庭土について
ローゼンメイデン
【四国】
2011/05/06(金) 17:15:15
庭に、コンクリートを打つ所と打たない所をつくります。打たない所に木や花を植えたいのですが、経費節約して自分で土を入れたいと思います。コンクリの高さがあるので結構な量が必要だと思うので「花の土」じゃ間に合いませんよね。よくある「まさど」と言われる物で良いのでしょうか、無料配布でせっせともらった腐葉土はたくさんあります、それを利用したいです。教えてくでさい。
たちつ
【近畿】
2011/05/06(金) 21:20:18
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真砂土
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9C%9F%E7%A0%82%E5%9C%9F
その親戚に、鬼真砂と言うのもあります。
一般的には、真砂土の粗い粒のものといわれていますが、私は、大粒・
塊であっても、崩れれば、微粒子となり、極端に、性質が変わるものと
思っています。極端に言えば、岩が簡単に、崩れて、瓦礫にならずに、
泥砂になり、砂粒が無いものになる。これは、園芸上役に立たない。
真砂土は、よく使われますが、無機質なので、雨風で、表土10cmがコン
クリート状に、硬くなる性質があります。又表土は良く乾く。20cm下
は、適度な保湿が保たれる。
そこで、最初は、腐葉土を多い目に、5割りよく混ぜ込んだほうが良
い。多分もう2度と掘り返すことは無いだろうし。
あわせて、鹿沼土も予算の許す程度に、3割り(腐葉土40+真砂土60の混
合土の)とか。鹿沼土を入れれば、多少腐葉土は少なくても良い。
次に、地盤沈下の問題。(どの土でも同じ。)
概ね3割りは、沈下する。腐葉土が多いとか、砂粒が大きいとヨリ深く沈む。角より中央が良く沈む(逆なら楽なんですが)
風雨による土の流失もバカにならないものですが、増し土ですむ。
次に、雨水量と排水の問題もある。排水=通気(土の中の換気)ともいえる。
又腐葉土の中に含まれている、幹枝と茸と病原菌(紋羽病)のもんだいと
か、これらは、発症しないと、目に見えないので、現時点ではよく解ら
ない。・・・頭の隅っこに置いて置く程度。
と言うことから、1年程度は、仮植え程度にとめておいたほうが無難か
も。2年目にもう一度掘り返して、正式に植えればよい。(土質も経験し
ているので良く判るので、将来の予測が付く。)
いずれにしても、個人の好みですし、
無頓着でも、育つときには育つ
し、育たないときには、何をしても育たないものです。
育つ育たないの違いは、ほんの一寸したこと紙一重です。
それを根拠に、植木屋の植え方でも、剪定の仕方でも、素人から観れ
ば、デタラメ・ムチャクチャそのものでしかない。でも、失敗なく上手く育つ。
根決めと言って、太い棒で突きまわすわ、木槌で叩きまわすわ。
水を混ぜて、ドロドロにこね回すわ・・・・・
素人目には、憎しみを込めた虐めとしか思えない。
剪定といっても、99%も葉枝を引きちぎってからに・・・・
これが良く育つ基。
植木屋の真砂土は、表土10-30cm程度に、植木周りだけ、腐葉土10-20cm
程度を、簡単に粗く混ぜ込んでいる。混ぜていると言うより、雨風で流失しない程度。これでも良く育っている。
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たちつ
【近畿】
2011/05/06(金) 21:24:35
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>硬くなる性質があります
乾けば硬くなり、反対に、雨水が降ればドロドロになる。時として、水溜りになる。
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ばんざいうさぎ
【北海道】
2011/05/07(土) 13:05:54
長文になりますが、植物栽培の基本ですのでお許しくださいね
まずはその土地の元々の土質や地盤の状態はご確認済みですか?元田だったり粘土質の土地はまず水はけの確保が必要です。15センチほど掘ってすぐ粘土層がある様な土地ならまず穴を掘って粘土層の厚さを確認し、何箇所か穴か溝を掘りそこに砂や砂利などをまず厚めに入れたりの必要があります。山際に近く地表近くに地下水脈があったりでどうしても水はけが改善できなければ土の下に砂利などで層を作り水が溜まらない様に工夫(暗渠)する必要があります。斜面を削った様な所なら水持ちの良い土さえ上に厚めに入れれば良いのですが、まだ水はけの面が不明なら為しに1メートルほど穴を掘り地中の様子をご確認の上、土を入れて下さいね
新しく入れる土は概ねマサ土と腐葉土を混合させるので良いのですが、良い土に必要な有機物の中でも特に植物の繊維と、微細昆虫や微生物は沢山入っていればいるほど地力のある良い土ができます
腐葉土は植物の繊維質の一種ですが分解がゆっくりです。その分解は微細昆虫やミミズと微生物が行います
ですから、ただマサ土と腐葉土を混ぜてすぐに花を植えるのではなく、それをベースに2〜3割堆肥を入れると微細昆虫や微生物補給に成り、その場所が地中でその土地の元々の土と繋がっているのなら地元の在来種のミミズが増えてくれるはずです。そのほか雑草などを積んで分解したものを常に入れて置くと植物繊維の補給に成りかなり水持ち・保肥性の良い土に成ります
堆肥なら何でも良いわけではなく、出来ればバーク堆肥や馬糞堆肥、稲わら堆肥など植物繊維が残っているものが良いです。牛フン堆肥は植物繊維の分解が細かくされすぎていて水はけが悪い・窒素分が多い・牛の飼料由来で塩分が多すぎたり、外国の雑草の種子が混ざっていた場合頑固な雑草に悩まされ続ける可能性があるので、堆肥として大量には使わない方が良いです(植物植えつけ時に直下に少し元肥に使う程度)
自分はかなり酷い錆びた川砂の多い場所にバーク堆肥を3年連続して入れ続け、その後は2年に一度入れ、自家製コンポスト堆肥が出来てからはそれを毎年漉き込む事でとても良い土に改良した経験があります。バーク堆肥は木の皮を微細昆虫や微生物で堆肥化したもので作る時に少し鶏糞が入っているので、そんなに肥料を必要としない植物なら1〜2年は無肥料で充分育ちます。そうして混ぜた土は出来れば数カ月はそのままで落ち着かせると地中に微細昆虫やミミズ・微生物が殖えて良い土になります。それまでに植物を楽しみたいのなら植物はプランター植えし、土の上に置いたり鉢ごと埋めたりして楽しみます。土が落ち着くまでの3年間植えるものはできれば1、2年草を植えて楽しみ宿根草はプランターに植えたままで管理し、3年過ぎてから好みの植物を植えると良いですよ。宿根草の植えた所に堆肥を入れる時には株の周りを浅く掘り堆肥を蒔いて周りの土と混ぜて置くだけで大丈夫ですが宿根草は数年毎に株分けして植え替えに成りますので、その時に土にしっかり混ぜて置くと良いです
土の種類に寄っての性質やpH、堆肥のこと・肥料のことについては是非本を一冊お買いに成りそれを読んで土作りなさることをお勧めします
本屋や図書館の園芸コーナーで「土・堆肥・肥料」について書かれている本に数冊目を通し、一番解り易いものと同じものを購入して手元に置いておくと植物によって好む土質やそのブレンド法などがよく解りますよ。
植栽の基本の土はあまりpHの偏りの無い土にしておき、水はけや水持ちの好みが極端に違ったり(目的により土の種類やブレンド比率が違う)pHがどちらかに傾いている宿根草や低木などを植えたい場合は植え穴をかなり大きめに掘って株周囲の土を植物が好むpHの土にしておけば大抵は大丈夫なのですが、地中に波板などで仕切りその部分の土はすっかり入れ替えた方が手間はかかっても植物にとっては良い環境になります
ローゼンメイデン
2011/05/07(土) 19:28:43
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ありがとうございました。たちつ様、ばんざいうさぎ様。
大変よくわかりました。ずっと一人で悩んでいたのでとてもありがたいです。家族には全部セメンにしろと言われ続け、たくさんある鉢植の薔薇の行く先が不安になっておりました。
下の土地は、山土です。結構山に近い平地より1.5M高い所なので、と言っても、それがどう言う質なのか私にはよくわかりません。下の土地も、少々掘り起こし、ホームセンターで詰め放題\350のまさ土と腐葉土をまぜて入れてみます。それと堆肥ですね。
おっしゃるとおり、薔薇の生育に適した土地にするものチャレンジですね。また、聞いていただくかもしれません、お願いいたします。
初心者用掲示板@園芸相談センター