下仁田ねぎが太くならない
くまごろう
【東海】
2012/01/16(月) 00:36:28
岐阜県に住んでいます。下仁田ねぎを2か所に植えました。1か所は、1カ月おきに根元に肥料をいれて土寄せをしました。その結果太い
ねぎが出来ました。もう1か所は、さぼって、ほとんど手入れをしませんでしたので、太くなっていません。このまま、収穫せず、植え替えするなどして、継続して栽培する方法は、あれますか?例えば、何月頃に植え替えするとか?このまま、同じ場所で、育て、追肥を何月頃にするなど、具体的に教えてください。
ばんざいうさぎ
【北海道】
2012/01/16(月) 15:11:34
おそらくこれからも植えっぱなしで手入れしても屋外の気温が上がっていけば段々味が落ちる一方ですから、今のうちに全部収穫してしまい貯蔵して、全部食べてしまった方が良いかと思います。
それというのも、成長させるにはどうしても気温・地温はある程度の高さが必要ですから今時期から肥料を与えたり植え替えてもおそらくは思ったほどに育ちはしません。
ネギは育ち切った株を適期以外に植え替えたりすると根が傷んでしまいネギなどのユリ科植物の根はあまり再生できない為に根が不足して弱り枯れやすくなります。株が殖えていくタイプでも適期以外に分けると弱りますが今回のは一株一茎タイプですよね・・・。
地温が低いと植物の根は肥料の養分を吸収できないので与えてもすぐ成長させるのはあまり意味はなく植え替えて後の肥料はかえって根を傷める事もあります。
そして、これがずっと植えて置かない方が良い一番の原因なのですが、一番美味しい時期(今時期)を逃すと気温が上がってくれば段々味が落ちていきます。今の休眠中の寒さに凍らない様にとあらがうが為に甘味が乗って、気温・地温が上がるにつれ新しい芽を作る為に甘味が消耗されてしまっていきます。冬の収穫期を逃してしまったら今度は新しい葉や花芽を作る為にと溜めていた養分を消費していくのです。その結果遅ければ遅いほど味は落ちるというわけで、細くても今のうちに抜いて貯蔵した方が根が枯れた休眠状態のままの為、生やしたままよりは長く美味しくいただけますよ。
自家種子を採ったり巨大なネギ坊主の花を楽しむ為にわざといくつかの株を畑に生えたままにしておく人もいます。立派な太い株から充実した種子を採ってらないと丈夫な株が作れないので、太くない株から種子を採るのはやめた方が良いですが、花を楽しむくらいは出来るでしょうから、ご興味があれば何本か残して花を咲かせてみては如何でしょうか?
初心者用掲示板@園芸相談センター