ばらの葉っぱが落ちていきます。

[園芸相談センター]の過去ログです

ばらばらまん 【関東】 2009/07/20(月) 02:08:00
4月に買ったクィーン・オブ・スェーデンのことを教えてください。

地植えにしているのですが、5月末に、たくさん花も咲かせて、
順調だったのに、最近、どんどん葉っぱが落ちていきます。

おちている葉をみると、ぱさぱさになっています。
残っている葉も、同じようにぱさぱさになっているように思います。

水やりは、毎日しているのに、どうして、ぱさぱさになってしまうのでしょうか。 土は、換装しているようには見えないのですが。

R・ひろき 【関東】 2009/07/20(月) 10:40:20
 こんにちは。

 同じ品種を植えております。
 3年目くらいなのですが、この品種、ちょっと癖がありました。

 葉の形が特殊なのです。
 葉が微妙にカールしたような形をしています。
 葉自体はやや厚めです。

 葉が厚めのため、多少ハダニがいても目立ちません。
 一年目はすっかり見逃してしまいました。
 葉がややカールしているため、ダニ剤もかかりにくく、増殖したのかと思います。

 まず葉裏をめくって、指で葉裏をこすってみてください。
 線が付いてきたらハダニがいると思います。
 また、葉裏に小さい蜘蛛の巣のようなものがあったらそれもハダニだと思います。
 ちょっと汚れたような感じでしたら、他の葉の裏も見てください。


 ハダニではない場合は、水やりかなと思います。
 乾かないうちに水やりするとよくないこともあります。
 ただこの時期、一日一回水やりはよくあることなので、やはりハダニかなと思います。

ばらばらまん 【関東】 2009/07/21(火) 09:21:18
R.ひろきさん

返信ありがとうございます。
教えていただいたように、してみましたが、
ハダニはいないようです。

土は、当初しめっているように見えますが、
日が差すと、あっというまに乾いてしまいます。

キャサリン・モーリー狂 【九州】 2009/07/21(火) 10:29:01
鉢植えですが、同じ品種を育てています。
この品種はR・ひろきさんの仰るように、葉の形状に特徴があります。
丸く小さく厚めの葉が、外側に向かって反り返り気味にカールするため、
薬剤散布の際に、気をつけないと裏側にはかかりにくいことがあります。
ハダニが発生しても、うっかりすると、あの特有の砂で汚れたような
状態になるまで気付かないことがあります。
葉にツヤがないため、元気な葉でも乾燥してるの?と思うことも。

ハダニはチェック済みとのことですので、根の状態を疑ってみては?

今年の春に入手されたものを地植えにされているのですよね。
土の状態にもよりますが、植え付けて3ヶ月以上の地植えの株に
毎日水遣りをする必要は、普通はあまりないように思います
(砂地のようにすぐに排水する場所なら別ですが…)。
土が乾燥しているようには見えないということですから、もしかしたら、
過湿による根傷みかな、と(R・ひろきさんのご指摘の、
>『乾かないうちに水やりするとよくないこともあります』
の部分)。
水遣りを少し控えてみて、どうなるか観察してみてください。

また、地面が乾燥していないように見えるのに、水遣りを休んだだけで
翌日にはしゅんと水切れのようになる場合があります
(毎日水遣りをされていることから、これを疑いますが…)。
地植えの場合、鉢植えのような感覚で水遣りをすると、根まで水が届かない
ことがあります。地表が濡れるだけで終わり、ということです。
これは過湿とは逆ですね。
毎日の水の量は適切か、併せて検討してみてください。

根傷みでも虫害でも、根に原因がある場合、葉が変色したり枯れたように
なることが多いのですが、私のところではこの時期、高温と乾燥により、
ドライフラワーのように、くすんだ緑色のままぱさっと落ちてしまうことを
何度か経験しています。
原因が分かるといいですね。

ばらばらまん 【東北】 2009/07/22(水) 15:14:42
みなさま

> 水遣りを少し控えてみて、どうなるか観察してみてください。
とのことで、おそるおそる、1日水やりを休んでみました。

残っていた元気な葉も、しおれたようになってしまいました。
あわてて、水やりを再開しています。

根が問題とのことでしたが、とくに根本におがくずのような
ものがあるわけでもありませんでした。

途中経過をお知らせしました。

ばらばらまん 【関東】 2009/07/22(水) 15:15:08
すみません、居住地表示を、間違いました。
関東です。

バラ勉強中 2009/07/22(水) 21:02:12
ばらばらまんさま、

キャサリン・モーリー狂さまの、
>地植えの場合、鉢植えのような感覚で水遣りをすると、根まで水が届かない
>ことがあります。地表が濡れるだけで終わり、ということです。
>これは過湿とは逆ですね。
>毎日の水の量は適切か、併せて検討してみてください。

の部分、ちゃんと読み込まれてますか?
水の量が足りず、結果、露地植なのに水が行き渡っていない
可能性を挙げてらっしゃるのですよ? 私もまだ勉強中です
が、やはり露地植で毎日水遣りをして、一日水遣りを休んだ
だけでしおれたようになるというのは、根や土に問題がある
と考えるのが自然です。
根の状態を疑ってみて、とおっしゃるのも、何も根元のおが
くずのことだけではないと、私が読む限りそう思います。
はっきり言えば、根腐れなどで、給水能力が足りなくなった
状態に思えるのです。 もっと詳しい先輩方を差し置いて、
ずうずうしいのですが、本当にお困りだと思うので。

R・ひろき 【関東】 2009/07/22(水) 22:10:07
 こんにちは。

 ここ2日ばかり、関東は雨模様ですね。
 もし日頃の水やり量が足らず、かつ回数が多くて、根が表土にしか張っていない状態でしたら、上のほうには雨水があるはず、水やりをしなくても根のある位置に雨水があるのですから、萎れることはないと思います。
 どちらかというと根腐れに近いのかなと思います。

 あるいは地植えするときに下のほうに入れたもののなかに未熟な堆肥や肥料などが多く、根が下に伸びるに従って影響が出てきたとも考えられます。


 他に考えられるのは、意外かもしれませんが、ツギメが弱っているときです。
 新苗ではないと思いますので、いきなり枯れるほどはがれはしないと思いますが、ツギメ付近に傷があったり、じめじめしていたり、あまり癒合していない苗の場合ははがれかけたりしていると、葉が乾いて落ちてくることもあります。軽度ですと気づきにくいです。

 その他は、病気というのもあります。
 根元部分から黒っぽくなって下から落葉していく場合や、黒っぽくならなくても落葉が下から始まり、夜になると回復を繰り返して萎れが広がるという場合などは病気かもしれません。
 どちらも気温が高くなり始めると進行するので目立つことがあります。

ばらばらまん 2009/07/23(木) 00:17:48
みなさま、ありがとうございます。

根に問題があるらしいというご指摘をありがとうございます。
根を調べてみたいと思うのですが、いまどのようにしたらよいのでしょうか?

現在、まる裸状態になってしまいました。

なお、継ぎ目付近の傷はありません。 また、枝などが、黒くなっていることもありません。

R・ひろき 【関東】 2009/07/23(木) 06:16:04
 こんにちは。

 根に問題があるときは、ほとんどの場合冬まで様子見します。

 水やりに気をつけつつ新しい葉が出るのを待ちます。。
 バラは活動期には根をいじりません。とくに地植えの根はいじることができませんから、普通はこちらです。
 活動期に根を見ることはできないのです。

 例外は、鉢植えのコガネムシの幼虫の場合など、放っておくとどんどん弱って一カ月くらいで枯れる場合です。掘り上げると日々根を食べていた幼虫を全部取り去ることができるので、原因をなくすことができ、バラはそのときに体力があれば回復してきます。


 今回の場合は、なぜ根に問題があるのか不明ですから、今の時点では、掘り上げて解決できるかどうか不明です。

 たとえば、地植えにするときにどのように植え穴を作ったか。
 → 未熟なものが量多く入っていると一度掘り上げたほうが良いこともないわけではないです。

 水やりの量はどうか。
 → 大量だったのか、少量だったのか、土の水はけはどうなのか。それによりある程度根の伸び具合などを推測できます。

 とくに致命的な問題が無く、病気でもなさそうなときに掘り上げるのはバラにとってよくありませんので、原因が気になるところです。


 病気については、黒点病やうどんこ病はわかりやすくすぐわかりますが、落葉したりしおれたりする病気の場合、株をどこかで検査してもらわないと正確なことはわかりません。
 前回書いた症状の前半部分は疫病で、後半部分の症状は半身ちょう病です。(疫病の場合は根元から黒っぽくなります。)

> 根元部分から黒っぽくなって下から落葉していく場合や、黒っぽくならなくても落葉が下から
>始まり、夜になると回復を繰り返して萎れが広がるという場合などは病気かもしれません。

 この病気の場合は、今掘ってみてもわかりません。冬の掘ってみてもわかりませんから、根ぐされかなとされるもののなかに実際は数として入っていると思います。


 枝だけになったバラですが、しばらく様子をみますと、

・次の葉が出てくる場合
・枝が枯れこむ場合

 のどちらかになると思います。
 根に緊急の問題があれば(鉢植のコガネムシ幼虫のような)、枝のほうも枯れこんでくると思います。
 その枯れこみが急激でしたら緊急避難的に鉢上げに踏み切ることもありだと思います。
 もし葉が出てくるようでしたら、万一病気や根の障害であっても、冬まで待てる状態だと思います。

 水やりの回数を少なくし、量のほうを多くし、肥料をなしにして葉が出てくるかどうか様子見してみてはと思います。

ばらばらまん 2009/07/23(木) 17:16:15
R. ひろきさん

ご返事ありがとうございます。 
お返事を読んだのですが、結局何をしたらよいのかわからず、
途方に暮れるばかりです。

最後に書いてくださった「水やり回数を少なくし・・・」は、
葉がなくなったので、当然だと思いますので、今まで通り、
土をみて水管理をしていこうと思います。

過去ログをみると、一部だけ、根を試しに見ることも
原因を探るによさそうなので、そのことも含めて経過を見たいと
思います。

R・ひろき 【関東】 2009/07/23(木) 19:04:10
 こんにちは。

 私もよくどうしたらいいだろうとバラの前に立ち尽くすことがあります。
 めったに枯れないバラですが、それでも調子が悪くなると気になってたまりません。
 あとから原因がわかることもあります。

 ただ時には待つことも大切、バラは自分なりにがんばってくれていると思います。


 どうしても根を見たいなら止めはしませんが、地植えですから、ほんの一部だけ掘ってみてはと思います。
 地植えのバラはあまり白い根が無いこともあります。びっくりして株ごと掘り上げるとかなりまずいかもしれないので、落ち着いて一部だけをやってみてください。

 根を見て何かがわかるか、対処がわかるようになるかというと、そうとは限りませんが、そこは持ち主様のご判断なら、やってみたいことはやってみてもいいのではないかと思います。


 私のほうも、どんな土でどんな肥料で、どんな植え穴で植えたのか、水の量はどのくらいだったのか等、いろいろわからないことも多く、なかなかアドバイスが難しいのです。
 万一、植え方に何かあったら、掘ったほうが結果が良いこともありますから、その点が気がかりです。ふつうの根腐れなら水やりの改善でなんとかなるかもしれませんが、また葉が出てきたときに水やりが同じようですと、同じようになるかもしれません。

 地植えのバラが根づいてきたら、一回の量を多く回数は少なくで何とか根を伸ばしてやるようにしてみてください。鉢植えとは違うので、この点は気をつけてください。

キャサリン・モーリー狂 【九州】 2009/07/25(土) 00:57:58
ばらばらまんさん

まだ見ていてくださるといいのですが…。
>お返事を読んだのですが、結局何をしたらよいのかわからず、
>途方に暮れるばかりです。
お困りでしょうね。
まず、今出来ることを整理してみませんか。

私としては、バラ勉強中さん、R・ひろきさん(3番目のレス)も指摘される
根腐れの可能性が一番高いと思い、前回の書き込みをいたしました。
今、何をすべきかも、R・ひろきさんが分かりやすくまとめてくださっています。
・出来る限りの原因の切り分け
  →虫害によるものか、根の状態が悪いのか、病気なのか
・今の時点で出来る対処法
  →緊急に何かしなければならないのか、冬までだましだまし様子見が可能か

水遣りを控えただけで萎れたようになり、びっくりされて、結局どうしたら…
という展開になるのは、とてもよく分かります。
でも、バラは木本類ですから、たとえ葉が全て落ちるような事態になっても、
根がしっかりしていれば案外枯れずに生き延びるものです。
>水やりの回数を少なくし、量のほうを多くし、肥料をなしにして葉が出てくるかどうか様子見してみてはと思います。
というご指摘は、活動期に根をいじらずに復活を待つ、一番いい方法だと思います
(もちろん、待った結果枯死することもあります)。

植え穴を掘られた時の庭土の感じ(粘土/砂/礫/コンクリートのかけら等廃材の多少、
簡単に掘れたか、難しかったか)や、用いた有機質資材(腐葉土や堆肥、その他の資材)
は覚えてらっしゃいますか。
今すぐに根の状態を調べたい気持ちはわかりますが、土の状態を知れば、ある程度
推測することができます。
もし、その時の状況が不明なら、バラの根に近い部分に深めの穴(径は小さめ)を掘り、
土を観察したり、水を流し込んでみて排水の状態を見るなど、調べる方法はあります。
あなたの書き込みからは、毎日の灌水量や肥料、使用薬剤などが分からないため、
私たちはそれ以上のアドバイスが出来ず、結局何通りもの方法を挙げるしかないのです。

面倒臭いようですが、少しずつ、消去法のように原因を特定していければ、と思います。
長文になり申し訳ないのですが、どうか気長にやってみてくださいね。

gardenfan 【近畿】 2009/07/25(土) 16:15:53
地植えのやり方で日本の教科書には書かれていない方法があります。

それは植え付け時にパイプを挿入するということです。

書き込みの状況から今から根をいじるのは無謀ですので、10ミリ程度の塩ビパイプを根の中心に押し込んで水を注入しては如何でしょうか?
地下30センチくらいまで到達すればOKです。
地上部分が大きくなって水の蒸散量に対して根からの吸水が間に合わないことはよくあることです。今年のシュート3本程度に剪定出来ていれば理想的ですが...
ついでに幼虫被害の可能性もありダイアジノンなんかも少し入れても良いかなとも思います。

gardenfan 【近畿】 2009/07/25(土) 16:41:23
言葉足らずでした。

>書き込みの状況から今から根をいじるのは無謀ですので、10ミリ程度の塩ビパイプを根の中心に押し込んで水を注入しては如何でしょうか?

一旦30センチほど押し込んでから抜いて、パイプ内の土を除いてから再度押し込んでから注水して下さい。

また宅地の造成に使われる土が植物に良いとは限りませんので、深く掘り返しても回りの土が排水不良であれば意味がありませんので、私は高畝にしてバラを植えています。根付くまでは潅水の注意が必要ですが、排水のために暗渠するとかの苦労をしなくて済みます。

またバラは水が足りなくなると生理落葉・落蕾を起こします。鉢植えのツルバラですが、盆休み1週間水遣りせずにアパートのベランダに放置しましたが、再会した時は全ての葉が無くなっていたことがありますが、それでも枯れずに秋には沢山の花が咲きました。バラは結構強い植物ですのでよほど無茶しない限り枯れることはないと思っています。

ばらばらまん 2009/07/26(日) 09:47:37
[[解決]]
みなさんのご意見をもとに考えましたが、いろいろな可能性があって
可能性によって、逆の対応になることはよくわかりました。

私はばら初心者ですが、ほかの植物はたくさん育てています。
根ぐされしているようには、とても見えないので、
(水やりを控えて状態が悪くなる)何らかの理由で、根が
水を吸えない状況にあると考えました。

虫害が理由なら、周囲の樹木も調子が悪くなるなど、ありそうですが
それもありません。 意を決して、根を調べてみることにしました。

周囲の一部を、ほんの少し掘り返してみたところ、本体から、全然根が伸びてきていません。 周囲(1mぐらい離れている)コニファの根が伸びてきていました。

あれっと思って調べてみると、もともと購入した時の土と周囲の土の境目と思われるところで、はっきり土の質が違うことが現時点で
わかります。

購入した時についていた土が粘土質のように感じられます。
ちなみに、植える時には、50cmぐらい掘り返し、腐葉土、牛フン
赤玉で植えています。

粘土質のところを少々崩してみると、白い、細い根が出ていました。
周囲の水もちが悪くて、根に水がほとんど行っていなかったようです。

崩した土と掘り返した土を混ぜて、埋め直しました。
同様のことを、数か所行っておきました。

本来なら、半日陰で養生させたほうが良いので、遮光ネットを使う
ことにしました。

# 同様の経験をヒメシャラでしています。


みなさん、ご意見ありがとうございました。



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