もみじの葉が落ちてます

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きょん 【東海】 2010/07/03(土) 14:11:14
もみじの葉が生い茂ったころから、緑色の葉のまま毎日落葉しています。
中には紅葉してから落ちる葉もあります。
幹をみても異常なく、木屑もありません。
西側には塀がありますが、上部三分の一程は西日が当たります。
このままでは、紅葉までに葉がおちてしまいそうです。
昨年も紅葉の少し前に緑の葉が落葉し始めた様に思います。

ストローハット 2010/07/03(土) 17:56:04
アリが出入りしてる小さな穴はないですか?株元にかじった跡はないですか?
アリが巣食って、うろ(空洞)ができたり、てっぽう虫が入ると葉がぱらぱらと落ちます。

モミジ、カエデは、枝の剪定をこまめにして、根の剪定をしないでいると、うろができやすく、その場合も葉が落ちます。
うろは外から確認しづらい場合もあるので、難しいかもしれませんが、もう一度確認してみて下さい。

苧環 2010/07/04(日) 00:04:47
枝先の葉が落ちるのなら根腐れでしょうか。水はけが悪いとか肥料のやりすぎが原因です。
虫の形跡はないようですが枝枯病、粗皮病、胴枯病などの症状に該当するものはないでしょうか。

きょん 2010/07/04(日) 12:59:19
早速のご回答ありがとうございます。
ストローハット様へ
虫類の侵入の穴を主人と探しましたが、やはり穴も木屑・糞屑見当たりません。根の剪定とはどのように剪定すれば良いのでしょうか?
(土を掘って?でしょうか・・・) 

苧環様の枝先だけでなく全体の葉が落ちるので、根腐れでもなさそうです。
枝枯病、胴枯病という可能性もありますが、幹、枝は色も状態も良いように見えます。
緑色の葉がどんどん落ち、今日は紅葉もかなり多くなりました。

苧環 2010/07/04(日) 20:42:55
根腐れでもなく病気の兆候も見られないとしたら、西日に当たりすぎて水切れ気味の生理落葉かと思います。去年も緑色の葉が落ちたとのことですが、去年と比べてどのくらい成長したでしょうか。去年より西日に当たる部分が増えていないでしょうか。

ストローハット 2010/07/04(日) 21:31:32
根の剪定は枝の剪定をするときに一緒に行います。位置は枝が横に広く張り出している場合は、その枝先の下あたりの少し内側を、広がらないように仕立ててあるものは、幹から幹の円周分〜その1.5倍(幹の直径が10cmとしたら幹から30〜45cm)くらいの場所を30〜40cmくらいの深さに掘り、根をハサミで切ります。そのとき切り口が上から見えないようにします。
根の張り方が幹に対して片寄ってる場合は根を切り過ぎないように掘る円の中心をずらします。

成木、古木の場合数年に1回やると良いでしょう。もし、きょんさんのもみじが若木であるならここまでする必要はないです。

とりあえずその他の原因も考えてみましょう。葉が落ちることに直接結び付くか分かりませんが、まず土壌の状態はどうですか?土がカチカチだとか、乾き過ぎるとかありませんか?冬に寒肥えを与えてますか?
どんな肥料をどのように与えてますか?与え方によっては肥えあたりを起こすことがあります。

一応基本的なことですが、思い当たるようなことはありますか?

きょん 2010/07/05(月) 21:33:37
いろいろとアドバイスありがとうございます。
西日の件は上部が当たりますが、当たった部分だけでなく、
全体に影響するのでしょうか?
水やりは梅雨前は適度に、梅雨に入ってからはやっていません。

それにしても、根の剪定というのは大変なんですね。
庭の植木は植えたらそのままで良いのかと思ってました。
幹の直径は6〜7cm程です。
それは、若木・成木・古木のどれにあたりますか?

土の状態は家の周囲は砂利を敷いていて、
もみじを植えた回りも砂利があるので、
常に一目で確認できる状態ではありません。
恥ずかしながら、肥料は与えたことがありません。(汗)

枝枯病のことを調べた時、過度の剪定が悪いと書いていました。
新緑の頃、あまりに枝葉が茂っているので、かなり剪定しました。
それも主人が、もみじはハサミを嫌うので、手で折った方がいいらしいと
聞いたそうで、手で折りましたが、そうなのでしょうか?
そういえば、去年葉が落ちたという前にも剪定したような気がします。
それが原因ということもあるでしょうか?
剪定の時期はいつが良いのでしょうか?

苧環 2010/07/05(月) 23:43:00
>西日の件は上部が当たりますが、当たった部分だけでなく、
>全体に影響するのでしょうか?

します。

>新緑の頃、あまりに枝葉が茂っているので、かなり剪定しました。

手というか指で折れる程度の小枝透かしならいいですが、ある程度以上の太さの枝は12月あたりでないとだめです。1月を過ぎると樹液がまわりだして剪定によって樹勢が落ちます。

ストローハット 2010/07/06(火) 00:13:29
根切りは必ず必要というわけではないんですよ。根切りをすることで若返らせたり、生長を抑制したり、実を付けさせたり、花を咲かせたりなんてこともできるんです。
木が生長するとき、根が伸びた分だけ枝葉が茂ります。要するに根が水を10吸い上げたら、枝葉から10蒸散させるわけです。剪定をするとそのバランスが崩れるのですが、普通は問題ありません。カエデやモミジは蒸散しきれない水が幹内で滞留しやすいんです。その水が腐ると、うろになるんです。
幹の直径が6〜7cmではまだまだ若いでしょう。

西日なんですが、影響するとすれば当たっている近辺だけですね。もしモミジが耐えられないのなら、幹の表面が日焼けしてひび割れてきます。なければ問題ないです。
それから地植えのものには、余程の日照り続きでもないかぎり基本的に水やりはしません。根は勝手に水を求めて伸びますから。

肥料はこまめに与える必要はないですが、冬場に腐葉土や堆肥などをすき込むことは必要です。それをすることで、土中に酸素を送り込み、痩せてくる土壌を肥えた良い土壌に保つことができます。
根も呼吸をしているので、土が硬くなると生育不良になります。
根の異常はすぐに葉にでます。
原因としてはこの辺りがちょっとあやしいですかね。

枝枯病など病気については詳しくないのでわかりませんが、剪定が原因で葉が落ちることはないと思います。
剪定の時期は春の芽出し前から、梅雨の時期までと、秋が深まった頃  要するに真夏と真冬を除けば通常の剪定であればいつでもできます。
ハサミを使わないのは、自然な樹形を作りやすいのと、他の木に比べてポキンポキンとよく折れるからです。鉛筆くらいの太さまでなら手で折ります。それより太いものは、やはりハサミを使います。下手な折りかたをすると木を弱らせることもあるので。

きょん 2010/07/06(火) 16:10:53
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今回は直接の原因ははっきりしませんが、
今後、剪定の時期・土の状態・肥料などに気をつけて
育てたいと思います。

ストローハット様、苧環様、何度もアドバイスありがとうございました。


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