で使うには初心者には使いにくいでしょうね・・・。元肥というのはハーブの専用土やイチゴ専用土にはすでに混ぜてあるはずですので特に必要ありません。この肥料はある時期だけに与える目的の肥料なので、長期に使うには扱いにくいのです。
イチゴ専用土に植えるならしばらくは追肥すらいりません。ハーブ専用土に植えるなら、できればリン酸多めの液肥(鉢花用の液肥)を規定に水で薄めて追肥として時々与えて補ってあげるだけの方が野生味の強いワイルドストロベリーには良いんですよ。

もし普通のイチゴも栽培出来るのであれば普通のイチゴも数株鉢やプランターなどで栽培してみては如何でしょう?そうすれば土も肥料も無駄になりませんし。
ワイルドストロベリーと、人為的に改良されてきたイチゴの育ちかたの違いなどもよく解りますし、やはり普通のイチゴの実の方が食べたという実感がありますし。最近は花の色がピンクや赤い品種もあり、花のうちから楽しめランナーで殖える楽しみもあります。
もし場所が限られるなどの理由で殖えすぎるのが嫌なら、ピンクの花でランナーが出ない性質の(外国の品種はランナーが出ないものが主流)‘ビバ・ローザ’という品種のをインターネットなどで購入なされば見かけが鉢花っぽいのに実も成るのでお勧めですよ。

KIRA☆KIRA 【九州】 2012/01/18(水) 17:25:06
[[解決]]
デブグマさん、ばんざいうさぎ
返信ありがとうございます(*^^*)

とても参考になりました。

ワイルドストロベリーは既に
10ポットをネットで入手済みデス(^^)
一応、イチゴの培養土でもイケるっぽいので
試してみます(*^^*)

ハーブの土はやっぱり何処の店も
今は小さいサイズしか売ってないみたいなので諦めます(((^_^;)
ありがとうございました(*^^*)

ばんざいうさぎ「解決後」 【北海道】 2012/01/19(木) 14:42:23
解決済みですが・・・

結構沢山の株を植える予定だったのですね。てっきり1〜2株の栽培かと思っていたので、そのつもりの回答をしてしまいましたが、何株も植えるのならイチゴ専用土やハーブ専用土を多く買うと結構割高になる(最初からブレンドされていて、さらに堆肥や肥料、他の資材など混ぜられているので手数料込みというのが高い理由)ので、次の植え替えまでに土をブレンドして用土を自作して使う事を覚えると、後々買ってきた他の植物の好みにも難なく合わせられるし、お金も安くて済みますよ。

基本的な土の配合ならホームセンターで1・8L一袋で安く売っている土(できれば堆肥や肥料の混ぜられていないもの)に赤玉土やバーミキュライトを混ぜ、バーク堆肥を2割くらい混ぜると、とりあえず大抵の鉢花や野菜などに使える基本的な土が作れます。植えたい植物の好む土質により、適宜ピートモスや他の種類の土などを混ぜれば、専用土をわざわざ買わなくても花やハーブなら大抵の植物に合う土が沢山作れます。
物置きが無いなど保管場所に困ったりの御事情があれば仕方が無いですが、この方法の方がいつも最適な土を用意できていられるので覚えて損にはなりませんよ

土のブレンドや、堆肥や肥料についての基礎知識は、図書館や本屋さんで「土つくり・堆肥・肥料」について書かれている本を数冊読んでみて、その中で解り易い物を一冊購入され手元に置き読んでみると、土の種類やそれぞれの性質、堆肥の大切さ、肥料の成分と使い方などが割と簡単に理解できる様になりますので、是非購入してみて下さいね

おっちょこちょい 2012/01/20(金) 10:05:24
>デブグマさん、ばんざいうさぎ

ばんざいうさぎではなく…さんですね。


[園芸相談センター]の過去ログです

初心者用掲示板@園芸相談センター園芸相談センター