苦土石灰の必要性とは?

この記事は[園芸相談センター]の過去ログです

ケムシ 【関東】 2010/01/29(金) 20:42:16
ヨロシクお願いします。

[苦土石灰の効果は一年]、[冬の間に土づくりを]とか。
ハーブを数種類庭で育てているのですが、いまいち苦土石灰をまく時期やまき方(混ぜ方)、かならず苦土石灰は
必要なのか?

マルチングをしている今、
マルチングをひとまず取り除いて石灰をまくのでしょうか?

苦土石灰はどうしたらよいのでしょうか?初心者の私に詳しく教えて下さい。
初夏にハーブたちが元気に咲く様にするためにはまだ間に合いますか?ヨロシクお願いします。

ぶるこ 【甲信越】 2010/01/29(金) 21:09:39
こんばんは。
まず、石灰の必要性を考えましょう。
植物の生育するに当って
どうしても降雨などで土の酸度は酸性に傾きます。
ほとんどの植物が好む酸度は弱酸性になりますし
ハーブはものによっては中性に近いものを好むので
石灰剤(苦土石灰や消石灰・有機石灰など)で土の酸度調節を行うのです。
ただ、稀に酸性土壌でないこともあるので
初めての場所で栽培する場合は
酸度計(リトマス紙などでもOK)などで酸度を調べる必要があります。

石灰剤の使用方法としては、作物を植える前や植替えの際に
混ぜ込んで使います。
なのでマルチをはがして、という追肥のように使ったりはしません。

ケムシ 【関東】 2010/01/30(土) 14:14:35
ぶるこさん、ありがとうございます。

石灰とはハーブに限らず土を改善する為のものだという事は
わかりました。
地植えやプランターなど植物を植える時に混ぜこめばいいと言う事でいいんでしょうか?今までは植える時は必ず混ぜていました。
酸度は計ったことないです!
今、
育てている植物の周りを計り酸性だ!って事になれば石灰をまけばいいのでしょうか?
きっと酸性だ!と思い込みパラパラまくなんてのはだめなやり方でしょうか?
時期なんてのも関係ないと言う事でしょうか?

ぶるこさんは凄く植物の育て方に詳しい方だと思ったのですが、
ぶるこさんは手抜きなしできちっと育てているのですか?色んな植物か
多ければそれだけ手入れも大変ですよね。
私は、毎日午前中に庭チェックしているんです!たとえば枯れた花を摘み取ったり、土が乾いたプランターに水やりとか…時期が来るとバシバシ剪定。近所の
人達から見るとちょっとマメ過ぎる人?!って感じで見られてます。
「あんまり植物は
可愛がり過ぎるとよくないよ」って知らない人に言われるぐらい。

だいぶん、石灰の
話からそれましたが、ぶるこさんはいつもどーゆー風にガーデニングをしている、楽しんでいるのか凄く気になりました。きっと素敵なお庭なんだろうなぁ〜

ダリア 【九州】 2010/01/31(日) 16:18:13
こんにちは。
私も園芸が大好きで・・・でも剪定だの土壌改良だの・・・をなるべく意識して育てるようになったのはここ数年の事で、肥料や土壌云々に関しては勉強しても分からない事ばかりです。

石灰は園芸本などの植え替えページとかでよく出てくるので、植え替えには必ず必要なんだ・・・と何も考えずに混ぜたりしたものです。(私は有機石灰しか使った事がないのですが、訳も無く豪快に使っていましたね〜(^^;;)

通常の花壇でアルカリ性を好む草花を植えないのなら特に石灰は必要ないと思います。
ぶるこさんはソレを詳しく丁寧に回答して下さり、酸度を計る方法として上記の物を紹介して下さったのですが、酸度計や試験紙を使ってまではなかなかできませんね〜(^^;;

私は生えてる雑草で判断してます。
スギナやオオバコが生えていたら弱酸性土壌、ハコベなら弱アルカリ性という具合です。
・・・で、上でぶるこさんがおっしゃっているように大抵の土壌は弱酸性ですので、弱アルカリ性を好むセントーレアとかキンセンカ(カレンジュラ)、イチゴなどを植える時は石灰をまきます。
他にシャクヤク、ユリ、イネ科の周りに植える植物は弱アルカリ性でない草花(スイートピーやルピナス、ポピーなど春向きの花は弱アルカリ性を好むものが多いですね・・・逆に夏向きの草花は中性〜弱酸性が多い気がします)を選んでいます。

使用する石灰に関しては、通常苦土石灰などは混ぜてから2週間程は植えられませんが、私家の花壇には常に何かが植わっているので、効果が穏やかな有機石灰を使用しています。

ケムシ 【関東】 2010/01/31(日) 17:35:52
[[解決]]
ダリアさん、ありがとうございます!

ぶるこさんの説明もフムフムと関心しながら読みましたが、ダリアさんもガーデニングの大大大先輩ですね!
なるほど!!為になりました。
石灰にも色々種類があるんですね!有機石灰、なかなか良いですね。買いに行きます!!なんか言い事聞いたなぁーって感じです。
私は、冬に苦土石灰を豆まきのようにあちこちにばらまき、春には肥料を同じようにばらまき、その後 虫除けをまき散らすって感じでした。
雑草で土の状態がわかるなんて凄い!!
雑草にも詳しくないので勉強しないとダメですね。暖かい季節はバカみたいに朝から何時間も庭の雑草抜いてます(−_−;)土の状態なと考えもしなかったです。抜いても抜いても生えてくる雑草に意味があったんですね…。よく観察してみます。
ぶるこさんも言ってたみたいに、土は酸性の
割合が多いはずだからやっぱり石灰は必要って事ですね!

ガーデニング好きなダリアさんに聞いてみたいのですが…。去年の秋も終わる頃 伸び放題のハニーサックルを思いっきり剪定したんです。
もうビックリです!ケムシ(ペンネームとおなじですが)がいるわいるわで!一応、オルトラン?!をまいてはいたんですがハニーサックルに
効かなかった?のか取り除いてはバシバシ切ってとゆー感じです。
そんな経験ありますか?
去年は
バラも植えてみたんですが超デカい青虫が居座って居ました。
ガーデニングには虫は当たり前だとは思うんですが…虫嫌いなんです(>人<;)
仲良くおつき合いするしかないのでしょうかね↓

あっ、石灰の事は
これでバッチリです!ダリアさん、ぶるこさんもありがとうございました。解決ですね!!(^∇^)

ダリア 【九州】 2010/02/02(火) 15:41:09
解決後に失礼します。

残念ながらハニーサックルは育てていないのですが、実家の庭は毛虫だらけで毎年大変ですね・・・
ハニーサックルを検索してみると、環境にもよるのでしょうが毛虫がつきやすいようですね。
(コチラの掲示板では「虫はつかない」という方が多いですが・・・)
バラは・・・病害虫のオンパレードです。
もちろん殺虫剤や消毒薬などをキチンとされたらそうでもないのでしょうが、環境的に難しいので市販のスプレー剤を気休め的に撒くくらいでしょうか・・・
一所懸命手をかけても、近所や会社などの放置された肥料ももらえないバラの方がキレイに咲き誇っていたりして・・・苦笑

我が家の庭ではクレマチスとトケイソウが虫もつかず病気にもならず、手もかからないです・・・でもツルの後始末が大変かもです。

ケムシ 【関東】 2010/02/04(木) 00:45:51
( ´ ▽ ` )何度もありがとうございます。
ハニーサックルまで調べてくれたんですね!確かにハニーサックルは虫の心配はあまりない…みたいな事を何かの本でみたんです。開花の写真付き
で。庭のフェンスいっぱいのツル、6年目になります。去年強剪定、本当に大変でした、一緒ですね!市のゴミ袋パンパン5袋ぐらいてす(;▽;)
ノコギリで切るぐらい太いんですよ!根も凄そう…。

そうですか…バラもなんですか…
ため息でます。
またまた秋頃に毛虫大量かと思うと…。
今年は虫除けスプレー必須ですね。
クレマチスは毛虫来ないんですか?!見た目ハニーサックルとあまり変わらないのに。

飼ってるつもりはないのですが、暖かくなると必ず茶色のトカゲ?!が数匹います。
何種類かのハチも来ます。
ほんと庭の手入れは大変ですよね…でも、ガーデニングはやめられません。
あっ、早速 有機石灰買って来てまきました!
まきまくりました!!

色々とお世話になりました、ありがとうございました。

RED [URL:http://members.jcom.home.ne.jp/takanuma/index.htm] 2010/02/04(木) 10:06:31
 解決したところに余計なことを書いてもうしわけないのですが、苦土石灰(苦土炭カル)であれば、有機石灰と効果が穏やかな点は同じです。
 両者の違いはマグネシウムの有無で、成分は同じ炭酸カルシウムです。炭カルとして販売されているものも同じ。すべてゆるやかに効果が出ますから、同じように植えるときまいても害は出にくくなります。

 二週間前にまかねばいけないのは、焼成苦土石灰でしょうが、あまり一般向けに売っていないと思います。

 そもそも石灰岩からして太古の珊瑚など生物化石なわけで、石灰岩も貝化石も、現代の貝を粉末化した有機石灰も、どれも同じようなものでしかないのです。
 有機石灰は廃棄物のリサイクルという点で環境的には望ましいですけど。ただ、カキ殻石灰だと塩分の問題があると言われているので、多用しない方がいいかもしれません。

カルメン 【関東】 2010/02/05(金) 18:03:01
こんにちは。
解決したところに私も申し訳ないです。
ハーブやバラと野菜は施肥が異なると思いますが、施肥について、
以前、「畑と野菜のしくみ」などをちょっと読んだ中に書いてあったので、さわりを書いておきます。

チッソ、リン酸、カリ、カルシウム、マグネシウム、イオウの多量要素と鉄などの微量要素は必須元素で、微量要素は土壌に含まれていますが、腐葉土や堆肥は元は葉や草なのでそれで充分だそうです。

苦土石灰にも種類がありますが、私の手元にあるのは100均のケイ酸などが入ったものです。

酸度調整の他に代表的な役割の一つは、カルシウムは野菜の細胞を丈夫にし、ケイ酸は繊維質を丈夫にするので、病害虫防除に役に立ち、マグネシウムは光合成の葉緑素の中心元素ですので重要なミネラルだそうです。
野菜は病害虫の種類が多いので丈夫に育てるのがまず、防除ですから。

酸性土壌化のプロセスは、野菜がカルシウム、マグネシウムを吸収し、
さらに化成肥料を施す。
化成肥料のチッソ(例、硫安)やカリウム(例、塩加)などが、
チッソ、カリウムを使われると、副成分として酸性を示す成分が土壌に残り、酸性土壌ではカルシウム、マグネシウムは溶けやすく、雨などで
流亡し、さらに酸性土壌に徐々になっていくらしいです。

ハーブの育て方には酸度調整が目的と書いてありますので、そうだと思います。
バラには普通、入れると書いてありませんよね。
野菜の育て方は本当に様々ですので、こんな事が書いてあった本もあった程度に留めて下さい。

野の花 2010/02/08(月) 01:31:27
カルメンさま、横レスですみません。
とても興味のあることを教えてくださっているのですが、
園芸初心者ですので、分からない箇所が2箇所ありました。
何度も読み返したのですが、すみません、頭悪くて・・・
よろしければ、もう少し教えていただけませんか。

@「チッソ、リン酸、カリ、カルシウム、マグネシウム、イオウの多量要素は必須元素」なので、肥料として加えてやるのですね?それで、「鉄などの微量要素は土壌に含まれています」ので加える必要はないということでしょうか?「腐葉土や堆肥は元は葉や草なのでそれで充分だそうです。」・・・この意味がよく分かりません。

A「ハーブの育て方には酸度調整が目的と書いてありますので、そうだと思います。」・・・こちらの意味も。

すみません、よろしくお願いいたします。

ケムシ 【関東】 2010/02/10(水) 21:55:42
解決!!してなかった?!
いいえ、大丈夫ですよ!

REDさん、私の石灰ばら撒きにちょっと待った!って感じですよね?
初めはそう思ったんです が、何回か読んでいるとそうでもないですね!わかりました有り難うございます。苦土や消化石灰ぐらいしかあまり知らない私に、ダリアさんの有機はインパクト大!!だったんです。
だけど石灰にも良い悪いがあるからとつけ加えて下さったんですよね?
そう納得していいのかな…
カ、カルメンさん!?(・_・;
チッソ、リン、カリ止まりの私に カルシウムやマグネシウム、イオウはあせりました。
でも、これまた勝手に解釈しました。

私の家のシンボルツリーは今3mほどの白い花を付ける花水木ですが、初めはあまり花が咲かなかったんです。
シンボルどころかただの観葉植物状態!ヤバイかも?!調べました。
骨粉や油かすが必要だったのです。頑張りましたよ!今年の春は満開ですよきっと!つぼみがいっぱいです。
カルメンさんが言いたい事はこう言う事ですよね?
花、ハーブ、野菜…それぞれに必要なものがあると言う事。
腐葉土の事ですが、私の家の前は公園があり枯葉は庭に積もるほど飛んで来ます。
プランターは別として地植えにはそのまま混ぜこんでます(´ε` )マルチングにも最適!

みなさんの返事は全てが今後の役に立つ事だと思います。(ダリアさんのアドバイスは実行しましたが…今日は雨、しみ込めしみ込め〜って感じです)ぶるこさんを初めとし、みなさん有り難うございます( ´ ▽ ` )ノ

カルメン 【関東】 2010/02/12(金) 13:38:58
こんにちは。
今現在思っていることで、明日には違う事を言うし、私の勝手な思い込みもかなり有りますので、テキトーに聞き流してください。

@
チッソ、リン酸、カリは野菜を育てるのに、特に多く必要な肥料で、化成肥料で代表的なチッソ肥料に使われている硫酸アンモニウムはチッソと後に少しのイオウになるはずです。(たぶん)
もちろん、有機肥料でも良いんですよ。

カルシウム、マグネシウムも野菜には必要な肥料で、野菜ごとに酸度や必要量が違うので別売りなのかと思います。

鉄、マンガンなども微量ですが必要で、地球が出来た時からあったそうなので、土壌には元々は含まれているそうですが、出来た作物を畑から取ってしまうために循環にならないので、腐葉土などを入れて仮の循環にするのかな、と思ってます。
微量要素も必要と言うつもりでしたが、反対に伝わるんですね。反省。

野菜ではカルシウム、マンガンなどのミネラルの欠乏症は、Q&Aに
症状がたまに出てきますね。

PH調整に関係するアルカリ性の素材はカルシウム、マグネシウム、カリウムなどが有りますが、肥料の保肥力を示す陽イオン交換容量の指数はカルシウム、マグネシウム、カリウムの目安が5:2:1だからでしょうか、石灰質の素材で調整するのが一般的のようです。

なので、苦土石灰の比率は意味があるのではないかと、思っています。
もちろん、有機肥料でも良いんですよ。

A
ハーブも色々ありますので、原産地の環境に合わせる、とかだと思います。
根が溶けにくいミネラルの肥料を吸収するのに根酸を出すのですが、土壌のPFと関係が有るそうです。

私も理解していないので、分かり難いと思いますが、
今のところ、こんな感じです。

野の花 2010/02/14(日) 01:06:55
 カルメンさま、こんばんは!
 噛み砕いた解説をありがとうございました。
やっと、理解できてほっとしています♪

 植物と肥料のメカニズム、しっかり勉強しないと分からないことばかりです。おかげさまで、大変啓発されました。ありがとうございました。

カルメン 【関東】 2010/02/14(日) 09:57:22
野の花さん、こんにちは。
私も知っているのは、ほんの一部の一部の一部です。

育て方の本に油粕を入れるのは○ヶ月前、とか、石灰と一緒に入れない、とか、チッソ過剰はアブラムシやうどん粉病が発生する、とか、書いてありますよね。その理由をちょっと調べたりしたら、植物と肥料のメカニズム&サイエンスでしたね。

一年前まで光合成なんて言葉は頭になかったです。
ハイポネックスから昨年アミノ酸入りの液肥が出てますね。
酢などの葉面散布とかの理由が少しだけ分かるようになりました。

しかし、少し知っても、いい加減なので、苦土石灰も入れたり、入れなかったり、後からパラパラまいたりとテキトーです。

以前、読んだ木嶋利男さんのシリーズは、分かりやすく堆肥や病原菌などについても書いて有りますよ。


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