つるバラの蕾

[園芸相談センター]の過去ログです

つるバラマン 2007/06/03(日) 11:12:31
つるバラ3年目の初心者です。
実は、つるバラが4月から咲き始め、5月中旬で一度ピークを迎えました。現在、若い芽と共に蕾が各所に見られますが、これから梅雨や猛暑を迎えることから、このまま咲かせたほうが良いのでしょうか?それとも、秋の開花を期待して摘蕾したほうが良いのでしょうか?
一方、うどん粉病が新葉に広がり始めました。本やブログなどで、木酢液や砂糖液、クエン酸、その他サプロール液などが紹介されていますが、予防でなく治療法を教えていただければ助かります。
ちなみに、剪定などにより風通しはまあまあで、日当たりも良いです。

aisha 2007/06/03(日) 11:51:14
こんにちは。

うどん粉病の治療薬は
特効薬のミラネシン水和剤か
カビ病に抜群のストロビーフロアブルやアミスター20フロアブル
がイチオシです。

サプロールやマネージでも効果ありますけどね。

減農薬散布療法は病気が蔓延し始めたら全くの無力なので
徹底的に農薬で完治を目指すのが早道。


2番花くらいまでは咲かせてもいいと思いますよ。
花弁が雨に弱いとか誘引が高く花柄に手が届かなくて雨でカビてしまうとかなら別ですけど。
3番花は秋のことを考えると咲かせるメリットはないですけど。

gardenfan 2007/06/03(日) 15:37:11
つるバラマン様

四季咲きのツルバラ 品種は何なんでしょうか?

コクテルならそのまま秋まで蕾を付けてくれますので花柄つみしていればOKかなと思います。

うどんこ については適応外ですが石灰硫黄合剤3000倍を噴霧できる環境であれば試して下さい。法律等についての責任は持てません。

つるバラマン 2007/06/03(日) 18:43:28
aishaさん、gardenfanさん、親切なアドバイス有難うございます。また、不十分な質問だったことをお詫びします。
バラの種類は、『マダムデュポン』です。2週おきに3回、サプロール→ダコニール→サプロールを交互に噴霧していましたが、なかなか効果が見られませんでした。因みに「ミラネシン水和剤」や「ストロビーフロアブル」や「アミスター20フロアブル」は一般の園芸店で販売しているのでしょうか?(田舎なので、あまり見かけないような.....。)
少し離れたところに、つるバラの『ロイヤルスカーレット』が植えてあるんですが、夕方しっかり見てみると少しうどん粉病が発症していみたいです。
花の大きさは、当初の花から比較すると小振りになってきましたし、秋以降に向けて梅雨や猛暑時期は休ませたほうが良いかと、勝手に考えていました。
初心者質問で申し訳ないのですが、2番花と3番花の違いを教えて下さい。

aisha 2007/06/03(日) 22:19:54
>2週おきに3回、サプロール→ダコニール→サプロールを交互に噴霧

まず、指摘させていただくと、これは予防散布のローテーション。
とくにダコニールは予防薬なので病気が完治してない場合は
蔓延を防ぐ効果はあっても病気を治したりする効果はないので、結果として病気はとまりません。
治療薬を集中散布して完治させてからダコニールで定期予防です。

ミラネシンはHCにたいがいありますが、製造中止になってしまいメーカー在庫がないので
お店によっては扱ってません。
アミスターとストロビーは都会よりも郊外の方が置いてあると思います。
なければ農協の購買で買えます。
一応言っておくと、アミスターとストロビーはバラには登録がありません。

ミネラシンは抗生物質で効果抜群で文字通り特効薬。
3日おきに3回散布でかなり重症でも完治します。
(葉や花首を切らずに済むのはありがたいことです)
1回の残効が短いので必ず連続散布して完治させるように。
さもないと耐性菌ができる可能性が。
製造中止になったのもこれが原因の一つなのかも。
バラは水を弾くから展着剤は多めの表示量の方で使ってね。

aisha 2007/06/03(日) 22:26:55
>初心者質問で申し訳ないのですが、2番花と3番花の違いを教えて下さい。

春最初に咲くのが1番花。
りっぱで花色や大きさもいい。
1番花を切って伸びた枝から咲く次の花が2番花。
1番花よりやや小さくなることが多いのと気温も上がってるから
花の寿命も短い。
観賞価値はある。
2番花を切って伸びた枝から咲く次の花が3番花。
はっきり言ってこれが咲くころは夏なので、
すぐ散るし花も小さくて観賞価値も低いのであまり嬉しくない。
バラが疲れて、夏に葉が落ちることもあるから
わざわざ咲かせる意味はあまりない。

秋も咲く四季咲き種なら3番花の蕾は摘んでしまうべき。

つるバラマン 2007/06/04(月) 10:07:19
aisha様、丁寧に教えていただき有難うございます。
ダコニールの散布など、うろ覚えの知識で育てていた事を反省しています。
まずは名前が挙がりました「ミラネシン」「アミスター」などを探し、うどん粉病を根絶したいと思います。またカリ肥料を、株元に撒いたほうが良いでしょうか?
もう一つ質問なんですが、(今後を考えると)3番花の摘蕾を行う場合、5枚葉の上で切ったほうが良いのでしょうか?それとも、単に蕾だけでも良いのでしょうか?
初歩的な内容ばかりで申し訳ありません。

aisha 2007/06/04(月) 17:37:14
2番花が咲き終わったら、花柄を摘むだけでいいです。
また新たに伸びた枝に3番花のつぼみがついた場合、
5枚葉の上で切ると無用な枝を伸ばして木が疲れるし
切られた葉がもったないないから
蕾を摘み続ければいいです。
四季咲きならどうせ夏剪定であとからすっぱり切り戻しまから。

カリ肥料については
病気になり易い原因が窒素肥料の与えすぎ、またはカリ不足で株が軟弱化しているのが主な要因と思われるなら、カリの施肥は効果的ですが、
カリは窒素の吸収を抑えてしまうこともあり、
現在までの施肥管理がわからないのでなんともいえません。

窒素と違い与えすぎの過剰害が出やすいわけでも無いので
気になるなら与えてみてください。

つるバラマン 2007/06/05(火) 22:06:53
[[解決]]
aisha様、度々手を煩わせて申し訳ありません。
早速、園芸店で「ミラネシン」「アミスター」を探しましたが、販売していないということでしたので「パンチョTF」を購入し、昨日散布しました。
また、カリ肥料についても今日バラの根元に施肥しました。
このまま、うどんこ病が治ることを期待しています。
多くの分かりやすいアドバイス、本当に有難うございました。


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