つつじ剪定
宮 さん
【関東】
2009/04/17(金) 18:47:26
毎年、庭にびっしりと咲いていた背丈3mの「おおむらさきツツジ」が今年花芽をつけないので、考えてみたら、昨年10月末、植木屋(セミプロ)に庭木の剪定を依頼した時、つつじを強く刈り込んでしまったのが原因のようです。今年はあきらめましたが、来年は又花芽をつけ、元に戻るでしょうか?(ツツジの剪定は咲き終わった直後と聞いています)
たちつ
【近畿】
2009/04/17(金) 22:18:44
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>昨年10月末、植木屋(セミプロ)に庭木の剪定を依頼した時、つつじを強く刈り込んでしまったのが原因のようです。
そのとおりです。
そのままほっておけば、それなりに来春は咲きます。
宮さんに、限らず、かなり多くの方が、秋に剪定されているようです。
理由は、
1)正月前に綺麗にしておこう。 という考え方 と
2)落葉樹の始末剪定と同時にしておこうという考え方。
1)の補足として、花後に剪定(重剪定)しても、秋には、ぼさぼさになる。(早く茂る枝と遅く成長する枝がある。)
従って、再び秋に、剪定(軽剪定)しなければ、見苦しく見える。
2)の補足として、落葉樹の中には、春から伸びた枝に花が咲くものが多い。秋に剪定したほうが、楽なものも多い。落葉の掃除もしなくても良い。
皐月ツツジの花の性質。
花前後に、新芽が生える。 →夏に新梢の成長が止まると同時に、来年の蕾(花芽分化・眼には見えない)が新梢の先に、静かに作られる。
→秋に剪定する=蕾を刈り取ることになる。
・・・・剪定しても多少咲く。それは、下のほうの枝とか短くしか成長しなかった、剪定漏れの場所に咲いたものである。ということです。
その他、環境により咲かない場合もある。
これは、落葉性のツツジに多く、冬の乾寒風=季節風に晒されて、蕾が
風邪を引いたもの。蕾が展開しない。茶色くなって枯れる。のでよく解る。
その他、根が浅いと、夏場の土の乾燥(株が枯れる・新梢が成長しない・花芽分化が止まる)や冬場の土の凍結等による場合もある。
又、チュウレンジ毛虫や刺し虫が、晩秋初春に、できた極めて小さい蕾を齧ることにある。
何でも、原則として、開花中または、花後に剪定すると簡単に割り切れば、楽です。
見栄え景観(栽培者の都合)と植物の特性(草花の生理的欲求)は、必ずしも一致しないものです。
このようなイメージです。
・
宮さん
【関東】
2009/04/19(日) 18:55:06
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明快な回答、有り難うございました。来年は咲くとお聞きし、安心しました。庭の剪定は、本来、年二回やると良いのですね。
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