ペチュニアと日々草の冬越しについて
いたいち
【近畿】
2007/12/03(月) 11:26:55
ペチュニアと日々草が5月からずっと勢いよく元気に咲いて楽しませてくれました。
質問ですが、来年もこの花を楽しむために冬越しに挑戦してみたいと思っています。
ところが、冬越しさせた翌年株はしょせん新しい若い苗を買って植えたものにはかなわないような意見もみつけました。・・そうでしょうか?
私の希望は、しっかりと根が張った大株にして30センチ鉢にして育てたり、ブロックの壁面にプランターで飾ったりしたいのですが。
苦労して冬越しさせる世話を考えたりするのと、来年はまた新しい苗を買って植えるのとどちらがいいですか?冬を越したものと新しい苗で育てたものとどちらがワンダフルな開花をするのでしょうか教えてください。
南向きの庭で、風通しもよく、栽培環境にはなにも問題のないような場所で育ててます。
ぐろっさ
2007/12/03(月) 15:41:45
ワンダフルな開花、が今ひとつ良く分からないのですが、どちらが生育が良いか、ということでしょうかね。
生育は、冬越しの間にどれだけ寒さで傷むか、と長年育てることで株がどれだけ老化するか、によります。
冬息も絶え絶えで越したものは、春先に出回る元気の良い苗より生育は劣ります。あまり傷まなかったものは一回り大株になり、生育を続けます。ただし植え替えは必須です。
また、ニチニチソウもペチュニアも長く伸びて姿が乱れてくると適宜切り詰めて新しい枝を出させる必要があります。
春先に植え替え、ばっさり切り落とす頃には元気な苗が出回りますね。
そうやって育てていても、数年たてばいずれ株は古くなり勢いが悪くなります。こうなると新しい苗のほうが勢いがよくなります。
またニチニチソウは根をいじられるのが嫌いなので、植え替えで根をほぐすととたんに生育が悪くなるので、鉢増しでどんどん鉢を大きくする必要があります。
要は手間をどれだけかけるか、と どれだけ期待するか、ですね。
個人的には、冬の置き場所がないのと毎年新しい品種がでてくるので、毎年更新派です。
どうしても気に入ったものは秋に挿し木をして小苗を作り、それで冬越しさせていますが。
いたいち
2007/12/03(月) 22:23:34
ぐろっささんのアドバイス有難うございます。
ペチュニアと日々草を初めて育ててみて上手に咲かせることができたので情が移ってしまって、それとブランド苗で高い値段したこともあって、勿体無い、できたら翌年もなんとか咲かせて見せよう!もろもろの思惑がらみで、冬越しさせようという気持になったものです。
ブランド苗を買ったところで2〜300円ぐらいのものなのですが、わざと偏屈者の意地を通して自己満足をする喜びを求めようとしているのかもしれません。
ぐろっささんのご指摘どおり、冬の寒さの中をやっとこさくぐって越冬に成功してみても植物の受けたダメージや、春からのその後の成育を考えると、若い元気な新しい苗を育てたほうが無難でよいのかもしれませんね。冬越しには成功したけれど・・病害虫、免疫力、根の張り、株の更新、耐暑性・・リスクは多いですよね。
ほかにも今年冬越しさせるものは、インパチェンス(カリフォルニア)、サンパラソル(レッドミニ)などの非耐寒性の花が5〜6株あります。いずれも根ががっちりした大株に育ててみて、今年以上の凄いっ!と思えるような花を咲かせてみたいなと思っております。
一応、ペチュニア3鉢、日々草1鉢を越冬させてみて、春になったら新しい苗をホームセンターで別に買って(置き場所がふえてしまいますが)一年もの、二年ものとして咲き比べを楽しんでみようかとも考えました。アドバイス感謝いたします。
ぽー
【関東】
2007/12/04(火) 01:10:46
こんばんは〜。
ニチニチソウはアドバイスできるほどノウハウがないので、ペチュニアに関してのみ。
私は気にいった品種は、3年までは越冬させた株を育てることにしています。3年を過ぎるとかなり生育が悪くなる感じがするので、それ以上もたせたければ挿し芽で更新します。
冬越しは「絶対こうしろ」という決まりはなく、ただある程度の温度を保つ・霜などに当てない・・・という注意くらいでしょうか。
具体的には、夏に育てた鉢のまま、地上部を切り詰めて越冬することもあるし、コンパクトにしたいので掘りあげて根も地上部もぐっと切り詰め、数株を1鉢に押し込めて越冬させることもあります。
どちらも早春に芽が動いてきたら、新しい土で植え替え、枝の先端を刺激する程度にちょんちょんと剪定すればOKです。
(ナス科の植物なので連作をきらいます。新しい土での植え替えは必須です)
うち(@千葉の暖地)ではベランダ越冬でも気温が高いせいか、新しい苗を買うよりも早くから咲き始め、また根がしっかりしていますので、大株になるのも早いです。
こんなふうに気に入った品種は越冬させ、余ったスペースではその年の新しい品種に挑戦して、毎年いろんなペチュニアを楽しんでいます。
なお、ペチュニアは短く切り戻せばかなり耐寒性がありますが(うちではベランダ放置で、たまに雪をかぶったりしても平気で越冬してます)、カリフォルニアローズとレッドミニについては、もっと高い温度を必要とします。
少なくとも5℃以上、できれば10℃くらいあると安心です。
うちでもこの2つは、室内越冬させています。
レッドミニはペチュニア同様、短く切り戻して越冬させます。そうですね、地ぎわ10〜15センチくらいで切っちゃってください。
越冬株は、園芸店に苗が並ぶころには大株になって、早くから花が咲きますよ。
カリフォルニアローズは毎年越冬に挑戦していますが、どうもペチュニアやマンデビラよりデリケートなところがあるようで、うちでは新しく買った苗のほうがきれいに咲いてくれます。
いずれにしても、ちょっとしたコツで越冬できる花ばかりです。
頑張ってくださいね。
いたいち
【近畿】
2007/12/04(火) 13:01:57
[[解決]]
ぽーさん、アドバイスを有難うございます。
マンデビラ(レッドミニ)とインパチェンス(カリフォルニアローズ)のことまで親切に教えていただいてうれしいです。助かります。
実際に何度も経験されたベテランの方に具体的な話をきくと、よお〜しっ私も!ってやる気が起こります。
ペチュニアは見た目に似合わず案外と耐寒性がありそうですね。葉も花もデリケートなので、わたしはインパチェンス並みに越冬が難しいのかなと思っていました。サフィニア・フラッシュという品種で赤、桃、紫の3株なんですが、株から上の5センチの葉を全体に刈り込んでしまって越冬モードに入っています。刈り込んだ茎にもたくさん新芽がプツプツのぞいていて体力はありそうです。
うまく春が迎えられたら新苗が店頭に出回る頃には花が咲きだして株も大きくなるとのことですので、来春を楽しみにがんばってみますね。土は全部新しい用土に入れ替えます。来春デビューする高級苗も新しく買い足していろんなペチュニアの美しさを味わって、咲かせて感動(?)してみたいです。
レッドミニは、じつは5月に苗を買ってから8号鉢に植え替えて大事に管理してきたつもりですが、残念ながら2度だけ開花してあとは観葉植物みたいに元気な葉っぱを茂らせて150センチほどに大きくなりました。マグアンプを土にしっかり混ぜ込んで夏の水やりもちゃんとしたのですが、花が咲かずに茎と葉ばかり成長してしまいました。
現在、70センチの高さで株を切って低くしていますがもっと思い切って短くしてもいいんですね。せっかく伸びたんで遠慮して半分ほどに処理していました。
カリフォルニアローズは(スパークラーローズとチェリー)これも上手に咲かせれませんでした。つぼみはいっぱい着いても貧弱な開花だったり、葉っぱだけ勢いがよかつたりで、咲かせて感動って気分じゃなかったですね。(笑)置き場所も半日陰と明るい玄関横とかに分けてみてもなかなか気難しい傾向がうかがえました。
阪神間なので霜はあんまり降ることはないので、軒下でダンボールや透明ポリ袋なんかを工夫して防寒させてみようかと考えています。でも今年の冬は厳しいような気もするし、この3カ月は越冬管理に神経を配ってみようかなと思います。
ぐろっささん、ぽーさんのアドバイスを生かしてがんばりま〜す!感謝いたします。
ぽー
【関東】
2007/12/05(水) 03:30:51
「解決」ずみですが・・・
サフィニア・フラッシュは育てたことはありませんが、サフィニアの系統は丈夫で耐寒性がありますので、心配なく冬越ししてくれると思いますよ♪
レッドミニを短く剪定したほうがいい・・・と書いたのは、冬越しするのにコンパクトにしたほうがスペース的に邪魔にならないからというのが1つ。また、花は新しく伸びたつるの先につきますので、春になったらいずれ全体的に切り戻す必要があるからです。
スペース的に余裕があるのでしたら、少し長めにして枝数をたくさん残しておいたほうが、来春大株になるのが早いかもしれないですね。
なお、今年の花つきが悪かったということですが、日照は十分に足りていましたか?
水やり・肥料やりはしっかりして株自体の成長もよかったということなので、そうすると問題は日当たりかなと思います。最低でも1日に6時間の日照がないと、なかなか咲いてくれません。
(うちでも東向きのベランダでは花がつかず、南側に移動させると咲きます)
カリフォルニアローズは、もしある程度寒いところで越冬させるのなら、ペチュニアほど短く刈り込まないほうがいいかもしれません。
寒さにあうと枝先から枯れてきますので、そうしたら傷んだところを切り戻すようにして、だましだまし春を待ちます。
なお、カリフォルニアローズの花ですが、お書きのように、なかなか気難しいところがあります。季節によって置き場所を変え、また新しく買った苗は初夏〜夏の間は「株の充実期間」と割り切って育てれば、秋にすばらしく開花してくれるのですが・・・
そのへんは以前、ほかの方のご質問に詳しく回答したのですが、いま過去ログが検索できないですよね。
また春になって悩んだら、改めて質問なさってくださいまし。
いたいち
【近畿】
2007/12/05(水) 20:43:56
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ぽーさん親切な詳しいアドバイスを感謝いたします。
レッドミニは今日さっそく短く剪定しました。地際から20センチぐらいまで切り詰めました。支えの棒を2本取り付けていたのも取っ払ったため、コンパクトになりました。確かにこの方が扱いが楽ですね。
寒さのせいかぼちぼち株の下葉は黄変しかかってますし、マンデビラって枝を切るとそこから白い乳のような汁が噴くんですね。初めて剪定したときに、あれっ?白いカイガラムシがいっぱいついてるぞ!なーんて勘違いしてしまいましたよ(笑)
置き場所は、うちは真南に庭があるんですが陽は午前10時から午後3時ごろしか直射日光は当たらないんです。越冬が成功したら来年は置き場所と日当たりを重視してみます。
ペチュニアは3日前に葉を刈ってさっぱりさせたとろ、もう若葉が伸びてきて草勢が強いですね。なよっとしてるけど案外耐寒性あってたくましいのかもですね。サフィニアってのは品種改良されて免疫力もつよく丈夫なペチュニアなんですね。花手毬もいっぱい繁殖させたところ、これらもかなり元気そうですよ。バイオ技術で改良されたものはどれもおっ!と思わせるものがありますね。値段は高いけど。
カリフォルニアローズは、30センチの杉桶プランター2個に高さ25センチ弱くらいで切って株立ちを整えました。
この花を満開に咲かせたらきっと素晴らしいだろうと期待してます。置き場に気を配って来年6月ごろと10月ごろには爆咲き(?)させたいです。
ぽーさん、ほんとにアドバイス助かります!
初心者用掲示板@園芸相談センター