ツバキ一楽の花つきについて

[園芸相談センター]の過去ログです

ラク 【東海】 2011/11/04(金) 16:44:52
一楽というツバキの花つきについて教えてください。

数年前より鉢植えで育てています。少しずつ鉢を大きくして、今は8号鉢で高さ1.5メートルほど、スタンダード仕立てを目指して樹形を整えてきました。ほぼ希望の形に近づいています。

ところが、この一楽、葉は元気なのにあまり花をつけてくれないのです。花芽がほとんどできないのです。この数年間で咲いた花は多分10輪もないのでは・・・。1年に1,2輪、多くて2,3輪。今年も葉芽はたくさんあるのに花芽らしきものは数個だけです。

一楽って花つきの悪い品種なのでしょうか。それとも何かコツがいるのでしょうか。

苗を購入して最初の2、3年は他のツバキの花後すぐ4月ごろ、一緒に剪定していましたが(この頃は花が全然つきませんでした)、ここ2年ほどは伸びすぎた枝を整理するくらいで、ほとんど剪定していません。

肥料は、花が咲かないのでお礼肥は省略、梅雨の頃3要素等量の化成肥料をパラパラとあげています。

置き場は日当たりはそこそこですが、夏は西日が少しあたる屋根下。屋根の素材はカーポートの屋根のような茶系の半透明のボード、雨にあたることはほとんどありません。

用土は鹿沼土と日向土を1:1でまぜたものを使用しています。

こんな育て方をしていますが、どなたかアドバイスいただけませんでしょうか。よろしくお願いします。

Aquiya 【関東】 [URL:http://aquiya.skr.jp/] 2011/11/04(金) 21:42:35
私も一楽を鉢植えで育てています。
花数は特に多くはありませんが、極端に少ないというわけでもないように思います。
6号鉢で昨シーズンは10輪以上は咲いたように記憶しています。
ユキバタツバキ系なので花期は遅いのですが。

> 梅雨の頃3要素等量の化成肥料をパラパラとあげています。

ツバキの場合、遅くても6月くらいには肥料が切れるように、と言われますよね。
その時期に窒素分を含む肥料を与えて、ほかのツバキの場合は花付きに影響が出ていませんか?

ラク 2011/11/05(土) 18:26:36
Aquiyaさんありがとうございます。

他のツバキといっても花仙山という品種があるだけなのですが、こちらの花つきはとてもよいのです。ただ、花腐菌核病らしくて、すぐ花弁が茶色になってしまうのが、悩みです。こちらは、昨年から殺菌剤で対処中です。今年はどうかな、と注目しています。

時々ツバキと相性が悪いのかな、と思ってみたり。

よく考えると梅雨時ではなくて、初夏、5月ごろでしょうか、観葉植物たちと一緒に肥料をあげていたような気もします。来シーズンはそのあたりも気にしてみます。

こんなことを書いていると、あまりキチンと気配りしていないことを自覚させられてしまいますね。そういえば、ツバキの管理を書いた本があったような・・・。基本に立ち返って読み返してみます。

ラク 2011/11/10(木) 13:30:20
Aquiya様
まだお読みいただいていれば、いいのですが。

前回は時間がなくて中途半端なまま送信してしまいました。
改めて読んでみると、何ともとりとめなく・・・。
せっかくお答えをいたただいていたのに、申し訳ありませんでした。

さて、気を取り直して。
とりあえず、特に花つきの悪い品種ではなくてひと安心です。

肥料の時期の勘違いのせいか、別の品種のツバキの花つきについては、前回の通り問題は起きていません。

モチロンもう一度参考書も読んでみますが、他に何かお気づきのことがあれば、アドバイスいただけませんでしょうか。
重ね重ね申し訳ありませんが、よろしくお願いします。

Aquiyq 【関東】 [URL:http://aquiya.skr.jp/] 2011/11/12(土) 13:07:16
こんにちは。
もう蕾がはっきりと確認できる時期ですが、今シーズンの花付きはいかがでしょうか。

花仙山は育てていませんが、小輪多花性の品種だったように記憶しています。
花付きが特にいいので、施肥の時期などが多少違っていても比較的影響が生じづらいのかな、という気がします。

ツバキの花芽ができるのは6月ごろで、やはり5月中旬くらいまでにはには肥料が切れるようにした方がいいと思います。
緩効性化成肥料だと、製品によっては2か月くらい効果が持続するので、やはり3〜4月に与えた方がいいでしょう。
5月なかばになったら、念のため鉢の上の残った肥料を取り除いてはいかがでしょうか。

もうひとつ、日照は「茶系の半透明のボード」越しということですが、そのために日照がやや不足している可能性もあるかもしれませんね。
系統的(ユキバタツバキ系)にあまり強い日照は好みませんが。

以上をクリアした上で・・・
5月中旬〜6月上旬に、乾燥ぎみに管理すると花芽がよく付きます。
具体的には、午後に新しい枝が軽くしおれるくらいに水を控えるといいようです。
ただしこの方法では蕾が付きすぎることもあり、株が弱ることもあるのでご注意ください。
蕾が多すぎる場合は秋に適当に減らすといいでしょう。

Aquiya [URL:http://aquiya.skr.jp/] 2011/11/12(土) 13:14:40
恥ずかしいことに自分の名前を書き間違えました。
Aquiyaです。

ラク 2011/11/14(月) 15:55:40
Aquiyaさん、こんにちは、さっそくありがとうございます。
(お名前の間違いは気づきませんでしたよ。よーく見ると確かに・・)

今シーズンの花つきは、
・花仙山は去年よりやや少なめのような気がしますが、一言で言えば「たくさん」です
・一楽は見える限りでは2個ですが、実はこの一楽の挿し木したものがありまして、そちらは4個(鉢の上に落ちたつぼみも2個見つけました)

来年は、肥料の時期と水の管理に気をつけてみます。

ところで、日照不足に関してですが、むしろ反対のことを考えていました。

一楽の今年のつぼみは、北側の日が当たらない位置に付いていました。また、先ほどの挿し木一楽(子)の方が更に日陰にあるのですが、わずかながら、つぼみの数が多いのです。そんな訳で、西日のささない明るい日陰は我が家にはないかな、と考えていたところです。(家は南西に開けているのでなかなか見つかりません)

屋根は半透明の茶色のボードですが、シンビジューム、カトレア、ミニコチョウなどの洋ランたち、クレマチス、シャコバサボテンなどの草花や多肉植物が普通に育っている明るさです。洋ランには西日があたらない場所をそれぞれ確保しているのですが、一楽は西日が直接差し込む位置にあります。

日照条件としては、西日のあたらない明るい日陰というのはいかがなものでしょうか。

Aquiya 【関東】 [URL:http://aquiya.skr.jp/] 2011/11/14(月) 22:05:22
こんにちは。

常識的には(葉焼けしない程度に)日当たりがよければよいほど花付きがよくなるという答になるかと思います。
日当たりの悪いところの株、枝にたくさん蕾が付いたということですが、日照以外の要因もあるかもしれません。
ただし、常識外のことが起こる可能性もないとは言えないので、絶対とは言えませんが・・・

ほかの品種ですが、我が家では西日の当たるような場所の株の方が、日当たりの悪い場所の株よりも、圧倒的に花数が多くなります。
「一楽」に関しても、少なくとも我が家ではそこそこ日当たりのよい場所で、そこそこの数の花が咲いています。
施肥の時期などを守れば、普通の管理でいいのではないかな、と私は思います。

ラク 2011/11/15(火) 21:15:38
[[解決]]
Aquiya様 こんばんは。

やっぱり基本が大事ですね。来年は、施肥と水やりに注意して、やってみます。それでだめなら、その時また対処することにします。

いろいろなことを考え合わせると、今の場所から動かしたくはないのです。あまり西日を気にしなくていいのであれば、それにこしたことはないのですから、少し安心しました。

度々お答えいただきありがとうございました。感謝です。
1年後を楽しみにもう少し勉強します。


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