今、売られているクリスマスローズ
べあ
2010/01/11(月) 20:34:08
今、ポットに入って売っている＝小さな花付きクリスマスローズが妙に惹かれてます。花みずきの木かげの根元辺り一面に植えて見たいですが、時期ハズレでしょうか？
きじねこ
2010/01/12(火) 11:44:35
いいと思います。本来もう少し早く11月ごろ植えて、2月頃楽しめればよかったんですが、今は花芽がついたものや開花しているものも売っている時期なので、大幅に時期ハズレという事でもないです。
寒冷地ですとマルチ等をする必要もあるかもしれませんが、あまり手のかからない植物です。
べあ
2010/01/12(火) 13:12:39
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きじねこさん、お返事有難うございました。早速挑戦してみます。
ばんざいうさぎ
【北海道】
2010/01/12(火) 16:12:31
クリスマスローズでも今の時期に咲いているものは‘ガーデンハイブリット’とか‘オリエンタリス’と呼ばれる複数の原種の掛け合わせ・改良した系統のものだと思われこの系統はいろんな花の色や模様、形や一重のもの半八重や八重のものなどバラエティーに富んでいます。その系統のものの他は根もとからの茎が一本だけで途中で枝分かれしている有茎種の系統の原種のものも流通しています
本来はヘルボルスという学名で、今時期咲くのは日本以外ではレンテンローズと呼ばれます（復活祭頃に咲くから）。おそらくべあさんの見たのはこちらの系統のものと思われます。日本では流通名としてレンテンローズの方にもクリスマスローズとラベルを付けてしまったので名前だけ聞いても何の種類かがわからず紛らわしくなってしまいました
本物のクリスマスローズ（‘ニゲル’とか‘ノイガー’とか‘ニガー’と呼ばれる原種の系統です）は名前が表す通りにもっとも早咲きで花色は白か咲き進むと少し赤が入るものだけです（基本の一重咲きと改良種の八重、比較的赤く咲く品種があります）。開花調節処理（北海道などに遅く出荷するために行われる）されていない限りは、本物のクリスマスローズなら花（本当はガクの変化したもの）が終わって緑色に変色（褪せて）し、実が膨らんできているはずです
ヘルボルスの仲間は種類や系統が違うと管理が少し違う事もありますのでご注意くださいね。特に開花期が大幅に違ったり好む環境が少し違ったり原種によっては耐寒性が弱かったり、異種交配種のメリクロン増殖のものだと種が出来ないので有茎種の系統だと株分けが難しく種が出来なかったら育てるのはその株限りという事もあります
‘ニゲル’や‘ガーデンハイブリット’は無茎種（根もとから何本も茎が出てそれぞれに花が付く）の系統で大株になれば掘って株分け出来ますし、一部を除きほとんどは種からでも殖やせます。大株だと花の色・模様や形でかなり値段に開きがありますが、ホームセンターなどに並ぶ普及種の小さな苗（２〜３年苗）だとお手頃な値段で買え適した環境に保てば２〜３年で初花が咲きますが、本来の花色は次の年以降になります（見た目が珍しいものだと苗が小さくてもかなりのお値段になります）
原産地の自生場所は広葉樹の林の下なので春の開花期は明るくて、開花後は木の葉で陰に成って薄暗くなる様な場所を好みます。植えたい場所が通年日当たりのよい場所なら開花後は何かで強い日差しを防いだり、地面に植えないで鉢に植え、季節によって置き場所を買えるなどの工夫をなさってみて下さいね。また、種を採らない場合は（採っても数花に限る）花は色が褪せてくれば実が膨らまないうちに花茎から手で折り取り（罹ると処分しかないという恐ろしい「ブラックデス」というウイルス病の予防のため）葉をなるべく残して株に養分を貯められるようにしてあげて下さいね
べあ
2010/01/12(火) 21:07:07
レンテンローズというのなんですね？見慣れた大きなクリスマスローズとは、全く違うと思いました。去年、当市の農業園芸センターの「クリスマスローズ講演会」に参加しました。県南でクリスマスローズだけを栽培している若いご夫婦が講演され、珍しい種類の展示会もあり少しだけですがお花のイメージも分かります。ただ豪華な大きなサイズのお花は、ちょっと難しいようでした。講演をしてくださったご夫婦が、スロベニアに行かれて自生しているクリスマスローズの写真をたくさん撮って来ましたと、講演会の会場に展示してくださったんです。森のなか一面が、小さなクリスマスローズで〜感動的でした。あこがれてましたので、ちょっとそんな風にできたらなあと思った次第でした。何年もかかると思いますが、夢を実現させられたらと思います。★初心者なので、変な質問をしてるかも知れません。でも、いつも丁寧に詳しく教えて頂いて心強い限りです。有難うございました。
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