バラの剪定と鉢植え向きのバラ

[園芸相談センター]の過去ログです

momo 【東海】 2011/12/07(水) 14:42:18
バラ初心者です。
連投ですみませんが、よろしくお願いいたします。

庭植えで、つるばら数本と
マダムフィガロ、シエロ、ギィドゥモーパッサン 
ラ・フランス、ピンクパンサー
天津乙女を去年植えました。

天津乙女は、園芸センターで購入したのですが、
つるばら表示ではなかったのですが、
シュートが現在も2mくらい伸びています。
また四季咲きと表示されていたのですが、
6月頃に1度咲いたのみです。

これって、つるばらだったのですかね?

上記の名指しのバラの中には、今春植えたものもあります。

他にこの秋、
害虫や黒点病にやられましたので、
パレスアリカンテを今秋、鉢あげしました。

バラ初心の初心者の為、
これらのバラの剪定方法、剪定時期を
個々に教えて頂けませんでしょうか?

また、これらのバラの中で、
鉢植え向きのバラがありましたら鉢あげしたく思いますので、
教えて頂けますと幸いです。

後、ネットや本を見ますと、
追肥は2〜12月まで月1で与えると言うところもあり、
夏場は与えないと言うところもあり、
また毎月1回、1年中与えると言うところもありで、
初心者の私の頭がちんぷんかんぷんです。

本当のところはどうなのでしょうか?

よろしくお願いいたします。

たちつ 【近畿】 2011/12/07(水) 17:03:23

>天津乙女は、
モダン系ハイブリッドティの木立ちです。
苗にも拠りますが、概ね2-3年で沢山咲くようになります。
新芽の数が、花の数ですから、沢山の充実した新芽が育つのに、一冬の
休眠充実期間が必要です。

>シュートが現在も2mくらい伸びています。
もともとのバラは、つる性ですから、ほっておけば、草丈が高くなる本
能があります。特に、花の咲かない、茎葉用の茎は、成長も旺盛です。
徒長枝・シュートと言います。これは、来年の中心となる、幹になりま
す。太いほうが良い。太ければ、花の咲く脇芽の茎も太くなり花も大き
く鮮やかに咲きます。

>剪定時期・鉢あげしたく
植え替えは、365日いつでも良いことですが、晩秋か早春が良いようで
す。簡単な話、バラ苗が沢山販売される時期。
剪定も、いつでも良いことですが、来年の仕立て用のバッサリ剪定は、
植え替え時や、落葉後真冬が楽かも。 早すぎると、冬の暖かさで、春
の新芽が、早く生えたり、幼葉が、開いて、冬の寒波で悼む。
概ね、切る位置や幹の選定は、残す幹のうち、若くて太い茎を3本程度
残して、50-60cmの高さで、茎を潰さない様に、裂けないように、丁寧
に切ることと、切り口に、癒合剤・防腐剤を塗って置く事。・・・・
バラの茎は、中が空洞なので、乾燥と細菌で、茎枯れすることがある。
切る位置は、茎を良く見て、節の3-5mm程度上できる。節とは、葉の跡
で、そこから新芽が生えて花が咲く。
後は、花後の剪定と晩春の剪定・・・枝の整理と夏花を咲かせないた
め。秋バラよう。
春の花は、豪華賢覧に淡く咲き、花期間は短い。
夏の花は、汚らしく小さいので、休眠させる。・・・剪定抑制
秋の花は、色が鮮やかで、花数少なく、長く咲く。

鉢植えは、どのようなバラでもできる。
鉢植えの、欠陥は、植え替え・潅水など手入れが大変。
長所は、移動が楽。病気隔離も楽。雨も風も移動することにより、避け
られる。夏冬の管理とか。
鉢は、100円均一のバケツに、底穴沢山と底の横穴を4-8数を空けて、小
石2-3cm厚さを敷いて、餅網か笊でも載せて、植えればよい。 バケツ
は、持ち運びが楽で安い。小石が重ければ、発砲ゴミでも良い。・・・
排水と新鮮な酸素を根に送る為。
ついでに、簾などで、鉢カバーでもしておけば、鉢土の寒暖が緩和され
る。

最後に、捨てる枝なら、挿し木して、予備苗を確保する。
挿し木は、365日いつでもできる。 余談ながら、接木部分のしたから生えた新枝は、挿し木して、接木の台座(野生の強い株になる)にも使え
る。接木・芽継ぎもいつでもできる。

たまたま見つけた、通販サイト。 
http://item.rakuten.co.jp/hana-online/rose_ht_amatsuotome/#rose_ht_amatsuotome
真ん中あたりの育て方のメモを参照に。よく探せば、各ページにも沢山の予備知識もある。

何でも、1年も観察すれば、知恵も付いてくる。
恐れるより体験すること。
失敗しても、又買えばよい事ですよ。
バラの値段は、絵札の値段で、苗はおまけとしての価値でしなかいもの
ですよ。

絵札が命。 \(^o^)/


momo 【東海】 2011/12/08(木) 09:51:43
[[解決]]
たちつさん、
冬の剪定は早すぎてもいけないのですね。
そうしますと、
ほぼ半分以上、落葉しつつあるときを見計らって剪定すればよいのでしょうか?
今冬でしたら来年の1〜2月くらいあたりですかね?

切り口には、
癒合剤・防腐剤を塗るのですね。

春〜秋バラの様子も教えてくださってとても参考になりました。

後、100均のバケツのお知恵もすごいです。
ぜひ、私もやってみようと思いました。

それから、
最後に書いてくださった、
恐れるよりも体験する、失敗してもまた買えばよいことですよ。

これ、
バラ初心者にとって、本当に気持ちが楽になり
そうね! 肩の力を抜いて育てていけばいいのね!
と、力強くまた 大変ありがたいご助言です。

バラ初心者の私にとっては、
春から肥料と薬剤、剪定時期、あれもこれもと分からないことばかりで、
本を読めば、あ〜だの、ネットを見れば、いや こ〜だのって、
それなら、いったいどれが本当に適してるのでしょう??と、
迷い迷いの戦いでした。

先回ご質問させていただきましたときには、
長く延びたシュートを、
ベランダから紐で吊るす案を教えていただき、
ベランダから3本、
カーポートの脇から3本を早速吊るしました。

今回は2件ご質問させていただきましたが、
とてもお勉強になりました。

解決です!

どうもありがとうございました。


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