バラの選定・うどん粉病・シュートについて

[園芸相談センター]の過去ログです

ままちゃり 【関東】 2010/08/05(木) 16:43:30
質問が3つあります。バラの初心者です。よろしくお願いします。

1 夏の枝選定なのですが、切る場所は5枚葉、7枚葉の位置のどちらでもよいのでしょうか?それと、ばさっと切ると残ったシュートに葉がついていなくても、切っても大丈夫なのでしょうか?切るのは、葉がついている部分から上であるべきですか?

2 太いシュートがあがってきているのですが、過去2年見ると、同じ側から上がってきています。ですので、シュートが混み合っています。これって何か原因があるのでしょうか?日当たりの関係とかでしょうか?

3 うどん粉病は梅雨までですか?毎年うどん粉病にやられる鉢があるのですが、夏がきたらうどん粉病がおさまりました。梅雨が終わるまでは、まめに薬をかけてもきれいにならなかったのに。。。

先輩の方、ご指導をよろしくお願いいたします。

犬塚信乃 2010/08/06(金) 14:23:19
犬塚流です。

@ どっちでもいいです。と、いうよりこんなにクソ暑い時期にやらな
  くてもいいのではないかと思います。
  >シュートに葉が・・・無くてもOKです。

A シュートの出る部位に勢いがある、ということだと思います。
  近接した場所に複数のシュートは美しく仕立てられないので
  どちらかをカットすべきだと思います。でも、冬剪定まで待っても
  良いかもしれません。

B ウドンコ病は人間の生態と似ていて、高温多湿を嫌い、冷涼な環境
  を好むのです。だから、涼しくなれば直ぐに姿を現しますので
  ご心配なく。

gardenfan滋賀 2010/08/07(土) 17:25:03
1.夏剪定の意味ですが
  シュートも5−6段ピンチすると2mほどになりますよね。そのままにすると下葉を落とすので9月の剪定の前の予備剪定として7末から今頃までに1m程度に切り下げて、下葉を落とさなくするのが目的です。
  ピンチを繰り返さずに、3段目で何度も花を咲かせるという手もあります。こちらが正解かと思いますが。今も結構咲かせています。

2.シュートの発生する位置が偏る。
 これはよくあることです。クラウンの片方からしかシュートが出ない。特に年数を経た株にはよくあります。仕方ないのでシュートの間を剪定枝で広げるくらいしかないと思います。

3.うどんこは
発芽適温が20℃ほど 湿度95%以上です。5月の朝に気温が下がって湿度が上がるとこの状態になります。
今はそういう状態ではないので発生しません。
ですからうどんこ病の薬は今は必要ありません。

R・ひろき 【関東】 2010/08/07(土) 19:30:52
 こんにちは。

1.切る位置は、5枚葉の上でも7枚葉の上でもかまいません。
  切っても葉を残せる枝だけ剪定します。
  葉が残らない枝(株)は、夏剪定しません。
  あるいは、ゆるく曲げて、良い芽が頂点になるようにしておきます。

2.鉢植でしたら、三カ月に一度くらい回してみてください。
  または、一カ月くらい傾けておきます。
  というような刺激を与えると、出ていないほうから出ることもあります。(もちろん出ないこともありますが。)

3.うどんこ病は、梅雨くらいまで発病します。暑い夏の間は下火になります。
  ここで気を抜かず、夏のうちに根絶するつもりで拭いたり、薬剤散布したりしてみてください。
  (薬害にはご注意)
  9月に入ると新葉に一気に出てくることがありますから、油断なさらずに、予防剤も使っておいてください。

ままちゃり 2010/08/10(火) 16:42:51
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犬塚信乃 さま、gardenfan滋賀さま, R・ひろきさま

詳しいご回答をありがとうございました。剪定の位置がわかったところで、迷いなくパチパチ切れました。ありがとうございました。
うどん粉病は今から気をつけようと思います。仰せのとおり、油断してはいけませんね。
シュートの発生位置は仕方がないことなのですね。面白いものですね。
今後もよろしくお願いいたします。


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