クレマチスが花後枯れますが・・・

[園芸相談センター]の過去ログです

ハルカ 【東海】 2011/08/31(水) 11:16:42
挿し木して3年目のクレマチス(8号鉢)ですが、5月に10数個花をつけてくれた後、短いけれど3本ほどあったツルが全部枯れてしまいました。

今は株元から出た新しいツルが50から60センチほど伸び、その先端につぼみが1個付いてます。

特に虫も見当たらなくて、病気のような兆候もなくあれよあれよという間に枯れてしまった感じです。

実は昨年(2年目)も同様な経過をたどっています。

挿し木した親株は、母が育てているのですが、そんなこともなくごく普通に花が終わって剪定するとそこからツルが伸びて・・・・、と育っているようです。

何せ20年以上も前に購入したものらしく、品種はわからないのですが、新旧両枝咲きで、色は紫がかった濃ピンク、一重で春から秋に何回か花をつけます。花のイメージは写真を見た限りでは、ドクターラッペルのピンクに少し紫を加えて色部分の面積を増やした感じです。

鉢は一戸建て2階ベランダに置いていますが、日当たり良好で、むしろ夏の暑さが過酷なことが心配な環境です。

とりあえず生きているので、こういうものだと割り切っていいものなのでしょうか。それとも何かが間違っているのでしょうか。

どうぞアドバイスよろしくお願いします。

hide 【関東】 2011/09/01(木) 00:53:14
クレマチスの地上部があっという間に萎えて枯れてしまうのは、立ち枯れ病でしょう。
クレマチスに特徴的に現れます。
枯れるのは、地上部だけで、根は枯れません。
ですので、根ぎわの芽があると、再度芽が伸びてきます。
今後ですが、枯れている部分は株元から切り取り、秋か、来春の芽吹き前に、現在、伸びているツルの株元1〜2節を埋めるように、新しい用土で植え替えされるといいと思います。
根はほぐしても大丈夫ですが、絶対に切らないでください。
万が一立ち枯れが出ても、埋めた節から新芽が出やすくなります。
ご参考になれば…

hide 【関東】 2011/09/01(木) 01:02:39
1〜2節埋めると言うのは、深植えするという意味です。
寝かせて植える事ではありませんので…。
言葉足らずでした。

ハルカ 2011/09/01(木) 08:45:46
hideさん、ありがとうございます。

やっぱり病気だったのですね。
立ち枯れ病で検索してみましたら、たくさんヒット、少しだけですが読んでみました。

実は葉がすべてかれてしまった後で、ダメ元でトップジンMを散布しました。あながち的外れでもなかったのかもしれません。花後、葉が枯れる前に散布すればよかったのかも。肥料や置き場所についても見直しが必要かもしれない、などと考えさせられました。

土の中の菌を退治するためには植え替えが効果的、ということも理解できました。これから時間をかけていろいろ読んでみます。

来年以降、予防するためにお勧めの方法があったら、一般的ではないけれど経験からの裏技みたいなことでもかまいませんので、他にもアドバイスいただけませんでしょうか。

ところで、植え替えについてもう少し教えてください。

2年前、挿し木苗を植え付ける際、1節土に埋めるために8号深鉢(スリットあり)を使用しました。こんな大きな鉢にいきなり植えちゃっていいのかな、とは思いましたが、苗の節間が長くて8号でもやっと1節だけ埋め込めた感じでした。

鉢が大きすぎて過湿になっていたのかもしれません。

今回の植え替えで、根を切らないで更に1節埋め込むためには、もっと大きな鉢にしなくてはならない気がするのですが、大丈夫でしょうか。それともこのままの鉢の大きさで1節埋め込む方法があるのでしょうか。

あれこれ申し訳ありませんが、よろしくお願いします。

hide 【関東】 2011/09/02(金) 01:16:06
これから冬にかけて気をつけることは、枯れ葉や鉢内の落ち葉をこまめに取り除くことでしょうか。
これは、立ち枯れ病の菌を越冬させない為に有効だとされています。
立ち枯れ病は数種類の病原菌によると言われていて、特定されてはいないと思いますが、トップジンM、ベンレートが有効だとされています。
植え替えですが、現在地中から出ているツルは、比較的株元近くに第1節があると思います。
鉢から抜いてみないと、どの程度根が張っているかは不明ですが、古土をある程度落とすと、同サイズの鉢で1節埋めることは可能かもしれません。自分もあまり特大の鉢にはしたくないので、毎年、植え替えの際には、余裕があれば、そのようにしています。
そちらのクレマチスですが、花が6弁なら、カーナビー、
8弁なら、マラヤ・ガーネットかもしれませんね。

ハルカ 2011/09/02(金) 14:16:32
[[解決]]
度々お手数をおかけしました。

病気に対する対策はどの植物でも基本は同じですね。
バラの黒星・ウドンコ病対策も鉢土の上をきれいにすることから始まるようですから。心がけます。

今付いているつぼみが咲いて、もう少し涼しくなったら植え替えしてみます。
クレマチスはついツルを折ってしまうことが多いので、ギブス(爪楊枝とセロテープ)を準備して、鉢の大きさも変えない方針でやってみます。

品種については検索してみましたが、サイトによって同じ品種でも写真の花弁の数や全体の印象が違っていたり、こちらがシベの色や花弁数の記憶があいまいだったりして、確信をもてるところまで至っていません。

ただ、四季咲きで丈夫、比較的ツルが短い、気候によって花色が濃くなったり薄くなったりするなどの特徴はカーナビーに一致しているようです。
秋に咲いた花をよく観察して品種を探してみます。これはこれで楽しい作業です。

いろいろありがとうございました。
とにかく病気ということがわかり、対処法も調べられるようになってうれしいです。感謝。

来年は立ち枯れ病が出ないように今からあれこれトライします。またお世話になるかもしれませんが、よろしくおねがいします。



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