ばら、治療剤と予防剤
バラ美
【近畿】
2010/08/16(月) 00:57:25
ばらの薬剤には、治療目的と予防目的のものがあるのですね!
それぞれ具体的に、ホームセンターで買える商品名を、おしえていただけませんか?
うどん粉病、黒星病はわかりやすいですが、我が家の症状で、よくわからないのがあります。
株の下の方の葉から順に、葉脈がきわだって濃く見えるようになる。(ほかの部分が色がぬけているから?)
はじめ、日焼けか水不足かなとおもっていましたが、複数の鉢がそうなり、下のほうから葉が黄色くなってくるので、こりゃ病気だと思い、とのもかくにもと、ダコニールをかけましたら、進行せずにいるようです。なんという病気なのでしょう?
また、ミニばらで、下の方の葉がだんだん、色がうすくなっていく症状は何でしょうか・?
R・ひろき
【関東】
2010/08/16(月) 18:27:24
こんにちは。
予防剤と治療剤ですが、たしかにあるのですが、植物用ですから、人間の感覚でいう予防薬と治療薬とはだいぶ違います。
病気の糸状菌の胞子が発芽する前に効くのか、発芽してから効くのかで分けていることが多いですが、両方の効果のあるものもあります。
胞子の発芽は肉眼では見えません。
人間の目では、予防剤を撒くべきか治療剤を加えるべきかは、見えないので判断できないのです。病気の斑点は、発芽してからしばらくして見えるようになってきます。
そこで台風のあとは、病気の斑点が出ていなくても治療剤を入れようかななどと思案することになります。
予防剤はここの過去ログにも幾つか出てきますが、ダコニール、ビスダイセン、オーソサイドなどです。治療剤(予防効果のあるものも含む)は、ラリー、サプロールなどです。カリグリーンも治療剤です。
夏場は病気がかなり下火になります。
黒点病、うどんこ病などは勢いが弱まりますので、夏場に次々に症状が出るようでしたら、ハダニ、微量元素欠乏(暑さの根傷みによるものを含む)を疑ってみてください。
鉄欠乏などで葉脈を残して黄色くなることがありますが、これは新葉に出てきます。下から出てくるのでしたら、まずそのミニバラも含め、ハダニを疑ってみてください。
葉をひっくり返してルーペで見るか、白い紙に葉裏を押しつけて線がつくかどうか確認します。
(ハダニや微量元素などの不足がなくても、夏場は黄色くなることもあります。)
微量元素欠乏かもしれない場合は、微量元素の入った葉面散布用の液肥を撒いて様子を見ます。
鉢などの場合は、鉢に段ボールなどで日よけをすると根傷みなどは改善することもありますが、まずは暑い時間を避けつつの葉面散布で補給してみてはと思います。
ひまわり
2010/08/16(月) 18:30:03
ダニじゃないですか。
葉の裏側を見て、黒っぽい点々がついていたら、典型的です。
薬は、”粘着くん”で決まり。ほかの薬は考えられません。
デンプン系統の農薬で、人体への影響は少ないです。ダニ
を窒息させて殺すので、薬が効かなくなることがありません。
最近は、バラ園でも用いられているようです。
成虫を窒息させるだけで、卵には効かないので、3日おきくらいに
2週間くらいかける必要があります。その後は、1週間に一回で良いでしょう。
去年まで、念のために、スミソンを加えていたのですが、粘着くん
単独で大丈夫のようです。
葉の裏側にきちんとかけるのは意外に難しく、手で葉を裏返して
かけることをおすすめします。木が多いと無理だと思いますけど。
しゃなまま
【東北】
2010/08/16(月) 18:46:55
あと、考えられるのはクロロシス。
鉄分やマグネシウムが不足して起こる症状です。
土や肥料に問題があるのかもしれません。
バラ美
【近畿】
2010/08/27(金) 22:53:07
[[解決]]
R・ひろき様、ひまわり様、しゃなまま様 ほんとうにありがとうございます。
具体的でわかりやすく、さっそく対処いたします!
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