バラの植え替えを秋に行う場合

[園芸相談センター]の過去ログです

せいこ 2009/10/29(木) 17:17:24
趣味の園芸でバラの植え替え(鉢植え)を冬ではなく秋の11月〜やる、という記事を読みました。
春先の成長のスタートダッシュが早いという事で真冬の寒い時期より前に出来るのもいいな、と思いました。ですが、この記事はイングリッシュローズの為に書かれています。
うちにはその他にもORやFL、MIN等もあり、これらも一緒に植え替えたいのです。同じように扱っても大丈夫でしょうか?
そして11月等、少し早めに植え替えをれている方は実際にいらっしゃいますか?春先の成長が早いというのは良いと思いますがデメリットは何かありますか?記事にはそこまでは書かれていませんので、、。
宜しくお願いします。

R・ひろき 【関東】 2009/10/29(木) 17:40:18
 こんにちは。

 記事を読んでいませんが、秋に植え替えする人のなかには、根鉢をあまり崩さない人がいます。

 まだ気温が高い秋にやるので崩せないのですが……。

 もし、お住まいの地域にコガネムシが多い場合、コガネムシの幼虫を発見できず、春になってからバラが傷むことがあります。だいたい4〜5月ごろ、そのようなご相談が実際に多かったです。

 また、毎年秋に一部替えている場合、何年かすると微量元素不足になり、葉が傷むこともあります。そういうときは微量元素入りの肥料を使うか、何年かに一度は冬を待って土を総替えしてみてください。土の配合によっては、秋口あたりにあれっという感じになるかもしれません。そういうときも微量元素栄養剤のようなものを与えてください。

 そのほか、根頭がんしゅ病が発見しづらいこともあります。これも夏ごろから調子落ちしてきます。
 根頭がんしゅ病が多い場合は、一年目は普通に鉢替したほうがいいかもしれません。

 オールドローズ、フロリバンダ、ミニバラの場合どうかというより、以上のように庭や苗の状況によると思います。

 スタートダッシュのほうは、冬に一部替した場合も良いので、秋にやったから良いということでもなかったです。

ぶるこ 【甲信越】 2009/10/30(金) 17:37:28
こんばんは。
記事は読んではいませんが。
(何の本かわかりませんし)
基本としては休眠期に入ったら植替えを行えるので
地域的に、早く落葉し寒さの厳しい地域では
11月に植替えを行う場合もあります。
流石に1月とか寒くて出来ませんので。

どのように書かれているのか分かりませんが
(本が分かれば調べられますが)
植替えは緊急事態以外は
秋には行わない方が良いと思います。

せいこ 2009/10/30(金) 22:21:43
[[解決]]
R.ひろき様、ありがとうございます。
確かに、根鉢はあまり崩さないようにするみたいなので幼虫等、発見できない可能性もありますね。又、がんしゅ病の発見もしずらいとのこと、参考になりました。3年苗等には試してみても若い苗ではやらない方が無難そうですね。色々と教えて下さりありがとうございました。

ぶるこ様、趣味の園芸という雑誌、ご存知ないのでしょうか??
一応、基本かと思っておりましたので出版社名まで書きませんでしたが、、。

Sub-Rosa 【関東】 2009/10/31(土) 09:52:21
解決済みですが…

>春先の成長が早いというのは良いと思いますがデメリットは何かありますか?
>記事にはそこまでは書かれていませんので、、。

芽が固い時分なら霜にあたってもさほど被害が有りませんが、
早めの成長でまだ柔らかい芽に遅霜が当たり芽が痛む可能性があります。


>ぶるこ様、趣味の園芸という雑誌、ご存知ないのでしょうか??
>一応、基本かと思っておりましたので出版社名まで書きませんでしたが、、。

ぶるこさんの普段の書き込みから趣味の園芸を知らないと言う事はないと思います。
おそらく趣味の園芸の「何月号」か「だれが書いた」か解らないと言うような意味でしょう。


バラに限らず落葉樹の植え替えは葉が落ちた冬というのが相場で、
高冷地なら話は別ですが、関東以南在住なら11月の植え替えを推奨はしません。


また、成長を促したいのなら、ビニールトンネルをかけるなどをして
加温するのが常道だと思いますが、

大きくなりすぎて持て余すイングリッシュローズを
ワザワザ助長させるようなことをしなくても良いと思います。

gardenfan 【近畿】 2009/10/31(土) 21:43:38
せいこ 様

解決済みで申し訳ありませんが

NHKの趣味の園芸で
普通の鉢の土替え以外のやり方を勧めるとは思えないのですが?

ぶるこ様もそのへんのことを...

何月号にどのような記載がされたのか書いていただけるとありがたいです。

mao@解決済 2009/10/31(土) 21:51:26
同じく解決済みで住みませんが。多分これでは?
http://www.nhk-book.co.jp/engei/nowbook/0910.html

小田部 【東北】 2009/10/31(土) 22:08:43
趣味の園芸10月号、16ページから19ページまでの記事です。

R・ひろき 【関東】 2009/11/01(日) 09:17:01
 最近は個性的な育て方が流行しており、今までの育て方を否定する記事が有名雑誌に載ることがあります。

 今までのやり方は何十年とやられてきた方法ですから、それなりにノウハウの積み重ねがあります。
 それ以外の育て方をするときは、まだノウハウが積み重なっていないため、どこかに病害虫の抜け道があったり、実は注意点があったということがあります。コガネムシや根頭がんしゅ病などは最たる例です。


 しかし、新しい育て方をしようという流れが一流誌にある以上、それを読んだ人、とくに最近バラを始めた人たちは、それがふつうの育て方だと考えます。
 古い人でも、こういう方法でもいいのかなと考える人もいると思います。
 別の場所で聞きましたが、新しい育て方をしないと頭が固いとか、時流に乗れていないようなことを言われる風潮も出てきてしまっています。


 今までのノウハウの積み重なった通常の育て方をしてきた人が何を言っても、今の風潮では話が荒れるばかりです。

 まあそれで、自分の分かる範囲での「新しい育て方の落とし穴、デメリット」というのを書きました。
 バラは落葉樹ですから、落葉樹として育ててほしいものですが、それも不可能なご時世です。
 新しい育て方をされてしまった場合のバラにとってのデメリットというものを冷静に並べるくらいしか私にできることはありません。


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