バラの消毒

[園芸相談センター]の過去ログです

ミニバラ 【北陸】 2010/03/19(金) 21:47:13
温かくなりました。バラの黒星病対策についてお尋ねします。
もうそろそろ消毒を始める時期になりました。
3月下旬から梅雨期前まで2週間に1回、その後は10日に1回のペースで年末まで散布しています。
花壇に70本、地植えでマルチカバーしています。

効果的な消毒薬の散布順を教えてください。
同じ薬剤を5回散布し、薬剤を変えながらやっています。

持っている薬剤は ダコニール サプロール マンネブダイセン オーソサイドです。
3種類ほど持って1回散布で薬剤を変えるローテーションの方が効果的でしょうか。
その場合は、どんな薬剤で順番はどうなりますか。
散布する時は、発生している害虫(アブラムシ、スリップス、ゾウムシ)に対応する薬剤を混ぜています。

R・ひろき 【関東】 2010/03/22(月) 21:39:44
 こんにちは。

 お手持ちの農薬を二種類にわけます。
・長期間保護に使える農薬。
 ダコニール、マンネブダイセン、オーソサイド
・比較的短期間に効果があり、雨の後など糸状菌が葉に侵入した後にも使える農薬。
 サプロール

 ダコニール、マンネブダイセン、オーソサイドを10日に一回散布し、雨の後や病気が出て葉をむしった後にサプロールを併用するか、臨時散布してみてください。ダコニール、マンネブダイセン、オーソサイドの使い分けは、うどんこ病+黒点病を予防するときはダコニール、夏場など、うどんこ病が下火なときはオーソサイドを。


>効果的な消毒薬の散布順を教えてください。
>同じ薬剤を5回散布し、薬剤を変えながらやっています。

 ローテーションは、農薬の性質から予防保護に使うものを選び、その農薬の回数の範囲内で、その農薬の得意分野を見ながら決めます。(上記)
 この予防保護に使う農薬で切れ目なく葉を守ることができれば、かなり黒星病は減ります。

 雨の後、病気が出た後に使うタイプですが、黒星病なら、サプロールのほかに、たとえばフルピカフロアブル、ベンレートなどを揃え、それとサプロールで交代に使うと、こちらもローテーションができるかと思います。
 治療剤をローテーションするときは、予防するほうの農薬(治療剤よりは耐性がつきにくいものが多い)を切らさないようにして使います。

 殺虫剤を含め、農薬を混合するときは、乳剤+乳剤は葉を傷めることもないわけではないので、なるべく避けてください。
 展着剤は瓶に書いてある規定量を入れてください。

※治療剤、予防剤という言葉は、一般に使われる治療効果、予防効果、治療薬、予防薬とは少し意味が違ってきます。詳しくわかりやすい本では、「ピシャッと効かせる農薬選び便利帳 岩崎力夫 農文協」があります。

ミニバラ 2010/03/23(火) 09:17:08
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いつも丁寧にありがとうございます
書物も参考にがんばってやってみます。


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