チューリップの球根
えみ
2008/04/13(日) 07:42:04
今年チューリップの球根を植えたのですが、
1、芽がでて葉っぱが少しの状態で枯れてしまった。
2、蕾が葉の中に見えているのにしぼんだまま大きくならない。
というのがありました。それぞれの原因はなんでしょうか?
あと、枯れてしまったり、花の咲かなかった球根を使って、来年割かせるのは無理ですか?捨てるしかないでしょうか?もし、使えるようでしたらやり方を教えてください。
とっとりはなかいろう
2008/04/13(日) 21:45:20
花が咲かなくても、蕾が出れば開花球根を得ることは可能ですが、
咲かない状態ということは地下で球根がカビなどで傷んだとか、
健全な状態ではない事が多いので、
開花可能させられるほど太っていない可能性が高いです。
芽が出て育たずに枯れるのは多くは球根腐敗が原因です。
たちつ
【近畿】
2008/04/13(日) 22:36:06
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植物を植える習慣として、植えつければ直ちに、水やりをすることが普通です。基本的には其の通りなのですが、芽の出ていない球根に関しては、別です。2-3週間は、土の保湿分だけで、根を発根させたり、球根を土に馴染ますことも必要な場合があります。(成長の準備覚醒・環境への順化処理)
これから咲き出すラナンキュウラスは、順化処理をしないと水ぶくれして、破裂腐敗したりします。アネモネやアマリリスも順化させたほうが良い。
更に、ご質問の、チュウリップやユリは、球根の病気(ウイルス病・カビ病・腐敗病)が多いので、植え付け前に、農薬殺菌剤に浸けて殺菌処理し、植えつけたほうがよい。
球根の皮は、病原菌のバリアの役目をしています。ところがユリの皮は、薄く弱い(乾燥にも弱い。ウイルスの保菌者でもある)し、チュウリップの皮は、割れやすく、剥がれやすい。
人間の場合には、皮膚油が其の役目をしています。主婦の皮膚に保湿クリームを塗ったり、炊事洗剤に、手に優しいとか、冬場のアカギレ防止とか、高年齢になれば、皮膚がカサカサになるのも同じ理屈です。
ということで、来年には、
1) 球根の外見を観察し皮の剥がれていないもの、傷が付いていないもの、青かびが見られないものを選ぶ。(割高ながら、袋詰めより単球販売品)
2) 殺菌処理をする。
3) 植え付け後 直ちに潅水しない。
4) できるだけ遅く植える。 11月とか12月とか気温・地温が下がってから。(病原菌・カビ菌は、高温多湿で繁殖します。一定温度下の風呂場をイメージすれば良く判る。冷蔵庫の野菜室とか。)
このようなイメージで・・・
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えみ
2008/04/14(月) 08:24:30
ありがとうございます!!
球根を植えたらすぐお水をあげていました!!
今年はシューリップは三種類植えて、一種類は奇麗に咲き、一種類は葉がでてきて少ししたら枯れ(これは球根が腐ってる場合があるんですね!!)、で、もうひとつは、蕾までできてしぼんでしまいました(これはまだ葉は元気なので、来年も使えるかもしれないということですね)今年初めて自分で育てたので、失敗をこういう風に学べることと、いい経験に頑張ります!
今は、ヤグルマギクとスイートピー(今、蕾らしきものが・・蕾を見たことがありません)、カーネーション、カスミソウ(去年の秋から育てていますが、花がまるでみえないんですよね・・)、カサブランカを育てています!
また問題が起きたら書き込むと思いますので、宜しくお願いします!!
kain
2008/04/14(月) 09:51:30
チューリップは植えてすぐに水をあげてもいいですよ。
いけないなんて聞いたことないです。
ラナンキュラスやアネモネは特別です。
クロエ
2008/04/14(月) 12:22:54
鉢植え、ですかね?。質問される際には具体的な育て方がないと正確な回答を得られませんよ。
鉢なら縦横どのサイズに、どのくらい球根を植えたか、がせめてほしいところ。
鉢植えだとして回答すると、つぼみができても咲かない可能性があるのは以下の点です。
1.水不足
2.ウイルス病等による萎縮
3.その他の原因による球根腐敗
1の水不足は、大きく2つあります。まずは植えつけたあと水を切らしてしまい、根が傷んだこと。チューリップの根は一度出たものが傷むと復活しません。途中までは球根の水分で育っても力尽きてしまうということ。
もうひとつは生育が開始されると、急激に育つので、そのときに、いままでと同じように水を与えていると水不足になることがあるのです。
水がたりないと、まずつぼみから傷みます。
とくに鉢が浅い、小さい場合は顕著にでます。
お住まいの地域しだいですが、暖かい地方ではチューリップを来年も同じ球根で咲かせるのは難しいです。
暖かくなると休眠するので、十分に光合成をして球根を太らせる時間がないことや、致命的なウイルス病にかかりやすい事が原因です。
難しい、元みたいな大きな花は咲かない、ということを理解して、やってみるのは手です。
リトっぷ
【九州】
2008/04/14(月) 12:50:34
こんにちは。チューリップの花芽形成は夏の時期に行われます。その後植え付けた後に冬の寒さ(0℃付近)で花芽を成長させます。春に気温が(10〜15℃)上がり始めると根が増え始め葉を展開させ同時に花茎を伸長させ開花する仕組みです。(チューリップの花が開閉するのは温度に反応しています。)
蕾が空洞の状態で上がってきた場合、夏の温度あるいは冬の低温期間が不足していたと考えられます。(要はハズレ)花が低い位置で開花するのは花茎を成長させる間もなく温暖になって開花に至るというケースです。この一連の生理現象を利用したのが冬咲き低温処理されたチューリップです。これを更に研究すると冬に咲いたチューリップは高温で葉の生育を止めるまでの期間が長い為に十分な肥培管理が出来,来年度にまた開花し易い栄養状態にあるのではと思っています。
なお,上記の生育状態から葉が展開する迄は球根の養分でまかなわれており植え付けには元肥は極少なくてよく花後に施肥するカリ分主体のジャガ芋の肥料等が最適だと思います。暖地では低温になる地表近くに浅植えがよく凍結する様な寒冷地では通常か少し深めに植え付けマルチ等で凍結を防止します。
リトっぷ
【九州】
2008/04/14(月) 13:52:26
すみません…答えになってないか解りにくいので。
1の葉が出て枯れたのは根のトラブル
カビや腐敗菌等による根腐れや元肥が多すぎた事による肥料やけ←これは塩害なので葉のふちから枯れ始め水分の供給が止まる為にカサカサになって枯れていく。ユリ科は根が少なく根が太く地下に潜る為に元肥は球根の横に埋める。
2の蕾がスカスカなのは上記レスのハズレです。同一の管理下で違う症状になるのは個性か以前の保管状態の差と考えられますので。花が咲かなかった球根は来年度開花し易いでしょうね。
アブラムシはあまり見掛けないのですがスリップスがモザイク病を媒介しているのかなり易いです。不治の病ですから葉にドット抜けの様な模様がある株は奇形になり易いです。
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