バラの消毒薬の混合について

[園芸相談センター]の過去ログです

リオニ 【関東】 2008/06/19(木) 09:52:02
初めまして。いつも勉強させて頂いています。

1年目、2年目、3年目のミニバラを鉢で合計6種類育てています。
今年もウドンコに悩まされ、トップジンMの散布を2回行いました。(最終散布は一ヶ月位前です)
やっと綺麗な葉と花を楽しめるようになったのもつかの間、
またまたポツポツと発生し始めました。

まだひどくないので、早期治療と予防をしたいと思い
トップジンM(もしくはカリグリーン)とダコニールを混合散布したいと思うのですが、大丈夫でしょうか?
それとも今は治療剤のみ、2週間後くらいに予防剤の方がいいのでしょうか?出来ればトップジンMの方を使いたいと思っています。

病気と害虫駆除の混合は可能とのことなので、去年まではダコニールとマラソンの混合剤を年に2回くらい散布していました。
現在はオルトランを株元に蒔いてあります。
害虫被害はアブラムシを含めありません。
黒点病も経験がない株です。
どうぞよろしくお願いします。

リトっぷ 【九州】 2008/06/19(木) 11:38:13
こんにちは。トップジンMは効果的ではありません。
1)ダニコール(有機塩素剤)は糸状菌のエネルギー代謝阻害効果があり予防効果に優れています。高温、乾燥等の発生条件が整っていても着床する場所に養分がなければ発生しない事になります。
2)サプロール乳剤(トリホリン)カビの細胞の合成を阻害する。
3)トップジンMやベンレート(ベンゾイミダゾール系)効果はDNA合成阻害。2)と作用点が似ていますが2種共に耐性が出来やすいのが欠点です。
3)カリグリーンはカビの代謝系をピンポイントで抑えるのではなく、カビの体内のイオンバランスを崩し、代謝系全体に影響を与えるため1993年から耐性は報告されていません。
よってダコニールとカリグリーンとの併用は可能,効果的と考え当家ではこの2種をメインに加え別の目的でベンレートとオーソサイドを用意しています。トップジンMは使用説明書に耐性の事が記されていないでしょうか?同様の作用点を持つベンゾイミダゾール系のベンレートには発生初期〜2回までと耐性の事が記されていました。

72老 【九州】 2008/06/19(木) 18:53:29
  リオニさん
  今晩は
 私は、ウドンコ病が発病したときは、ミラネシン・ダコニール1000・カリグリーン・サプロールで対処しています。
 予防には、カリグリーンは省略します。
 
 この病気は発病しないように予防に留意しています。

リオニ 2008/06/19(木) 21:13:31
[[解決]]
リトっぷさん、72老さん、ありがとうございます。
トップジンMの使用説明書には耐性の事は記されておらず、ただ使用回数は5回のみとだけでした。
残留農薬のことと思い、「別に食するわけではないのだし」と思っていました。
ウドンコにも耐性ができるのですね。目からウロコです。(無知ですみません)
>この病気は発病しないように予防に留意しています。
このお言葉を肝に銘じて予防に努めます。
(ほんと、あっという間に汚くなりますもんね…)

とりあえずイソジン3倍液で目立つ患部を応急処置しておきました。
週末にカリグリーン+ダコニールの散布をしたいと思います。
この組み合わせで薬害も無いようで安心しました。

と、思ったら今日ハダニが…(涙)
とにかく綺麗な姿で花を楽しめるよう頑張りたいと思います。
ありがとうございました。


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