がんしゅ病のバラに

[園芸相談センター]の過去ログです

yumama 【関東】 2010/02/01(月) 09:55:17
がんしゅ病のバラに使ったはさみである事を忘れて、ほかのバラの
枝や根を切るのに使用してしまいました。
他のバラにもがんしゅ病が移ってしまいますか?
バラはすべて鉢植えです。

R・ひろき 【関東】 2010/02/01(月) 12:58:46
 こんにちは。

 木の状態やがんしゅになりにくい台木や品種もあるので、必ず全て発病するとは言えませんが、こぶができることがあると思います。

 とくに根を切ったもので根を切った場合は、うつり易いです。
 ハサミを熱湯などで消毒しておいたほうがいいと思います。

 枝を切ったもので枝や根を切った場合も感染するとして、必ず消毒しているバラ園もあります。これは岐阜大学のサイトで、ケニアの例を見たことがあります。
 実際のところ、枝から枝や根にうつるかというのは、個人の庭では確認しづらいです。剪定バサミに絶対に土がついていないとはいえないですし、バラの枝の表面に土埃がついているかもしれません。そこからうつったものと、樹液からうつったものの区別がつきませんから。

yumama 2010/02/01(月) 17:29:54
R・ひろきさん、ありがとうございます。
がんしゅ病になったバラは、根元にこぶができてナイフでけずりとってから
様子を見ていたのですが、こぶが出来ることもなく成長したので
そのままにしていたのですが処分したほうがいいものでしょうか。

R・ひろき 【関東】 2010/02/01(月) 20:21:53
 こんにちは。

 こぶはその場所だけにできるのではなく、他の場所にもできてくることがあります。根の下の方にできると、土替したときでないと気づくことができません。
 他の場所に再発することはよくあります。

 こぶがあると、そこからがんしゅの細菌だけが利用できる養分が流れていってしまい、土中のがんしゅ菌が増えた上にバラの勢いが弱まります。バラの勢いが弱まると他の病気にも罹り易くなります。再発の危険を抱えたバラは無いほうが庭作業が楽にできると思います。

 とはいっても、どうしても捨てたくない品種があれば。手間がかかっても良ければ残しておき、毎年鉢替してこぶを取り続ける人もいます。ご参考までに、以下のスレを読んでみてください。もちろん見えるところに出来ていたら、見つけ次第取ったほうがいいと思います。

http://engeisoudan.com/lngb.cgi?print+201001/10010027.txt
http://botany.cool.ne.jp/log/200811/08110149.html

yumama 2010/02/08(月) 09:12:28
[[解決]]
がんしゅ病になったのは、マダムピエールオジェで処分する気持ちに
なれないので、しばらく様子を見ます。
R・ひろきさん、いろいろ教えていただきありがとうごぞいました。


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