春の球根について。
園芸娘
2010/09/24(金) 21:35:13
園芸初心者の私ですが、チューリップとラナンキュラスと水仙(八重)の球根を買いたいと思っています。鉢植えです。球根購入や栽培にあたって注意点があれば教えてください。
花梨
【関東】
2010/09/25(土) 00:32:47
それぞれ栽培方法が違いますので、下記の「ヤサシイエンゲイ」さんの
育て方をお読みになってみてください。お読みになっても疑問点がある
場合はその旨、追記なさってくだされば適切な回答がつくと思います。
※ご質問の際は名前記入欄の隣にある【居住地】の選択をお忘れなく。
地域によっても植え付けの時期など多少差がありますので。
【ヤサシイエンゲイ】>チューリップの育て方
http://www.yasashi.info/ti_00001g.htm
【ヤサシイエンゲイ】>ラナンキュラスの育て方
http://www.yasashi.info/ra_00002g.htm
【ヤサシイエンゲイ】>スイセンの育て方
http://www.yasashi.info/su_00001g.htm
ばんざいうさぎ
【北海道】
2010/09/25(土) 19:21:48
お住まいの地域が書かれていないので・・・北国にお住まいの場合にはラナンキュラスは屋外で越せない種類がありますが、お住まいはどちらでしょうか?。もし関東より西にお住まいなら大丈夫なものなのかもしれませんが・・・
よくお花屋さんに鉢花で売られている華やかな園芸品種だと冬の寒さに弱いものが多いですのでお住まいの地域で越冬できるかご確認くださいね
ただ、原種に近いレペンス種の黄色くて八重咲きの小花が沢山付いて咲く‘ゴールドコイン’という品種なら(確か球根性ではなかったと思います)、ビニールポットに植えられた苗を一株植えれば北国でも放置で楽々冬越し出来ますが容器に植えてもランナーが伸びて逃げ出しどんどん殖えていきますのでランナーは切り取る(挿すと苗が出来ます)など気を付けないと収拾がつかないくらいになります。もし植えるならご注意くださいね
チューリップは北国の方が丈夫に育ち数年も楽しめますが、水仙には耐寒性の弱い系統があり、最初の年は冬を越して花が咲いても徐々に弱って次の年には枯れてしまうものもありますので北国で植えるなら耐寒性の強い系統の水仙を選ぶ必要があります。
北海道の我が家で何年も咲き続ける八重咲き水仙で今も購入できるものは、房咲きの‘サー・ウィンストン・チャーチル’ミニ水仙の‘リップ・ヴァン・ウインクル’大輪の‘タヒチ’です。他の品種でもこれらと同じ系統なら無事北国で毎年花を咲かせると思いますよ
園芸娘
【九州】
2010/09/26(日) 12:01:09
[[解決]]
花梨さん・ばんざいうさぎさんどうもありがとうございました。
ぜひ参考にさせていただきます!
居住地掲載せずに迷惑かけました。
わからないことがあれば追記します!
園芸娘
【九州】
2010/09/26(日) 12:27:24
追記です。
花専用の土を購入し、球根(チューリップやラナンキュラス等)を植えれば大丈夫ですか?
それぞれの土の配合までは初心者の私にはわかりません・・・。
教えてください。
ばんざいうさぎ
【北海道】
2010/09/26(日) 19:15:28
九州ならラナンキュラスは問題ないかもしれませんが、チューリップの球根は北方系の植物なので咲かせた後は次の年も咲かせるのは難しいので一年限りの使い捨て感覚で、花後に球根ごと抜いて夏の花苗に植え替えてしまうのが良いと思います。チューリップの球根は花が散ってから葉が枯れるまでの短い期間に球根が大きく育つのですが、九州では花後急に気温が高くなってしまうので球根が育つ間もなく弱ってきてしまいます。そのため小さい球根にしかならず、見ごたえのある綺麗な花の品種ほど弱く特徴も消え病気に罹りやすいですし小さい球根を九州で肥培するのはほぼ不可能です、次の年に花がもし咲いても貧弱で、その後は球根ごと枯れる可能性があります。連作障害やウイルス病に罹る事もありますのでひ弱な球根を無理して育てるよりも、毎秋購入した新しい球根を植えたほうが見事な花を楽しめますよ。
暖地で長くチューリップを楽しむ場合は、背が低く咲く極早生の品種や、開花の遅い晩生の品種も組み合わせ、極早生のプランターが最前列で晩生のプランターが最尾列と横に何列にか並べて、咲き終わったものから撤去し他の花のプランターに替えると良いです
あと、花がかなり小さくて星形に開ききり背も低い、見なれたチューリップとは見かけが全く違う原種チューリップの系統の方が丈夫で暑さにも強いので、地面に貼りつく様な印象の見かけではありますがそちらの方が何年も楽しめると思います
水仙の方は九州でもおそらく大丈夫だとは思いますが、品種によっては暑さに弱いかもしれないので、実際好みのものを植えてみて数年様子を見るしかないと思います。数年で消えたものはそこの土地に向かないものですが、土地に向くものだと年々分球していき植え替えないと花が咲かなくなるくらいになります。そういうのは数年ごとに掘り起こしくっついている球根を一つに離してあげ間隔を空け植えなおしてあげると1〜2年でまた花が咲きます
球根を植える土ですが、チューリップや水仙については花用の肥料の入った培養土を使えば大抵大丈夫ですが、もし売っていれば球根植物専用の土が一番良いです。堆肥や肥料の入っていない安い黒土などなら、バーク堆肥(牛フン堆肥は窒素が多すぎ向きません)を土の2割と完熟した腐葉土など入れて水はけのよいふかふかの土にしてから、冬の間すでに根が伸び球根の中で花芽が育って開花の準備をしてくれる球根や根の為に、カリが一番多く次に花の為のリン酸の多い肥料を少し入れて土をよく混ぜてから使うと良いです。できるだけ深さのある鉢に鉢底石を入れてから土を入れ、決められた深さに球根を埋めてあげれば良いです。その上からビオラなど冬に咲く一年草の苗を植えても良いですよ。球根植物には寒さに一定期間当たらないと花が咲かないものがありチューリップと水仙は寒さに当てる植物ですので屋外において冬越しして下さい。花は気温が高くて晴天が続くと開ききってすぐ終わってしまうので、蕾が伸びるまでは南向きの場所に置いても開花し始めたら東側などの日中気温が高くない場所に置くと長持ちしますよ。ラナンキュラスの方は寒さに当てるのか当てるなら何度まで大丈夫かは私にはわかりません・・・。
チューリップは芽ぶきの時に寒風に晒されると芽先が傷む事があるので、春先寒い地域なら落ち葉などでマルチングしてあげるのが良いです。寒風の心配の無い所なら根元の茎が長すぎる様なら増し土するくらいで充分ですよ
園芸娘
【九州】
2010/10/01(金) 12:55:38
[[解決]]
ばんざいうさぎさん本当にいつも詳しくてわかりやすい回答をありがとうございます。
チューリップもできれば翌年も咲かせようと思っていたのですが一年限りの使い捨て感覚で楽しんでいきたいと思います。その分、教えていただいたような長く楽しむ組み合わせにぜひしたいなと思いました。日当たりや置き場所も参考になりました。さっそく土と肥料、球根を買いに行きたいと思います。
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