ユリオプスデージの花柄が曲がる
アポジー
【近畿】
2011/04/29(金) 14:17:16
ユリオプスデージーの蕾の時期に花柄が曲がり(蕾が垂れる)咲かぬまま枯れたり、咲いても花が小さく花びらが捩れたりします。ここ数年続いており昨年夏は剪定してみましたが、今も同じです。近所では元気に咲いています。植えて5年以上経ちました、木の老化でしょうか?
たちつ
【近畿】
2011/05/04(水) 07:48:39
・
>花傷みの激しいユリオブス・デージー
>数年続いており
考えられるあらゆる手立てを採らないとしょうがない。
どのみち綺麗ではないので、今の花は諦め、花期も長いので、もしかす
れば、初夏までに咲くかもしれません。
鉢植えか、地植えかにもよります。
まず
1)地上部を観察します。・・・花・葉の裏表・緑茎・古木をよく観察し
て、害虫が付いてないか、古木に穴が開いていないか、茎が裂けていな
いか、葉が萎れていないか(真昼・夕方)・・・・表示がないので、多分
異常はないのでしょう。・・・・異常があれば、消毒か切り捨て。
2)地価部の観察・・・・根の表土を1-2cm丁寧に掘って、新根の状態が
どうなっているか。太い根を1本芽の先端まで掘り進み、根が成長して
いるかどうかを観察します。根が多いか少ないか、反対側の1本も同じ
ように掘り進む。土が硬いか、保湿程度とか。
異常がなければ、生理障害で自然治癒するまで待たないとどうしょうも
無い。
手助けとして、剪定の上、根回しして、微量金属肥料を掘った土に混ぜ
込んで鋤きこむ。(苦土石灰少々、骨粉少々、腐葉土は土の半分)
余裕があれば、メネデールとか植物栄養剤を薄めて1回程度撒く
植物栄養剤は、成分をよく読んで、NPK分の低い金属イオンの多いもの
を選ぶ。
剪定・・・緑茎の半分を全部斬る。下のほうの古木幹に新芽があれば、
その上で斬る。枝又が有れば、どちらか一つ残す。・・・枯れこみが安
全性の問題。生かすだけの最低限度と将来の景観を考えて。
私なら、適当にバッサリと半分程度切る。・・・・環境と見極め技量な
どが不明なのと、慣れないと危険かも。
大抵は、古木でも、昔の葉跡から、新芽が吹いてくる(側芽)。
切り口などから乾燥するとか、茎の維管束系が生き続けるのが早いか、新芽が吹くのが早いかの戦い。
刈り込み屑は、適当に挿し木しておく。・・・保険・予備苗
根回しの例。
http://www.clovergarden.biz/assets/images/prune/f4.jpg
地下の根を切れば・傷めれば、それに比例して、地上部の葉茎を斬らな
いと、脱水壊死しやすくなる。
鉢植えなら、今でも、挿し木が根付いてからでも、折を見て植え替
え。・・・・土の陳腐化・硬化改善と根詰まりの改善。
ユリオブ・デージーの性質
いつの時期か忘れましたが、多分初冬から初春にかけての一時期に、
体調バランス崩れで、一定期間正常開花とか蕾の花茎が萎れることがあ
る。葉は萎れない。それでも、花は正常に咲き続けいつの間にか収ま
る。この印象が強く、切花には、向かない物と思い込んでいました。
この機会に、実験したら、そうでもなかった。
切花は、好きではないので、解らなかった。家には、必要最低限どのも
のしか持ち込まない・買わない・捨てる。空間こそ最大の贅沢であると
言うのが、私の心情。車は倉庫代わりで、不便が無い限り、ゴチャゴチ
ャでも良い。
実験
葉茎4cm 花&花茎16cm以下3花を2セット 室温20度 樹齢10年程度のほ
ったらかしの地植え。
1)水道水挿し・・・・1時間で異常なし。シャキっとしている。
2)その後切り口を拭いて、空中に放置。約8時間で、花茎は異常なし、
萎れない。3cm茎の蕾は、クタっと萎れる。
3)その後切り口を再び水差しで、1時間後には、萎れた蕾もシャキット
快復。
4)もう一度切り口を拭いて、空中放置1時間で変化なし。シャキットし
ている。・・・現在継続中。
このようなものと考えます。
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たちつ
【近畿】
2011/05/05(木) 19:17:38
・
>ている。・・・現在継続中。
忘れていた。気がついたら、9時間で、花びらも萎れていた。
その後、切り口を再び切って、水につける。
再び忘れる。4時間後に、気がつけば、花びらも快復していた。
そこで、気がついたのは、ガクと花茎の接合点に、成長分裂細胞があって、(茎が伸びる位置)、その部分3cmが弱く、萎れやすい。
花茎3cmが完熟硬化するまでに、何らかの生理障害が起こり、維管束系が潰れて、花びらに異変が生じたと考えられる。
つまり、蕾成長時には、その蕾軸3-4cmは、傷みやすいということでしょうね。そこで、気温の度合いによって、それが目立ち、私が、ユリオブス・デージーは、水持ちが悪いとはやとちりしたもようです。錯覚。
そこで、スレ主さんの場合には、
全体的に発症している・数年間続くと言うことですから、例えば、ホウ素が枯渇している土に植わっているかもしれません。・・・ほったらかしに多い。
熱心すぎるなら、ホウ素をイオン化しない、阻害肥料を撒きすぎている場合もある。
この程度しか、思いつきません。
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アポジー
2011/05/10(火) 14:14:28
たちつ様、深いご考察とアドバイス有難うございます。改めて簡単に状況説明します
@地植えです、A地上部の異常なし、B地下部未観察、C施肥なし(アブラムシがよく付くので株元へ毎年オルトラン粒剤)、Dその他;直径5pの株元から2本に分岐しており、一方の分岐は更に3本に分岐していたが、昨秋その内2本の葉が枯れた。元気な葉を持つ1本を残し切断した。5/10現在、元からある1分岐には蕾がたくさんあり花柄もシャキとしている。2個咲いてるが花直径は2.5cmほど。一方の株の剪定で残した枝はきれいな大振りの葉を持ち蕾もある。
という状況です。質問投稿時に較べ花柄がシャキとしてきましたが蕾期間が異常に長いのではないかと感じています。しばらく様子を見ます。
また時期をみて肥料を少しやってみます
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