柿の木への肥料は

[園芸相談センター]の過去ログです

次郎 2011/03/06(日) 20:26:50
今年は2月中旬に、終わったのですが柿の木のために効率のいい寒肥の
場所を知りたいのです。

本等では枝先(樹形)の下あたりに、穴を掘って肥料をうめなさいと
なっていますが、樹形は剪定でいくらでも変わりますし、枝を詰めなければ樹形も大きくもなります。

柿の木の根は地中でどのような形をしているのでしょう。
木にとって、一番効率のいい肥料をやる場所はどのあたりなんでしょうか。

たちつ 【近畿】 2011/03/08(火) 22:05:29

考えるより、適当に軽く掘ってみれば、根の状態が一番良くわかる。
多少乱暴に掘ったとしても、極端に弱ったり枯れたりはしない。

それも、面倒・不安なら、今の枝先まで、寒肥を薄く施せば楽。
>一番効率のいい肥料をやる場所はどのあたりなんでしょうか。
絶対値は、誰も解らない。東大の大先生でも解らない。
おおよそなら、現在の枝先(長短好きな枝先)を円周とした円線を基準として、6等分して、その辺に穴を掘り寒肥を施せばよい。

寒肥は、肥料であって肥料ではない。堆肥・腐葉土など有機肥料。
寒肥としては、一寸1-2ケ月遅いように思う。
初冬から、真冬など休眠期に、有機肥料を施しておけば、晩冬初春の樹が芽覚める時に、肥料分が朽て、土と馴染んで、効果が現れるという理屈からなっています。掘り起こす(中耕)ことで、根きりや土もフカフカになる。微生物の援助も得られる。啓蟄前には、土に馴染ませないと本来の意味か゜損なわれるおそれもある。
と言う意味で、前述では
>株元から今の枝先まで、寒肥をパラパラと薄く施せば楽。
とした。
多分 化成肥料か有機配合肥料を施肥するものと、勝手に私は、判断した。

寒肥・元肥・追肥・お礼肥え(癒し肥え)とは、意味も目的も肥料の種類も一寸違うものです。
それでも、しないよりかは、今からでもしたほうが良いと思う。
敷き藁をするだけでも、ずいぶんと違う。但し、実が大きくなれば、敷き藁を取り除かないと味が薄くなる恐れもある。

根の仕組み。
幹⇒太い根(株を支える役目・倒壊防止)⇒細い根(産毛根を育てる)⇒産毛根(栄養素・水分を吸収する。生命力は弱く期間も数日と短い。新陳代謝が激しい。)
従って、細い根は広範囲に、網目状に多いほうが良い。
概ね細い根は外に広がるし、枝先の真下あたりに密生すると考えられています。細根の分布も土質や保湿・日当たり・枝張・土地の傾斜・病害虫損傷などそれぞれの固体により、均一ではない。従って簡単には、解らない。更に、根の肥料分吸収能力も雨水流失消費も解らない。故に、一番有効な肥料効率の絶対値は、解らない。
ある種の植物の中には、一固体の根は、カナダ全土に広がるほど伸びる植物もあるようですが。一般的には、凡そには、枝先の真下程度。いう曖昧なもので、許容範囲内と考えられている。

と私は理解しています。



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