桜の下では作物は育ちにくいですか
織田二郎
【近畿】
2010/10/04(月) 11:00:35
直射日光を嫌う植物(草本)を桜の木の下で育てたのですが、何年やっても夏に元気を失い、枯れてしまいます。今年は寒冷紗を追加してみましたが駄目でした。桜の木はその下の草本に何か影響を与えているのでしょうか
ばんざいうさぎ
【北海道】
2010/10/04(月) 18:12:49
まずサクラの下にあった植物は何でしょうか?一応その植物が何であるかも先に書いていただいた方が、結論も早く出やすいかと思います。また、サクラの下としか書いていませんがサクラの木の下に鉢などの容器に植えて置いているのか、サクラの根元に直接植えているのかも解りませんし、もしサクラの根元に直接植えているのなら植物を植える時には土を掘り地表近くのサクラの根を傷める事に成るのでサクラの木にとっては良くない事なのですが、その辺もどうなのでしょうか?
ちなみにサクラの葉にはクマリンというアレロパシー物質が含まれ、他の植物の生育を阻害します。植物の全部が全部これに対して弱いという事もないですが、植物の種類によってはそのクマリンによって育つことが出来ないと言う事はあり得ますね。一番良いのはサクラの木の下には何も置かずにいるのが良いです。サクラの地表近くの根は人の踏みつけに弱いし、上にずっと何かを置かれると良くないので根元には何も置かず、あまり枝の張っている範囲の真下(根は地上部と同等の広さに伸びるから)は通らない様にご注意ください
モマ
2010/10/04(月) 19:49:46
桜は自分の根の周りにも他の植物の生育を阻害する物質を出しながら生育します。
これは同じ桜の木でも、桜が植えられていたところに植えると生育が悪いというのは知られています。
お尋ねの件がそれが原因なのかそのほかに原因があるのかないのかは特定できませんが、可能性はあります。
たちつ
【近畿】
2010/10/09(土) 18:29:57
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私の考え方。
私は、サクラの落ち葉や花びらを腐葉土として使っています。
理由は、純粋物として、大量且つ短時間に集められる。早く腐蝕する。
香りが良い。実はこの香りの素が有害物質たるクマリンたる生化学生成物らしいのですが。
サクラの木の下という環境自体に、強い影響があるというより、サクラの根の性質と土質に問題があるように思います。
1)植えつけたときに庭土が固まりやすい土であり、そのまま放置されていた。・・・通常の管理状態。 つまり常に土がほぐされた柔らかい状態ではない。
サクラは生存のために、より良い環境の土を探している。とりあえず仕方がないので、窮屈な根張りで我慢している。そこで新たな植物を植えるために掘り返したとすれば、待ってましたとばかりに、細かく網の目状に、根を張り巡らし、占領してしまいます。水分や栄養分もすばやく独占してしまいます。そこでの土は急激な乾湿を繰り返します。特に、晩春から初秋まで。土というものは、一度からからに乾燥すると、少々潅水しても、水をはじき土にしみこまずに、流れ去ります。又水分がないと栄養素も解けないから、吸収しない。水がしみこまなければ、酸素空気の地中循環も悪くなる。
しかし、水は流れても、どこかでしみこみますし、サクラの根は広く浅いので生存しますが、小さい植物の株なら、過酷な環境となるでしょう
したがって、この過酷な環境でも生きられる、雑草・多肉・雑木・笹・球根・その他根張りの良いもので乾燥に耐えるものしか上手く育ちにくいということになります。・・・・地植え。
鉢植えをおいた場合の影響。
サクラには、あまり影響がない。どちらかといえば、好環境といえる。
理由は、寒暖の緩衝と保湿により、サクラの根は鉢の下で繁茂しやすい。問題は、鉢植えの手入れのために、地面を足で踏み固めることである。これはサクラにとっては、致命傷である。サクラの枝を見れば、よく踏むほうの枝は、枯れやすい。特に枝が太ければ太いほど、枯れやすく腐りやすい。株元からのヒコバエも生えやすくなる。
クマリンによる相性(耐性)もある。特にキク系は良くないらしい。
今思えば、枝先の真下より離せば、良いように思う。
私の場合には、内側は自然消滅した。外側は、残っている。
日本のクマリン生成植物は、外国の植物ほど強くないし、短期間で、自然融和するものと信じています。
したがって、ほかの環境条件による悪影響を探したほうが楽かもね。
外国の強烈なヨモギ類による、アレロパシー物質群の影響の画像を紹介します。 (リンク切れならコピペか手打ちでお願いします)
http://had0.big.ous.ac.jp/gakunai/association-eco/allelopacy/areropa1.jpg
B 道のようなものは、人工的に作ったものでなく、ほかの植物が育たないために、自然にできたものである。 排他的境界線。
日本では、川原のセイタカアワダチソウとススキやアシの生存競争を数年間観察すれば、良く判る。どちらも強烈な生存競争をする。
セイタカアワダチソウは、枯葉剤を撒き散らして、ススキを枯らしていくものの、自分が撒いた枯葉剤で自滅する。枯れれば、直ちにススキが優勢となる。つまり一進一退の名勝負となる。
この辺で・・・・
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知らぬが仏
2010/10/10(日) 18:53:17
御殿場に時之栖イルミネーションという観光地があります。
長いトンネルをイルミネーションで飾り、光の芸術はまことにすばらしい
ところです。
そのトンネルの脇には長く桜の木があり、その株元にはクリスマスローズが
植えられみごとなものです。
かなり長い距離です。
初心者用掲示板@園芸相談センター