果樹苗が根付かず枯れてしまいました

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ふりかけ 【近畿】 2009/06/03(水) 14:35:19
果樹苗を色々と植えましたが、かんきつ類以外は全て根付かずに枯れてしまいました。枯れたのは、かりん、イチジク、ぶどう、柿、ユスラ梅
びわ、プラムです。何が悪かったのかわかりません。苗を植えるときの
コツみたいなものがあれば、教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。居住地は兵庫県南部です。

りっこ 【関東】 2009/06/03(水) 15:01:29
それぞれいつ植えたのか、植えた品種、植え付けの状況、その後の管理などの情報があればいいのですがどうでしょう。植え付け場所や苗の状態によってイチジクや柿は発芽(芽吹き)するのが極端に遅いものもありますよ。中には春から半年もかかるのがあります。枯れたというのはどのような判断でしょう。

ふりかけ 2009/06/04(木) 09:31:59
ご回答ありがとうございました。情報不足でした。
プラムは昨年晩秋に、そのほかの苗はすべて、4月の中旬に植えました。プラムは植えて数日後、眼が出始めたのですが、2,3週間たつと突然その眼が枯れてしまいました。鉢植えで建物の南側、比較的日当たりのよい場所、一日一回水やりをしてました。結局、枯れたと判断し、根を掘り返してみると、腐葉土の中にはカナブン?の幼虫らしきものが何匹かでてきました。購入時ユスラ梅(白実)とかりんは既に芽が出ておりましたが突然枯れてしまいました。ユスラ梅は地植え、かりんは鉢植え、日当たりは良い場所ですが、時間帯によっては日陰になることもあります。ブドウ(巨峰)、柿(蜂屋)は地植え、イチジク(ドーフィン)は鉢植えをし、日当たり良好の場所ですが全く芽が出る気配がありません。
ブドウは芽の膨らみが縮んできたようですし、イチジクは枝の上の方にシワができ、枯れたようにみえます。柿は全く変化がありません。ビワ(品種不明)は半日しか日の当たらない場所に地植えしましたがすべて葉が落ちてしまいました。全て水やりは一日1、2回です。土が乾いている状態なら水をやり、雨の降った翌日にはほとんど水やりをしなかったりです。米のとぎ汁を与えることもあります。肥料は化学肥料を植え付けたときに少しだけ土に混ぜました。鉢植えは市販の園芸用腐葉土、鹿沼土を使い、地植えは庭の土をそのまま使っています。5月下旬に、庭に霧吹きで、にんにく入りモクサク酢を少しまきました。最近植えたものにはできるだけかからないようにしましたが霧吹きでしたので多少かかってしまっていると思います。これら以外には特に何もしておりません。どうぞよろしくお願いします。

りっこ 【関東】 2009/06/04(木) 11:57:22
気がついたことがありますので記述してみます。プラムのコガネムシ類の幼虫被害はその対策をしなかったためです。(鉢植えの材料の中身の確認と植え付け後は不織布マットを鉢上に敷くか、防虫ネットで鉢をそっくり包み込むようにして防ぎます)
あと植え付け時期ですが、枇杷はべつとして、落葉樹は近畿なら落葉期に植えつけるのが最適です。4月にはいると既に根も芽も動いているものが多く、植え付け時には土を落とさないようにスポット植え付け場所に置く程度にしないと根痛みを起こしやすいです。
一般的に鹿沼土(酸性土)、と腐葉土での植え付けではなくむしろ赤玉土6〜7に腐葉土(バーク堆肥など)3〜4割りのほうがいいです。
水も最初の植え付け以外は様子をみて与える程度にしないと根腐れをおこします。露地植えなら最初のみです。肥料は化成肥料は使用しないほうがいいです。植え付けにストレスがかかっている状態で、化成肥料なら少量でも根痛みを起こします。むしろ何もいれないほうがよかったです。肥料は活着してから1〜2ケ月ほどしてからでも十分間に合います。当方は芽が動いているときの落葉果樹の植え付けに肥料は一切いれません。また与えるのは有機肥料100%のものです。化成肥料を用いるなら緩効性のもので樹勢をつけてから徐々に最適な施肥方法にしたがって変更していきます。
米のとぎ汁は未醗酵ですし、鉢では特にいけません。表面に膜を作ったり土中では土の空隙を塞いで酸素の供給にも支障がでます。醗酵時にはガスを発生して即根をいためます。あげるなら庭木の株元から距離を置いてあげるべきです。
まだ害虫もいないのに木酢液などは使用しないことです。
日当たり云々は今回は問題ありません。むしろ置き場所で風当たりが強く、支柱などで苗を固定しなかったときなどのゆれが問題です。支柱はしていますか?
購入苗がポット苗の状態なのか、素堀苗で根土を落とし、水コケなどを巻いてネットでくるんでいたのかによっても植え付け方法は違います。列記したのはHCなどで販売のポット苗の状態での植え付け方法ですが...あまりにもかわいがりすぎて植物にストレスを与えているようなきがします。植え付け方法さえ守ってあとは時折水を与え、じっと見守るのが一番いいのですがどうでしょう。当方は今年も1月と4月に落葉果樹を12本植えつけています。(業者から届いたのが12月と3月下旬でしたので)今はみんな枝葉を出して生育しています(露地植え、鉢植え、不織布ポット共です)。いままで7年間、同じやり方で170本くらいの果樹を植えつけましたが植え付け時のミスはありません。
イチジクの上部の状態は大丈夫と思います。イチジクは節と節の中間で切断します。他の果樹に比べて傷口の融合が悪く先端部は枯れこみやすいだけです。柿も先述したように発芽はかなり遅いときがありますのでイチジク、柿はこのまま様子を見られることを勧めますが水をやりすぎないことです。枇杷もそのうち回復すると思いますが...水やりは3日に1回上げれば十分です。毎日1、2回では間違いなく根腐れになりますよ。毎日あげるのは葉がでた夏期にイチジクやキウイのように葉が大きい果樹だけです。

ふりかけ 2009/06/04(木) 13:26:14
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ご丁寧に教えて頂きありがとうございました。植物にとって良いを思ってやっていたことが、実は負担をかけてばっかりだったんですね。恥ずかしいです。。 早速、支柱を立てて、そのあとは教えていただいたとおり、しばらく見守ってみようと思います。本当にありがとうございました。


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