花の水やり

[園芸相談センター]の過去ログです

みみ 【近畿】 2007/04/12(木) 12:22:56
今、ペチュニアやミニバラなどのお花を育てています。
一応、午前7時ごろにお水をやっています。
でも、本当はいつにお水をあげるのが良いのかなと思いまして質問してみました。

よく聞くのは、朝か夕方と聞きます。なぜ、日中にやってはいけないのでしょうか?
(ご近所の方は正午にやっているそうです)
また、本を読むとペチュニアは水が好きなのでたくさんやってくださいとあります・・・。
でも、私は2日に1度ぐらいしかあげていません。日当たりは午前中のみのところに置いていますが、水をあげた次の日にみても、土の表面が湿っぽいことがあるからです。
それでも、やはりやった方がいいのでしょうか・・・?

また、「幸福の木」に水をやりすぎて枯らしてしまったこともありますので、水をあげることに神経をつかっています^^

どうぞご指導ください。

ボギー 2007/04/12(木) 14:25:10
こんにちは。
当然ですが植物にもいろいろあって、それぞれに合った生育環境があります。乾燥地帯、湿地、酸性土壌、アルカリ土壌、肥沃な土壌、やせた土壌、日向、半日陰、一日中日陰…。水やりもその植物に合わせてあげるようにするのが基本です。
時間ですが、今の時期なら何時でも構わないと思います。注意しなければいけないのは夏です。日中に水をやると直ぐにお湯(オーバーだけど^^)になってしまい、植物に良くありません。夏は早朝か夕方にあげてください。量ですが、たっぷり鉢底から流れ出るくらいの量です。
水やりは水分の補給と同時に、根の周りに新鮮な空気を送る意味もありますから、チョロチョロ毎日より、乾いたらたっぷりあげて土中の空気を入れ替えるようにしましょう。
勿論、乾燥を好む植物は乾いてしばらくしてからたっぷりと云うように、水やりも植物に合わせる必要があります。
間隔は、植えてある土の保水性がそれぞれ違いますから何日おきという風には言えません。ちなみに、鉢を持ち上げて重さで推測するのも良い方法だと思います。
ペチュニアは出来たら日光がいっぱい当たる所の方が良いと思いますよ。あと、ピンチと刈り込みをして花をいっぱいつけてあげてください。

ぽー 【関東】 2007/04/13(金) 00:51:25
ボギーさんのお書きの通りなのですが、あえて蛇足を。

水やりの時間ですが、いまの季節なら、日中なら何時でもダメってことはないのですが、基本は(真夏・真冬をのぞけば)やはり朝のほうが望ましい。
というのは、植物は光合成をして自分に必要な養分を作り出しますよね。
光合成は水と空気中の二酸化炭素を原料に、太陽(光)のエネルギーを借りて行なわれる反応ですよね。
通常の植物は朝、日がのぼると光合成を始めますから、水はお昼にやるより朝やったほうが効率がいいと考えられます。

季節による違いもあります。
夏はボギーさんがお書きのように、早朝か夕方。
冬は、夜間に水がたっぷり残っていると凍結したりして根がいたみやすいので、やはり朝が基本です。

「じゃあ朝って何時?」などなど別の疑問がわいたら、↓こちらの過去ログをどうぞ。
http://botany.cool.ne.jp/wwwlng.cgi?print+200407/04070060.txt
http://botany.cool.ne.jp/wwwlng.cgi?print+200505/05050268.txt

みみ 【近畿】 2007/04/18(水) 16:48:14
[[解決]]
ボギーさん、ぼーさん、丁寧なお返事ありがとうございます!
水やりの意味、しっかり理解したような気がします。
土中の空気の入れ替えという意味もあるんですね。
光合成の意味から考えて朝の方がよいというのも納得です。水遣り1つにしてもたくさんの意味があるんだなーって考えました。
とてもうれしい発見です。ありがとうございました。


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