苺の種を発芽させるには(?_?)

[園芸相談センター]の過去ログです

たけ 【近畿】 2008/12/22(月) 20:22:36
何月ごろにまくのが良いでしょうか??
あと、発芽しやすいコツや注意点などあれば教えて頂きたいです☆

のら 【北陸】 [URL:http://hey.asablo.jp/blog/] 2008/12/22(月) 23:01:44
4-5月でよいと思います。近畿地方ですね、秋(10月)蒔きでも良いかも。
種を蒔いたら覆土はしません。水遣りのときに種が流されないように、受け皿に水を張って鉢底から吸水させる方法がオススメです。

ばんざいうさぎ 2008/12/23(火) 16:07:27
15年前にイチゴの種を蒔いて育てた事があります。それは外国品種でランナーの出ない‘テンプテーション’というもので、その頃はまだ日本では流通していなかったと記憶しています。発芽後だいたい3年くらいで市販の苗位に育ちました。その品種は種で殖やしても親と同じ性質になるようすでに固定化されているものだったので、その株に成ったイチゴの実の味は格別でしたよ

イチゴの品種のほとんどは種よりもランナーによる栄養増殖で株を増やしていきます。それは第一にランナーの苗だと次の年にはすぐ実が付くことのできる株が作れる。そして一番重要な理由は人為的に作られた植物である栽培用のイチゴは交配が複雑で、その品種の種で育てても親と全く同じ性質にはならない為です。親と良く似たものが出来る事もありますが、栄養増殖ではないのでもはやそれは親と同じ品種名は名乗れない名無しのイチゴとなります。ランナーで増やした方(親のクローン)が効率がとても良いので日本の品種のイチゴでは性質のほとんどを固定化していません。もし苗を誰かに譲ったりする場合には親の品種名では譲らないで下さいね。実の市販品の品種には品種登録され生産者以外には登録者の許可なく栽培や譲渡の出来ないという法律があって、品種を名乗ってしまうと紛らわしくてトラブルになる事もありますので・・・

種で蒔いて育てた苗では親と同じ性質は受け継ぎにくいので、出来たイチゴの実が先祖帰りしたりなどで小さかったりいびつだったり味が甘くない、酸っぱかったりなど形や大きさ味の違いの出る可能性があります。実生苗のなかにはランナーが出ない株が出現する可能性もあります(栽培用イチゴの交配親である原種や外国品種にはランナーの出ない源種や品種がある)遺伝の関係で実生苗では一株一株に個性が出てきますので、その点を踏まえた上で育ててあげて下さいね
実が採れる大きさになった株で、実がもっとも気に入った株からランナーを取って苗を作り、数年かけて沢山増やせば何年か先には自分オリジナルのイチゴの実が沢山食べられますよ

デブグマ 2008/12/24(水) 13:11:47
2年前にアスカルビーとアマオウの実から採取した種で実生苗をつくりました。小粒の赤玉土を入れた径12cm位の平鉢にばらまき、種が僅かに隠れるくらいに浅く蒔き下からの腰水で土を湿らせ、乾燥防止に透明なアクリルをかぶせておきました、密閉ではなく僅かに隙間が空く様にします。室内の窓辺でしたので1,2月頃でも2週間ほどで発芽しました。本葉が2,3枚の頃に肥料分のある土で植え替えました。
今は、実が採れそうなほど充実した株には育っていますがどちらの実生苗もいまだ、花芽はあがってきていません。今後どうなるか正規の品種の苗と共にもうしばらくそだてます。

たけ 2008/12/24(水) 20:15:32
みなさん詳しく教えて下さってありがとうございます☆
鉢底から水を吸収させる方法とゆうのは、受け皿に水を貯めておくだけで、上から水をやる必要は無いとゆう事ですか(?_?)
宜しくお願いします。

のら 【北陸】 [URL:http://hey.asablo.jp/blog/] 2008/12/24(水) 23:38:06
そうですよ。
種をまいた鉢に直接水をかけないで受け皿に水を張ります。

デブグマ 2008/12/25(木) 13:13:16
もし、鉢の上から水をかけたら小さな種は流されて鉢の端とか土の中深くに行ってしまうかも。あと乾燥防止にはCDとかDVDの数十枚入りの書込用メディアの一番上に乗っている透明なダミーが便利。真ん中に穴があいていて蒸れ過ぎないです。

たけ 2008/12/31(水) 00:26:01
皆さんありがとうございました(^o^)
あと、種を一晩水に浸けておくと発芽しやすいと聞いた事があるのですが、本当ですか?

デブグマ 2009/01/05(月) 01:55:10
種によって効果が違います。豆類や朝顔などは効果絶大ですが、苺はあまり効果がないように思います。ただ、採取してから乾燥してしまってから蒔くより
すぐに蒔いた方が発芽しやすいです。あと果肉はきれいに取り除いた方がよいです。果肉部分には発芽抑制成分があるからです。


[園芸相談センター]の過去ログです

初心者用掲示板@園芸相談センター園芸相談センター