殺菌剤・殺虫剤の混合について

[園芸相談センター]の過去ログです

Sprayer 【近畿】 2007/09/09(日) 18:09:56
殺菌剤・殺虫剤の混合使用について教えて下さい。
今夕、庭に植えている山茶花・ウメ・バラなどに、殺菌剤と殺虫剤の混合したものを噴霧器で散布しました。
混合にあたっては、「他剤との混合事例(住化タケダ園芸)」を参考にし、ダコニール+バロックフロアブル+スミチオン を参考にしました。(希釈倍率は説明書どおり)
混合するにあたっては、殺菌剤と殺虫剤は何種類くらいまでが混合可能でしょうか?
例えば、「他剤との混合事例」の許容(○印)であれば、殺菌剤と殺虫剤各々2種類、あるいは殺菌剤1種類に対し殺虫剤3種類などの組み合わせも可能でしょうか。
アドバイスよろしくお願いします。

Sprayer 2007/09/09(日) 18:31:11
スミマセン、上文中に間違いがありました。
(間違い)ダコニール+バロックフロアブル+スミチオン を参考にしました。 を
(正文) ダコニール+バロックフロアブル+スミチオン を混合しました。
※住化タケダ園芸は上記の混合を特段勧めているわけでもありません。

かん 2007/09/09(日) 20:49:41
混合して使用するのは、病気の予防ですよね?

特定の虫や病気の治療なら、混合するはずもないので・・・。

そんなに何種類も混合する必要があるのかなと思います。それで薬害
がでやすくなるのかどうか知りませんが・・・

一気に混合するより、交互に使用するほうが良いのではないでしょう
か。たいていの農薬は、使っているうちに、耐性がでてきて効かなく
なるようです。交互に使うことにより、耐性ができにくくできると
いうのが一般的な考えです。

なお、殺虫剤と殺菌剤を同時に使用することは推奨されています。
なぜなら、殺虫剤にも水が含まれており、この水のために、バラ
に黒点病が発生することがあるからです。

バラをお育てであれば、わかると思いますが、新梢が1週間で
20cmほども伸びてしまうことがあります。こういう場合、
あまり農薬投与の間隔をあけてしまうのはまずいです。
バラの発育はかなり良いので、一気に大量にやるより、もう
少し的を絞って、こまめに、交互に消毒剤投与のほうが良い
のではないかと考えています。

毎週(あるいはもっと頻繁に)、すべての病気・虫の予防として
大量の農薬を使うのはやりすぎではないかと思います。
御自分の健康も大事ですよ。

それと、農薬の投与には、適期があると考えています。虫にも
発育スケジュールがあり、幼虫が卵から孵る時期があります。
実はそれが9月中旬(今)だったりするわけですが、そういった
ことも考えて、消毒のスケジュールを組まれたほうが良いと
思います。鉢植えで水がかからない環境なのに、徹底的な黒点
病対策はやりすぎだし、まだ暑いので、今の時期に、徹底的な
うどん粉病対策もやりすぎでしょう。

Gキーパー 2007/09/09(日) 22:57:41
乳剤は2種類混ぜると薬害が出やすい。
溶剤濃度が2倍になるから。

水和剤やフロアブル剤は作用が異なるなら4種類くらいは大丈夫。
ただし、混ぜる場合は指示書の低濃度側で使用が原則。

gardenfan 2007/09/09(日) 23:41:18
>間違い)ダコニール+バロックフロアブル+スミチオン を参考にしました。 を
(正文) ダコニール+バロックフロアブル+スミチオン を混合しました。
※住化タケダ園芸は上記の混合を特段勧めているわけでもありません

この混合で次回も散布すると×です。
バロックは1回の散布回数になっているはずです。
ダコ(黒点・うどんこ)+バロック(ハダニ)+スミチ(殺虫剤)という意味だと思いますが、考え方は間違っていません。
しかしハダニがいないのにダニ剤を撒くのは止めた方がいいです。

ダニに対しては今年全く失敗しています。それまでダニは全くいませんでしたので...
ダニの予防は業務用の粘着君で、発生したら集中的にダニ剤をまとめて投与した方が良いみたいです。

殺菌剤として、黒点専用(サプロール・マンゼブ・ジネブ)ウドンコ(トリフミン・モレスタン・ポリオキシン)と共用(ダコニール・ベンレート・トッブジン・ラリー)

黒点専用とウドンコ専用のどちらかと共用の2剤が殺菌剤
黒点とウドンコの専用と共用の3剤を組み合わせますと毎週の散布では回数オーバーになってしまいます。撒き過ぎということですね。

殺虫剤としてオルトラン・スミチオン・スミソン・べニカエース・スミナイス・サンヨール 
のどれか。

この位でしょうか?
もっと沢山組み合わせても、結局は薬害が出るかどうかでしか判断できません。
その為には出来るだけ乳剤を避けて水和剤にする。(その方が安いことも多い。ただラリーの水和剤はバラの適用がなかったような)
それと薬害については展着剤の効果も大きいです。出来るだけ低濃度で使える展着剤をお奨めします。

かん 2007/09/10(月) 18:48:36
今、別のスレッドで、展着剤について話題になっています。

http://engeisoudan.com/lng.cgi?print+200709/07090066.txt

こんなにdeepな世界(私には)があったとは・・・
普段ホームセンターでみかけない薬剤なんか、存在することすら
知りませんでした。おもしろいので参考にしてください。私には
勉強になりました。そのうち一つを購入しようと思ったら手がな
い。私の使用している農薬は、乳剤が多いのですが、陽イオン
系だと、追加しても良いみたいですね。

ところで、いろいろ勉強してわかったのですが、混用というのは
薄めることでもあるようですね。たとえば、塩水4%と砂糖水4%
を加えると、全体としては、2%の濃度になってしまう。混用も
考え物だと思いました。



初心者の掲示板に書かれているので、農薬使い始めの初心者だと
思ってコメント書いてますが、実は謙遜しているだけだったりして

かん 2007/09/10(月) 18:54:32
たぶん、会話の内容が理解できないと思うので、下記を参照して
ください。

http://www.jppn.ne.jp/miyazaki/200/500/yougo/2.htm

使っている農薬の種類は、一般園芸家でも、バラ園でも違いは
ないそうなのですが、こういう展着剤の使い方なんかで、差
が出てくるのかもしれませんね。

Gキーパー 2007/09/11(火) 01:41:42
>混用というのは薄めることでもあるようですね。

それは間違った使い方。
耐性を作る元凶です。

500倍で使う農薬A,B同士を混ぜるなら
各々250倍で作って混ぜるのです。

これでAもBも500倍です。


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