薔薇の薬剤、水和剤と乳剤
雛
2009/10/05(月) 10:10:22
うどん粉病治療にと薬剤を求めてきました。
何種か薬剤を揃えて置き定期的にとはいきませんが散布しております。
乳剤が使い易いのですがお店には無く
今回求めてきましたのはトリフミン水和剤(粉末)です。
3000倍から5000倍に希釈と記載されていましたけれど、
昨日サプロール、オルトラン乳剤を加え3000倍で散布しました。
水和剤と乳剤では効果の違いはあるのでしょうか?
薔薇の病害虫の薬剤の選び方とっても大変で迷います・・・
R・ひろき
【関東】
2009/10/05(月) 11:00:07
こんにちは。
効果の違いとしては、扱い方にもよりますが、乳剤のほうが普通に薄めただけで均一な溶液ができやすいです。
水和剤のほうは、うまく溶かして揺らしながら散布すればほとんど問題ないですが、ちょっとこつがいります。粉が沈んでしまうわけです。
農薬は効果のほかに、作物に与えるマイナスの影響もあります。薬害ですが、これはテストされているので、ほとんど大丈夫かと思いますが、混ぜ方や天候によっては出ることがあります。
乳剤を何種類か入れて散布すると、乳剤のなかの展着成分などが濃くなりすぎ、新芽が黒く縮れることもあります。
農薬の性質によりますが、同じものなら水和剤のほうが薬害は出にくいです。
バラの本を購入しても、図鑑のようなものが多く、農薬については数ページあるかないかです。
そういうときは、この本をお勧めします。
たいていの図書館にあります。
「新版 ピシャッと効かせる農薬選び便利帳 」岩崎 力夫 (著) 農山漁村文化協会; 新版版 1995/07
このなかのローテーション、予防剤と治療剤の考え方、雨の前後の散布についてなどが、バラの薬剤散布にも役立ちます。殺虫剤についても各農薬いろいろ性質があり、その一覧表もついています。薬害の出にくい展着剤の選び方なども載っています。
薬剤散布についてすっきり交通整理してくれるような本なのでお勧めしておきます。
雛
2009/10/05(月) 20:23:39
[[解決]]
ひろきさん、乳剤と水和剤のメリット・デメリット良く判りました。
ありがとうございます。
乳剤を1種類でも入れると展着剤は不要と聞いた事があります。
薔薇の病害虫を何処まで許容範囲はその方その方ですけれど
今年の春ゾウムシの被害で1つも咲かない株を前にショックでした。
素人が趣味で育てております薔薇の病気、飛来する虫に全てピシャッとクリアまで出来なくてもソコソコ咲いて欲しいです。
早速図書館に出向いて本をお借りしてきます。
初心者用掲示板@園芸相談センター