ミニバラの病気と新芽

[園芸相談センター]の過去ログです

バラ超初心者 2008/05/23(金) 09:38:17
 4月下旬くらいに初めてミニバラを買い(3株)、プランターに植え替えベランダ(3F)においています。現在までに液肥を一度あげました。
 そのうちの1株が購入後数日でうどんこ病にかかり、モスピラン・トップジンMスプレーを1週間おきに2回散布しましたが、効果がみられず、うどんこ病が株全体に蔓延してしまいました。
 最近、他の2株にもうつってしまい、薬剤を変えてトップジンMSエアゾルというものを散布しました。すると次の日、新しく伸びた葉が茶色く変色してしまいました。これは薬害ですよね??
 でも、白いモシャモシャが減ったので、多少はうどんこ病がおさまったような気がします。


 一番最初に病気になった株は、すでに新しい芽も花もつぼみもつかない状態になってしまいました(涙)。
 が、他の2株は茎の途中から新しい芽が伸びてきて、新しいつぼみもついています。でも、つぼみの下には白いモシャモシャがはえているし、つぼみにも黒い斑点ができたりしています。ちなみに、黒い斑点はつぼみにだけできてます。

そして最近、根元から新しい芽(シュートというのですよね?)が出てきていますが、病気が心配です。

これ以上、新しい芽たちが病気になってほしくないので、どうかアドバイスよろしくお願いします。

のぎ 【関東】 2008/05/23(金) 11:10:00
残念ですが、1年目のミニバラはウドンコ病を患う確率が高いです。
治すというより、枯れないようにだましだまし育てるのがミニバラの
1年目ですね。うちでも、その年買ったミニバラは、普通にウドンコ病
を患いますが、余計な手出しはせずに、病気の部分を剪定したり、
殺菌剤を散布しながらだましだまし乗り切ります。
品種によっては2年目もウドンコ病が出やすいこともあります。
概ね、3年目にはウドンコ病に強くなります。
たぶん、今年は、薬では治らないと思いますよ。
蔓延していると復活に時間がかかります。
ただ、気温が上がる夏場にはウドンコ病が発生しない気温になるので、
梅雨を乗り切るまでがひとつのハードルですね。
バラを育てるモチベーションが下がらなければ、3年後にはいい花が
苦もなく見られると思います。

株元を見ると、挿し木した枝が寄せ集まって3本とかなって1株に見えて
いると思いますが、いかがでしょう?(接木ではないですよね?)
これは、花は咲いていても、実際には挿し木して日数が経っていない
赤ちゃんで、豪華に見せるために、挿し木を何本かまとめて一株に
見せています。ここから、それぞれの株をじっくり育てるので、
酷なことを言うようですが、ウドンコ病を患った蕾は切ります。
枝葉根が充実してくれば、体力がつきますので。
切り戻すのは5枚葉の上がいいです。下がスカスカで葉がない場合、
3枚葉の上。ウドンコ病になっても、ミニバラは割りとすぐ次の枝、
次の蕾が出ますので(蕾は1ヵ月周期で上がってきます)、
その勢いで、どんどん株を作っていきます。
秋までにいくつかのシュートが出れば、しめたものです。

結構、ミニバラってでかくなるので、挿し木のミニバラ3株が1つの
プランターに入っていると、ムレとか病気の蔓延とかしやすく
なります。私なら、冬の間に根を崩してバラすと思います。

エアゾール式の薬は薬害が出やすい。プランターひとつなので、
希釈する薬剤は面倒だと思うので、スプレー式のウドンコ病の薬
をもう1種類用意するといいかも(まぁ、気休めかも…)。
カリグリーンという、希釈するタイプの薬は効果があります。
でも袋に小分けされていますが、1リットルも作らないといけないので
やっぱり大変かなぁと思います。
蕾の黒い点はいろいろありますが、そんなに気にしなくてもいいです。
蕾が落ちる時もあるし、そのまま咲くときもあります。
バラを育てていると、色々な黒い点が出てきます。黒点病もそうです。
そのうち消える点もありますし、消えないけれどなんでもない点も
あります。ベランダのおそらく軒下なので黒点病の心配はなさそうなので
気にしないと書きました。(雨にあたる場所は黒点病になりやすい)

2008/05/23(金) 11:44:16
エアロゾルは缶入りのスプレーですかね。
噴射される噴射液は、実はすごく温度が低いので、口から葉っぱの距離が近いと、凍害が起きます。
薬品そのものの害というよりは温度が低くて凍ってしまうため、ということがおおいです。

ばらファン 2008/05/23(金) 13:14:34
カリグリーンでやってみたらどうでしょうか。

http://www.greenjapan.co.jp/karigrin_s.htm

一般的に薬剤ですが、予防の使い方と、治療の使い方は違います。
2週間に1回では少なすぎたのだと思います。カリグリーンは、
比較的安全な薬なので、ある程度頻回でも大丈夫ですし、使い方
にもそう記載されています。雨に濡れにくいのだから、黒点病の
可能性はあまり考えなくても良いので、うどん粉病にまとを
絞った薬を使うのがおすすめです。

とりあえず、肥料は一切中止ですね。窒素分が多いとうどん粉病に
なりやすくなります。もしかしたら、植え替えた当初から肥料を
やったりしていないでしょうか。私は、植え替える時は、最低で
も1ヶ月は肥料をやりません。それでも太陽と水があれば十分育
ちます。1ヶ月は様子を見ないと、根が栄養を十分吸収するとこ
ろまでいかないと考えています。

バラ超初心者 2008/05/23(金) 16:40:41
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みなさま、回答どうもありがとうございます。
>のぎさん
ミニバラは1年目、うどんこ病にかかりやすいんですね!!今年は薬で治らなくても、2年目、3年目は強くなるんですね!!そうと知れば、心構えも変わってきます!完治をめざすのではなく、来年・再来年の成長を思い描きながら、うちのミニバラたちとお付き合いすることにします。病気の部分の剪定も「このまま新しいのが生えてこなかったら・・・」と思ってあまりしていなかったのですが、これからはやってみます。うどんこ病の蕾も、悲しいですが切り落とします。

それから、株元を見てみましたが・・・なにぶん初心者なので挿し木なのか接木なのかイマイチはっきり分かりませんでしたが、株元は3本集まっていましたし、接ぎ目をみつけられなかったので、多分挿し木なのだと思います。
なので、のぎさんのおっしゃる通り、冬に鉢替えをするときに株をばらして、もっと余裕をもって植え替えてみます。今の状態は結構密集して生えていて、シュートにもあまり光が当たらない状態になっていますので・・・。

>のぎさん、痳さん、ばらファンさん
薬剤についてのコメントありがとうございます。とりあえず、私の使い方が誤っていたのかもしれません。エアゾルは缶タイプのものですが、次回使用するときは、距離を意識してみます。
カリグリーンも検討してみます。添付されていたサイトに耐性がつきにくいと書いてあったのでよさそうですね。他の草花にも転用できそうですし。

> ばらファンさん
肥料についてありがとうございます。
液肥は購入後2週間目くらいにやってしまいました。もとからあった草花たちに液肥をあげるついでにやってしまいました・・・。つい肥料をあげてしまいたくなるのですが、余分な愛情はいらないということですね。とりあえず、肥料はやらないで様子をみてみます。


せっかく我が家に来たミニバラたちなので、来年も咲いてもらえるようにがんばってみます。ありがとうございました。


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