10月購入のミニばら、休眠しないなら植え替えしない?

[園芸相談センター]の過去ログです

バラ美 【近畿】 2010/12/09(木) 23:18:39
10月つぼみ付きで、背丈15センチくらいのミニバラを購入、鉢に植え付け、花を楽しみ、今また、つぼみもついていて、葉も、こんもりと青々と繁っています。
もっと寒くなっても、しっかり休眠しなければ、折り曲げ剪定ということを、するべきかな?と思っています。
10月に植え付けたばかりで、この冬にも植え替えするべきなのでしょうか?

バラ美 【近畿】 2010/12/09(木) 23:20:48
追記
4本植えになっています。

gradenfan 【近畿】 2010/12/10(金) 22:52:59
ミニバラならば無理に休眠させなくても問題ありません。

挿し木で4本ほど挿されているのであれば、春に鉢分けして下さい。

ミニバラで折り曲げ剪定なんて必要ありません

R・ひろき 【関東】 2010/12/10(金) 22:55:22
 こんにちは。

 折り曲げ剪定は、折り曲げた枝が枯れたり見苦しくなったりしますし、翌年に病気や害虫を持ち越してしまいます。
 一番寒い時期に葉をむしり、軽く切り詰めたほうが良いと思います。

 四本植えをほぐして1本ずつにするかは、人によって違いますが、私は分けるほうです。
 これはどちらでもいいと思います。

バラ美 【近畿】 2010/12/11(土) 00:41:03
gardenfanさま、ありがとうございます。
分けるのは、春になってからですね?
ということは、つぼみをもつ前くらいでしょうか?
桜の咲くころ?

R・ひろきさま、ありがとうございます。
寒い時期に、葉をむしる。
分けるのも、同じ時期?
2月?

お二人、共通のご意見は、
・折り曲げ剪定はしない
・分ける

また、違う点は、葉のこと。
・gardenfanさまは、自然にまかせる
・R・ひろきさまは、むしる

と理解したので、まずは、寒い時期まで、様子をみてみます。
次に、分ける時期の、ご意見に違いがあれば、知りたいと思いました。

R・ひろき 【関東】 2010/12/13(月) 16:44:54
 こんにちは。

 回答にはいろいろあります。
 基本を回答する場合、自分でやってみた方法を回答する場合。その他諸々。

 寒いときに株分けするというのは基本です。
 春になってから株分けするというのは応用、あるいは、その方が過去にやった方法です。
 上にも書きましたが、株分けしても株分けしなくても、どちらでもかまいません。株分けすればすっきりして管理が楽になるとか、1本1本を大きく育てられるなどのメリットがあります。四本のままにしておくと、葉が混んで薬剤散布しにくいなどのデメリットはありますが、こんもりと鉢からこぼれるような感じで仕立てやすい、早めにボリュームが出るなどのメリットがあります。


 こんなふうに整理していくと、異なる回答がついても戸惑わないかと思います。


 折り曲げ剪定は、一部ミニバラ屋さんが冬に推奨している方法です。おそらくそこのバラ屋さんではずっとそうやっているのだろうと思います。
 アマチュアの間ではもともとそのような方法はありませんでした。越冬害虫が増えますし、枯れかけると汚くなりますので。

 落葉を自然に任せるかどうかも越冬害虫や病気をどうしたいか、それにもよります。
 一番寒い時期に葉をむしれば、その葉にくっついていた病気の胞子などを庭から取り去ることができます。取りされれば、その年の薬剤散布が楽になります。だから私はすべて取り去り、掃除します。
 自然にまかせて落葉させなければ、黒点病やうどんこ病などが残ってしまうかもしれませんね。
 (バラの育て方の本を買うとわかるかと思いますが、越冬中に葉が落ちなければむしるのが基本です。)

 いろいろな回答がつくのは仕方がないですから、一冊標準的な本を買っておくといいと思います。古いほうのNHKのバラ栽培の本(藤岡友宏氏著)などが標準的な育て方を掲載していると思います。

バラ美 【近畿】 2010/12/13(月) 21:20:54
R・ひろきさま
ありがとうございます。
基本と応用!解りやすくお話頂いて、納得、感心!
そして反省。---といいますのは、教えて頂いた本を、いくつか購入していますのに、それぞれ、つまみ読みをしてしまっていて、作業の流れ、つながり、その意味をしらずにおりました。
おっしゃるように、作業には、それぞれ意味があるのですよね!
意味を意識しながら、作業すれが、自然に配慮が行き届くのでしょうね!
せっかく求めた本を大切に、読み直してみたいと思います。
そして、ちょっぴりでも応用もきくように、2年生なれるように!
楽しくて忙しい、冬に突入です。

gradenfan 2010/12/18(土) 22:52:54
ひろき様の基本と応用 わかりやすいですね。流石です。

但し今回のご質問は挿し木のミニバラです。
10月購入は少し早いかなとおもいますが、11月位に購入しても暖かい環境であれば1−2月にも咲いてくれるミニバラが多いので、無理矢理葉を削除して休眠させる意味は無いと思います。
ですからミニバラの場合は暖かい環境で周年楽しんでもOKだと思っていますので、春に4分割縦割りにして1株毎に鉢増ししていますが、それで枯れることはありません。

バラ美 【近畿】 2010/12/20(月) 00:26:03
[[解決]]
gradenfanさま、ありがとうございます。
 これまでだと、異なる意見を聞いたり、本を見たりすると、混乱するばかりだったり、ひとつ意見のとうりにするしか思いつきませんでした。
が、最近は、作業の理由と効果を把握して、自分ちの条件にそって、対策を詰めていけるようになってきたようにおもいます。
正しい選択ができているかどうかは、わかりませんが、「いろんな意見を参考にかんがえられるように」なってきたと思います。
 自分では、すごい進歩だと感じています。
思うように育たなかった場合の、原因も、考えられるようになってきたと思います。
 今、一番感じていることは、気候、温度による差の大きさです。
植物の生育、土にかんすること、などなど。
うちは、暖地ということが、最大のポイントになるかと思います。
おっしゃる通り、いまもHTもミニバラもいくつも咲いています。相談に書きましたミニバラも、いくつもそろってつぼみが大きくなっています。
 同時に購入したものが4鉢あり、そろって、あまりに健康そうに、青々とこんもりと、葉を繁らせ、新芽が延び、春の様子みたいで、本や予想していたのとは、あまりの違いにパニくったわけです。
 ご意見、アドバイスを聞かせていただけて、本当に幸いです。

R・ひろき 【関東】 2010/12/20(月) 11:17:40
 こんにちは。

 再度書き込むのはためらわれたのですが……。

 未だに蕾のあるミニバラであっても、他のバラの扱いと変わりはありません。
 葉をむしらなければ、越冬病害虫が出て来年苦労します。
 ハダニなどは最たるものでしょう。
 気温が上がってくると他のバラにも移り、とんでもないことになります。
 初心者にとってはかなり危険なことになります。

 株分けも、根を傷めない時期にやることがバラにとってよいことです。
 その方が春咲きにやってたまたま枯れなかったよ という話です。
 一般化された方法ではありませんから、リスクがあります。


 つまり、「今現在休眠していないミニバラの扱いだから特別な方法を取ってよい」ということではありません。そういうミニバラもバラなのです。

 一番寒い時期に葉を取って越冬させる意味は十分にあります。


 11月頃蕾付きのミニバラを買いますと、丁寧に少しずつ外に出して寒さにならしましょうと書いた紙がついてくることもあります。ついている花を少し楽しみ、少しずつ外に出して寒さにならし、一番寒い時期には普通のバラと同じように越冬させ、休眠期に株分けする、それが一番リスクが少ない方法です。

 冬じゅう咲かせるというところに魅力を感じているかもしれませんが、「今現在休眠していないミニバラの扱いだから特別な方法を取ってよい」ということではなく、やるなら相応のリスクを踏まえてやってほしい、「一番寒い時期に葉を取る意味は十分にある」ということを再度書いておきます。あとはご自身のお好きなように……。

 九州などの暖かい地でも、越冬時期は葉を取ります。(引っ越した知り合いがいます。)近畿の暖地が特別ということもありません。

バラ美 【近畿】 2010/12/21(火) 01:12:19
R・ひろきさま、ありがとうございます。
問題のミニバラ4鉢は、今はまだ、4本植えの枝が全く見えないないくらい、葉が繁っていますが、厳寒期になれば、今のような状態ではなくなるだろうと期待しています。
(同じ気候の、近くの小さなバラ園によると、1月に花が残っていても、ちゃんと落葉すると聞いて、安心していたところです。)
 
ほかのバラ達は、下の方の葉から黄色くなっていて、それらは簡単に取れるので、そんな葉を、とっていっています。(不健康そうなのは、ちょっと無理してでも、取りにかかっています)

今年はじめに、うちにきたバラ達は、枝が見えないほどに、葉がのこっているわけではないので、植え替えしたい時期の少し前に、残りの葉は、むしっておけばいいとおもっているのですが・・・

ここで質問でーす!
「むしる」というのは、葉の付け根を下方向にひっぱればいいんですよね?
 話しを戻して・・・
私が気になっているのは、しっかり枝に付いている葉は、けっこう引っ張っても、とれないのということ・・・
問題のミニバラの場合、そんなふうに、取れにくい葉が、多量に残っていたら、どうしよう!
取れにくくても、むりやり、多量に取りさってもいいのだろうか、ということです。(厳寒期には、そんな葉はなくなるのかもしれない、とりこし苦労というものかもしれませんが)
はさみで切ったら、意味ないのでしょうか?

R・ひろき 【関東】 2010/12/23(木) 15:11:24
 こんにちは。

 むしるというのは、葉柄からとることです。
 葉柄は残さず取り除きます。
 葉柄がどこの部分であるかは検索してください。

 理由は、その葉柄部分に越冬胞子がいることがあるためです。
 ハサミで葉だけを切ってもだめです。

バラ美 【近畿】 2010/12/26(日) 00:50:31
R・ひろきさま、いつもありがとうございます。
本格的に寒くなってきました。
大切な冬の作業。迷い迷いになるでしょうから、作業に取り掛かる前に、本や、これまでいただいたアドバイスを、読み直してからにしたいと思います。

gardenfan 【近畿】 2011/01/08(土) 23:32:23
我家のミニバラ

八女津姫やミセス和子のミニバラやラビアンローズなどのFLはこれから綺麗に咲いてくれるバラです。
それを無理矢理、葉を落として冬眠させるのが良いとは思えません。
せめて2月まで咲かせても問題ないと思います。回りのバラが既に整理されているというのが前提ですが。

バラは基本的には、周年開花出来る環境であれば、咲かせても良いと思っています。(ハウスや家の中に取り込んでという環境)。その為には施肥も必要ですが、無理矢理冬眠させる意味はありません。咲かせながら規定の消毒をすれば問題ありません。

無理矢理冬眠させて特別な消毒が出来るのであればメリットもありますが、そういうこともしにくい現状で何が出来るのでしょうか?
3月頃に十分楽しんだミニバラを集中して消毒すればOKかなと思います。どのようにミニバラを楽しむかという考え方の違いかな?

バラ美 【近畿】 2011/01/11(火) 01:45:11
gardenfanさま、ありがとうございます。
年末年始のお休みの間、ゆっくりとひとつひとつの鉢を、観察することができました。
そして、手元の本も読み直し、バラたちと向き合って、ゆっくりした時を過ごしました。
 我が家のミニバラの多くが、寒くなってからもきれいに咲いてくれることを発見しました。
もちろん同じ種類でも、個体によって違うことも発見!
土、置き場所、施肥、日照などの違いを把握して、来年に生かす目をもって観察するのが、今の楽しみです。
今までは、「迷い」イコール「苦しみ」でしたが、いまは「迷いの
中にも楽しさ」を感じています。
人間の子供にも、元気すぎる問題児はいますからね!
 問題の10月購入のミニバラ4鉢は、相変わらず、茎が見えない状態で葉が繁っています。(つぼみも付いていますが、咲かそうか否か思案中)
2月の厳寒期になれば、状態が変わるだろうと待っている状態です。
そして、おっしゃるとおり、他のバラたちの植え替えなどをちゃんとしなければと、がんばっている最中です。
 一様にはいかない植物たちの世話。それが可愛いいと思える、このごろです。


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