バラのアブラムシ対策決定打は?

[園芸相談センター]の過去ログです

りっぷ 【四国】 2011/05/03(火) 23:05:50
バラの葉が茂り、つぼみをたくさんつけていますが、つぼみの茎にびっしりアブラムシがついていて、とても悔しいです。よそのお宅の見事なバラはやはり消毒をしっかりなさっているのでしょうか。米ぬかをふりかけたり、ニームスプレー、木酢液+にんにく+とうがらしのスプレー、牛乳薄め液のスプレー、市販の園芸用の害虫対策スプレー(一時的にはこれがやはり一番効くみたい)など、焦っていろいろやってみるのですが、すぐにアブラムシがもどっていて、せっかくのつぼみが痛めつけられます。でも、消毒はしたくありません。ムシのいい話かも知れませんが、環境にも悪くなくて、アブラムシがよりつかない決定打があれば教えてください。お願いします。

ルエダ 【関東】 2011/05/04(水) 07:58:12
参考までに

http://www.ruralnet.or.jp/news/sogoten/1998/tenji/tenji1-053.htm

R・ひろき 【関東】 2011/05/04(水) 09:20:44
 こんにちは。

 それさえやっておけばいいという決定打というのは思いつきませんが……。

 次善の策は、人力で取り除くことかと思います。
 ただ時期があります。
 アブラムシが増える前にやらないと、増えてくると取りきれません。
1.3月下旬から4月上旬、アブラムシが最初に出始める頃に。(この時期を逃すと爆発的に増えます。)
2.4月下旬あたり、アブラムシには根が生えたものが飛んでいたら、着地したものを捕ります。(新芽の先などによく着地します。)
3.刷毛で捕ると一気に捕れます。(手で捕ると柔らかい新芽や蕾の下の茎を傷めることがあります。刷毛や筆も大小取り混ぜて、柔らかさも様々なものを用意するといいですよ。)

 バラを放置して栽培したことがありますが、アブラムシが多くなってくると天敵では捕りきれず、食べ残しのアブラムシがまた増えます。(天敵は食糧を食い尽くさない。)

 農薬を使わないときは、いくつかの手段を併用していくと全体的になんとかなることもあります。手で捕るほか、アブラムシ用粘着シート、アブラムシよけのきらきらなどです。


※粒剤をやっておく、スティックタイプの肥料兼用のものを挿しておくと長期間効きますが、これも市販の害虫対策スプレーと同じように農薬です。
 市販の害虫対策スプレーは、ピレスロイド系のものが多く、そのときは効きますが、粒剤やスティックタイプのように長く効果が続くことはないです。市販のスプレーをやるくらいなら、スティック剤を使ったほうがいいです。
 なおパボナなどのつりさげ式の殺虫剤の流用は、つりさげなので散布式よりソフトなイメージですが、けっこうきついので気をつけてください。

りっぷ 【四国】 2011/05/05(木) 16:16:47
ルエダさん、とってもユニークなサイトの紹介、ありがとうございます。テントウムシさんを飼うなんて、夢がありますね!ひろきさん、いつもの、体験に基づく数々の貴重なアドバイスから、たくさんのバラをお育てと想像しておりますが、基本は「時期を逃さず、人力で、、、」ということなのですね。参考にさせていただきます。ところで、今回の質問のポイントとははずれるのですが、高齢で、消毒などできない私の母は、バラのアブラムシにはキンチョールをシューッとしてるのよ、と言っておりました。試してみますと確かに翌日にはアブラムシの固まりは動かなくなってました。こんなやり方はどう思われますか、、、少量のバラで、増えてしまったアブラムシへの応急処置として、、、、。

ひまわり 2011/05/08(日) 01:07:42
粘着君はどうですか?

http://www.greenjapan.co.jp/nenchak_e.htm

ダニには特効薬ですが、箱を見たら、アブラムシにも効くと書いてありました。
主成分は澱粉で、少昆虫を窒息させることによって効くそうです。

キンチョールも悪くはないと思いますけど、人間への毒性があります。
粘着君も澱粉以外にも、界面活性剤などが入っているので、全く無害
ではないようですが・・・

R・ひろき 【関東】 2011/05/08(日) 09:18:38
 こんにちは。

 わたしも親戚の高齢者に、あるスプレー剤を勧めました。
 バラではないのですが、アブラムシ等々が多いそうなのです。
 でんぷんを使ったスプレー(もちろん農薬登録有り)と、カダンセーフです。

 室内用のキンチョール等は、合成ピレスロイド系を使っています。庭用とは少し違いますが、神経系に効くものです。それを使うより、庭用として売られている低毒の農薬のほうが、毒性は低いのです。
 カダンセーフ等で検索してみてください。各社工夫があり、農薬の流れが低毒の方向に行っているのがよくわかります。

ルエダ 【関東】 2011/05/08(日) 10:45:20
参考までに

http://park5.wakwak.com/~kcy/sizenyaku.html

蚊取線香はなかなか良いですよ
我が家では6月頃から藪蚊が少なくなる初秋まで庭で焚いてます
アブラムシが全滅する事はありませんが、目立たなくなりますね
(ブタちゃんに入れましょう)

ぶるこ 【甲信越】 2011/05/08(日) 14:25:53
こんにちは。
私はバラには「オルトラン粒剤」を使っています。
株元に撒くだけで良いので…。
とはいえ、同じものを使い続けると耐性が付きやすくなってしまいますし
回数も限られています。
なので、野菜やハーブも栽培していることから
「粘着くん」や「ベニカマイルドスプレー」も使います。
牛乳については希釈率や使用する時間等限られることと
ニオイがきつい、見た目が…、という理由から辞めました。
結構薬害もでますからね。(だから特定農薬にも登録されないのかしら?)
あとは、黄色い粘着シートとアブラムシ除けの反射材のようなものも使っています。
バラ以外にも色々あるのでとりあえず常備してあります。
「カダンセーフ」も魅力的でしたが
適用範囲が狭いのが欠点でしょうか。
バラには使えたハズですので、バラ用には良いかもしれません。

りっぷ 【四国】 2011/05/09(月) 11:51:42
皆様、いろいろなアドバイス、ありがとうございます。やはり、決定打はなく、併用と、早めの対応ということでしょうか。
@粒剤や、スティックタイプは、今まで使ってなかったですが、効果が持続するらしいので、使ってみようかと思いますが、わんちゃんが食べたりしないでしょうか。糠や油かすはわんこの好物なので、少し心配です。
Aキンチョールは、室内で使うものなので、人体にも環境にも良いかと思ったのですが、毒性が強いのですね、どおりで、アブラムシがすぐに死んでしまうはずですね。やめたほうがいいですね。B刷毛+粘着シートは優雅で、エコで、時間のあるときに楽しみながらやってみたいです。C蚊取り線香は初めて聞きましたがユニークですね。庭仕事するときに、自分の虫よけにもなるので、いいですね、蚊取り線香に含まれている薬剤は、どんなのでしょう。空気中を漂って、虫を寄せ付けないのだから、環境には優しいでしょうね。Dしいてあげるならば、決め手はカダンセーフでしょうかねえ、、、、

R・ひろき 【関東】 2011/05/10(火) 10:47:09
 こんにちは。

 カダンセーフも、一部農薬のようなノックダウン効果は無く、じわっとした効き方です。やはり併用型なのかなと思います。

 蚊取り線香は、ものにより天然の除虫菊成分、ものにより合成ピレスロイドのアレスリンなどが入っています。そこそこの毒性があります。検索してみてください。天然の除虫菊成分もパイベニカ スプレーのように農薬登録されているものがありますから、農薬と同じものを使っているといえば使っていることになります。

gardenfan 2011/05/16(月) 22:18:18
消毒が嫌なら読み捨て下さい。

アブラムシを中途半端なというかしっかりとした効果があるかどうか分からない方法で始末するよりも、
1回で確実に始末することをお勧めします。
私もこの土日に滅茶苦茶これまで経験したことがないほどの羽根付きアブラムシの急襲にあいました。
アファーム・スミチオンなど4種ほどの殺虫剤を散布して黒こげにしましたが、その後に飛来するものには無意味ですが、その時々に抹殺しておかないと大変です。短期で集中的に攻撃して下さい。

オルトランなんかの粒剤は安全ですが、枝や蕾に吸汁しないと効果がないので、そういう薬剤ではなくて直接噴霧して殺すような薬剤でないと効果が出るのが遅いです。

ピレスロイド系の薬剤は人体では酵素によってすばやく分解されますが、害虫はそういう分解酵素を持っていませんので、害虫/ヒトの有害性は1/1000ほどでヒトには比較的安全な薬剤ですので普通の人にはそんなに危険なものとはなりません。過敏症のひとにはどんな薬剤も影響が出ますが、それを一般的に言われるのは賛成できません。

バラに無農薬とか言っている人が蚊避けベープなどを使っているなど理解しにくい人も多いです。


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