黒法師の夏越えについて

この記事は[園芸相談センター]の過去ログです

レインボー 2010/07/08(木) 23:22:20
黒法師が気に入り、数年前から鉢植えで育てています。昨年の夏にカランコエと寄せ植えにしていたのが、だんだんと下の葉(黒い花びらのような)が落ちて、茎もぶよぶよになり、枯れてしまいました。あとひとつ残っていますが、それも昨年同様に下の葉が次々と落ちてきています。このまま、夏を越せずに枯れてしまうのではと思うと心配です。
水は控えめにしています。なるべく涼しい場所に置いています。他にどうしてあげればよいでしょうか?

ばんざいうさぎ 【北海道】 2010/07/09(金) 21:56:50
どうやら、多肉植物として育てていない様に感じるのですが如何でしょうか・・・
黒法師はアエオニュームという多肉植物(植物の一部や全体に水分を貯蔵して、その水分を使って生きる植物)の一種で、寒さは苦手で日本だと冬は室内管理なのですがかなりの熱帯の植物なので日本の夏くらいの暑さじゃびくともしないはずなんですが・・・
涼しい場所と言う事は、屋外のよく日のあたる場所じゃない所ですよね?具体的にはどんな場所なのでしょうか
直射日光まで強い光じゃなくても良いですがやはり日光を好みますし、暑さにはかなり平気な植物なのですが・・・

去年枯れたのは、夏に植え替えたことで元来あまり発達していない根が痛み(多肉植物は植え替え直後に水を与えるのも良くないです、他の種類と寄せ植えにしてしまったことからその同居の植物の勢いにも負けて回復できずに弱って枯れたものと思います。できれば一種類一鉢で、植え替えは春から初夏、秋の暑さが強くない時期に行うと良かったですね・・・。普通なら不調に成ってきた時点で茎が無事な部分から途中で切って切り口を乾かしてから乾いた多肉植物用の土に挿し、数日置いてから少ない量から徐々に多い量を水やりすれば弱ったものでも運が良ければ新しい根が出て持ち直します
また、水は控えめというのも多肉植物には良くありません。サボテンや多肉植物でも基本は水やりの時はたっぷりと底から出てくるほど水を与え、底皿に溜まった水を捨てて置くものです。そして鉢内の水がすっかりなくなってからまたたっぷり・・・。普通の植物から比べると水やりの頻度が少ない(次に与えるまでの日にちが長い)だけで、毎回の水やりが控えめ(少なすぎる)と植物内に水分が貯蔵できないので体力が無く弱りやすいものです

土もどんなものを使っているかが解りませんが、できれば「金の成る木・アロエ専用土か、軽くて水はけのよいあまり保水性のない土に植えるのいが良いですよ

詳しくは多肉植物の構造と育て方を検索して調べるとお解りいただけると思います

レインボー 2010/07/12(月) 20:49:06
バンザイウサギさん、ありがとうございます。単独で植えた方がいいんですね。暑さに弱く、寒さには強いと勘違いしていました。半日陰で、モクビャッコウと寄せ植えにしています。それに多肉植物とは知らずに育てていました。あさはかだったです。
それと、最近黒法師で木のえだのようになっているものをみかけました。どのようにすれば下のえだが伸びるのでしょうか?私のはあたまにひとつあり、その下にみっつ、ついていますが枝のようにはなっていません。

ばんざいうさぎ 【北海道】 2010/07/13(火) 15:21:52
レインボーさんこんにちは
あ〜、やはり多肉植物とは知らずに管理してましたか
レインボーさんがご覧になったものの様に、枝別れさせて大型に仕立てたものがよくインテリア用に観葉植物風に売られているので普通の観葉植物と同じ管理をしているのかも?とおもったんですよ

あの枝別れさせて植えてあるのは、まず黒法師を大きく育てます。植え替え時期に鉢を徐々に大きくして植え替えて茎を太く根を広く張らせると葉数も殖え頭の直径も大きく成ります。きっと頭が重くてアンバランスに成りやすいのでしっかりと支柱で支えているものと思います。1メートル以上の高さに育ったら、茎の途中好みの高さでバッサリと頭と株を切り離します。頭の方は切り口を乾かして土に挿しておくと根が出てまた育ちます。
頭を失った株の方は水を与えすぎない様注意して育てると、まもなく切り口近くの茎から数個の芽が新たに吹いてきます。これを伸びた時の枝のバランスを考えながら3〜4個残して他は掻きとり、その後は普通に育てていくと新しい芽に小さめの頭ができてきてどんどん葉の数も殖え枝も伸びていき、途中で枝分かれした株が出来る訳です。もし日当たりが特定の方角からしか当たらない場合は数日ごとに90度の角度で鉢を回して全部の枝の葉に均等に日が当たる様にすれば上にまっすぐ伸びてくれるはずです

今ある株はそのままで、別に新しい株を作って仕立てるなら多肉植物の植え替え適期に下の方で生えている枝を伸ばしてある程度伸びたら付け根で切り離し、小さめの鉢に新たな土に植えて株を作ると複数の株が作れますが、頭が大きく茎が長いまま挿すととても不安定ですぐ倒れてしまいますので、しばらくは支柱を三本鉢の中心に向けて斜めに土深くに刺してその上の端を黒法師の茎の所で束ねて茎ごと縛る支え方で支柱を建てると良いです。これは茎が育つ(太くなってくる)につれて結び直し、鉢が大きくなり根もしっかりと張って重心が下落ち着けばあとは支柱一本に替えても良いです。鉢の方もまだ重量が足りないうちは他の植物の鉢と寄せて倒れない様にしたり、レンガなどで囲って紐でレンガを縛って一体化させておくと良いです

ただし、頭が一つの時期は重心が頭寄りで鉢ごと倒れたり茎の途中で頭がもげたりしやすいので台風など風が強く吹く時にはひっくりかえらない様に玄関や室内に避難させた方が良いですよ

枝が分かれるタイプの仕立て方は長い期間がかかり、根が弱らない様栽培に注意しなければなりませんが、育て方さえ出来るようになれば徐々に鉢を大きくする以外そんなに難しいものではありませんよ。がんばって仕立ててみて下さいね

レインボー 2010/07/14(水) 14:04:28
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ばんざいうさぎさん、重ねて教えていただきありがとうございます。とても勉強になりました。頑張って黒法師仕立てに挑戦してみます。
わかりやすく説明していただき、本当にありがとうございました。


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