ケヤキの葉の、丸い玉の正体
ミーシャ
2007/10/02(火) 13:31:11
ひろし@小南部さまお答えの中に、ケヤキの話が出たのでもう一度質問です。玄関先に、林のような木陰を作りたくて、ケヤキ、こなら、ぶな、南京はぜ、ハナミズキ。など色々マサ土を入れた畑に植えました。
まだ植えて4〜5年なのですが、ケヤキの葉上に、小さな玉が出来るのです。病気か何かと思い、玉の出来た葉っぱ枝は、思い切ってきったのですが、また来年の出来たらいやなので、あれば予防法教えていただけたらと思います。
またこの正体は、何なのでしょうか?
ばんざいうさぎ
2007/10/02(火) 16:41:10
虫コブ(虫瘤)ではないでしょうか?その中で虫の幼虫が育っていたはずです
植物や虫の種類などで対処も違いますのでご自分で検索されてお調べになってみて下さいね
ひろし@小南部
2007/10/02(火) 19:47:30
こんばんは、
ばんざいうさぎさんが既にお答えのように、葉の玉は虫こぶでしょう。
ケヤキの虫こぶで一番見られるのがケヤキハフクロフシ(欅葉袋五倍子)という虫こぶでケヤキヒトスジワタムシがその中で成長しています。
防除法としてはケヤキの側にササや竹があったら撤去することです。
この虫はケヤキとササ類を往復して成長するのでもう一方の宿主が無ければ発生しません。薬剤散布は葉の展開時期に行うと効果があるらしいですが樹が大きくなると大変な作業であまり現実的ではありませんね。
ミーシャ
2007/10/03(水) 17:53:54
早速のお答えありがとうございます。
虫があの中で育つなんて、考えただけで虫唾が走ります。
我が家には、笹や竹はないのですが、道を隔てたお向かい
は、大根畑の向こうがたけのこ畑。竹がいっぱいです。
そういえば、去年は、こならにも、同じような葉っぱの玉が出来ていたと思います。
そのときちゃんと処置しておけばよかったのでしょうが、あまり気にしないうちに葉が落ちたので、ほっていました。
今年は、玄関の前のほうだったので、玉のある枝を切ってしまい、今のところ治まっているのですが、薬剤も調べて使ってみます。ダイジストン、オルトランでも良かったら、すぐあるのですが・・・・
ひろし@小南部
2007/10/04(木) 08:57:39
竹が取り除けないとなると防除は困難ですね。樹は私たちに安らぎを与えてくれるだけでなく、多くの生物を養っています。虫こぶの中の虫たちも樹によって生かされています。コナラなどナラ類やクリに虫こぶを作るのはタマバチ類で樹種ごとに違った種に分化しています。彼らは彼らなりに懸命に生きているのです。彼ら虫こぶの中の虫は特に人間に害になるものではありません。
自然が好き、樹が好きなら、彼らを好きになることは出来なくても存在を認めてやることも、必要ではないでしょうか?
ミーシャ
2007/10/05(金) 18:25:27
ひろし@小南部 さま
いつも良いお返事ありがとうございます。
虫瘤が出来ても、木は傷まないのでしょうか?
そうなら、山の中に家を建てた新参者。先住者と仲良くして行くよう努力します。
山の畑の真ん中に、家を建てて、無農薬野菜を作ろうとしています。
周りは除草剤をかけて草ひとつないところに、大根の、双葉が出揃っています。
我が家は、土が乾かないようにと、わらをかけていました。
こおろぎにばったのマンションに成ったようで、出たそばから食べられたのか一向に葉が出てきません。
こおろぎに秋の虫たちは、物悲しい鳴声には程遠い元気な声で夜通し泣いています。太りすぎのバッタは、跳ねないでウッドデッキを歩いています。
自然に溶け込むのは、大変です。
ひろし@小南部
2007/10/05(金) 23:16:16
虫こぶの程度にもよりますが、、、
昔ミーシャさんと同じように通りの向かいに竹やぶがあり、ケヤキの木があった場所に住んでいたことがあります。
虫こぶは結構たくさん出来てましたが、ケヤキ自体の成長は問題なかったです。おそらく寄生するほうでも宿主を枯らすのは本意ではないと思いますから、折り合いのつく範囲で彼らの生活をしているのだ、と私は考えています。
虫ではなく菌性のものですが、似たような組み合わせにカイヅカイブキとハナカイドウがあります。赤星病菌がカイドウなどリンゴ属の木とカイヅカイブキを往復するのですが、生垣がカイヅカイブキの拙宅のカイドウは毎年赤星病にはなるものの、多少育ちが悪いですが、毎年きちんと開花します。防除はとくにしていません。
無農薬栽培は簡単ではないようですね。作物と病害虫の生態を知ることがはじまりですから、覚えなければならないことと作業がたくさんあってご苦労なことですね。
ミーシャ
2007/10/06(土) 13:50:36
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ひろし@小南部さま
自然の営みは、私たちが、自分の勝手にこう育だってほしいこの者はいらない、なんてこそこそ思うのに、程遠い大きな懐をもっっているのですね、これからもっと色々観察しながら、林を育てたいと思います。
これからも色々教えてください、ありがとうございました。
初心者用掲示板@園芸相談センター