バラのガンシュとカルスとの見分け方が知りたいのですが・・・。

[園芸相談センター]の過去ログです

ラッキー・ラッコ 【北海道】 2010/10/16(土) 22:19:49
スカボロー・フェアです。 支柱が抜けてしまっていたので偶然
見つけたのですが、株元が硬いんです。 あれ?と思い少し株元
の土をよけてみると、どうもコブがあるようです。4〜5センチ位
でしょうか? 
ガンシュだな?と思ったのですが、カルスの場合もあるのですね。
過去のログも拝見したのですが、どうも分かりません。
自分のケースはどちらなのでしょうか?

サイトやブログも拝見してみたのですが、中にはガンシュを克服した
とか、完治したとか言ってる方もいらっしゃるようですが・・・・。

自分が思うには、ガンシュはどう考えても完治は無理ではないかと
思うのですが・・・。
完治したとか、ガンシュは怖くないなどと言ってる方の場合は、カルス
だったんじゃないかなって思うんですが、どうなんでしょうか?よく分かりません。 見分けるのは難しいとのことですが・・・。

ちなみに、鉢植えです。蕾は20〜30位上がってきていて樹勢の衰えは
感じないのですが・・・。
今年、届いた苗で7号位の鉢植えです。
バラは勉強中の初心者です。よろしくお願いします。

あと、カルスだった場合、寒冷地なのでカリを多めに与えていたのですが、チョイやりすぎたかな?とか思っています。関係ありますかね?

たちつ 【近畿】 2010/10/17(日) 22:02:03

当サイトの画像掲示板へ投稿した方がより適切なのかもね。

その場合には、当スレを閉鎖するか、画像掲示板から園芸相談掲示板へリンクを張ると共に、園芸相談掲示板には、画像掲示板の日時を明記する。画像掲示板は、ムーブし、時と共に自動的に抹消されるために(約2ケ月後に抹消・サーバーの容量制限)、園芸相談掲示板からはリンクがはれない。

素人ながら、ただ単なる接木の接合部分であったりして。(接合部分の古木化)

人間でも、腫瘍・悪性癌・転移・筋腫・出来物との区別は、素人では、区別がつかないものです。一般的には、それぞれの人が、そのときの気分で言葉・国語として、曖昧に使っているし、解ったような気持ちでいる。
他人事なら、適当に返事もするし、自分自身や身内なら、行く末の不安やら、それなりの覚悟とか諦めが付く。
技術的にかなり高度に究明されてきた、人間の癌腫でも、完全でないのに、まして、バラの癌腫など下の下の研究段階。マニアックな分野。特定極一部の問題。直す手間隙・コストより、捨てて新たに買ったほうが、極めて安すすぎる。

同様に、
 「ガンシュはどう考えても完治は無理ではないかと・・・・

本当に、癌腫であったとしても、直る場合もあるでしょうし、直らない場合もある。大抵は、直らないほうが多いように評価される。
理由は、自然治癒は、報告されない。直らないほうの被害報告ばかりが目に付く。
その感染株比率は、極めて低い。圧倒的に健常株のほうが多い。
いうなれば、内閣支持率のようなもの。調査といっても、1億4千万分の2-3千調査で、すべてと錯覚させる、マスコミの影響による雪崩現象。B級グルメの行列のようなもの。ブランドものをもって優越感に陶酔・自己満足したい心境のようなもの。

付属問題として、他のバラに伝染するのかは、その原因にもよる。
宿主が寄生・介在するのか・ウイルスの攻撃なのか・単体発病なのかが解っていない。

接木接合部分・・・・木の周り全周に瘤がある。通常は地表直近にある。接木接合部分は、接木の不手際や接ぎ穂と台木の相性によって、腐る・折れる場合がある。貧乏継ぎ・枝継ぎでなければ一箇所
カルス・・・・未分化正常細胞ですから、表皮が薄い、深く侵食しない。通常は全周ではなく傷口付近の一部。比較的滑らか。片側。一箇所か、少ない。
癌腫・・・侵食腐食が始まるので、傷が深い。比較的凹凸や細かい裂け目がある。片側。数が少ない。
類似症状として、寄生虫・細菌によるもの。・・・・小さくて数が多い。一つ一つは、丸く滑らか。片側に丸くプツンとできたり、団子串状だったりする。
文章より、画像検索したほうが良く判るかもね。

と考えます。


ラッキー・ラッコ 2010/10/18(月) 06:46:15
 たちつさん、ありがとうございます。

コブは埋まっているので、よく見えないのです。
見つけた部分は多分、氷山の一角的な物でしょう。
休眠期に入ったら鉢から出してみます。

いろいろ見ていたら、4センチ位のものがガンシュ
ではなかったという人がいました。どこかに送って
検査を依頼したようで・・・すごい(笑)
それって、カルスだったのでしょうかね?解りませ
んね。 モヤモヤします。

あと、ガンシュが治った、または、コブを取りながら
栽培をしている方は、土の入れ替えは良いとして、根
はどうしてるのでしょうか?根にも付着していますよね?
簡単に菌を取り除けるのなら、どうしてガンシュの株
が沢山流通するのか・・・モヤモヤしています。

R・ひろき 【関東】 2010/10/18(月) 10:02:54
 こんにちは。

 がんしゅのコブもバラの組織ですから、見分けるのは難しいと思います。
 木に対して不自然な大きさまで急成長したらがんしゅ、ゆっくり成長して力こぶのようだったらカルスのことが多いです。
 がんしゅは成長した後もろくなることもあります。また、表面がぬらぬらすることもあります。
 カルスのほうは普通の木の組織という感じです。

 冬になってから根から土をすべて落とすと、形などがよくわかり、見分けやすいと思います。

 根頭がんしゅ病については岐阜大学などのサイトや切り花栽培の本にいろいろ載っています。
 遺伝子組み換えに使う細菌の仲間が傷口から感染して起こる病気です。
 傷口付近からバラの遺伝子を組み換えていき、自分(細菌)だけが利用できる栄養分をバラに垂れ流しさせて、細菌がバラの近くで増えていきます。バラのほうは組み換えされてコブができますから、二次的にできたコブには細菌自体は居なくなっていることがあります。
 組み換えされた部分を完全に削ることができ、ほかの場所に細菌がいなければ再発しないかもしれません。ただ岐阜大学のサイトには、導管を通ることもあると書いてありますから、木全体の感染部分を完全に削れる確率は低いのかもしれません。

ラッキー・ラッコ 2010/10/18(月) 23:43:26
R・ひろきさん、ありがとうございます。 
>がんしゅは成長した後もろくなることもあります
あと、
>カルスのほうは普通の木の組織という感じです
それで、ピン!ときました。
ガンシュはカルスと違い木質化しないとそうです。
たぶん・・・。見分けるポイントになりますよね。

ラッキー・ラッコ 2010/10/19(火) 21:21:16
[[解決]]
 ありゃ?ミスってますね。ごめんなさい。
モヤモヤが晴れました。ありがとうございます。

ガンシュではないような気がします。たぶん・・・。なんか、堅いし。
このまま注意しながら栽培をつづけようと思います。


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