デンドロビイムの植え替え

[園芸相談センター]の過去ログです

モコ 【近畿】 2007/01/25(木) 23:55:14
実家の庭に放置されてたデンドロビウムを育てようと持ってきました。水苔がボロボロなので植え替えようと思います。水苔はどの位水につけてから使いますか?水苔は根腐れしやすいと本に書いてありました。蘭の土が売っていましたが、蘭の土でもいいでしょうか? 

のら 【北陸】 2007/01/26(金) 19:41:15
蘭の土がどういうものか使ったことがないので知りませんが、
私は乾燥を好むデンドロは素焼き鉢にミズゴケで植えています。

ミズゴケは一晩水に浸けておき、固く絞ってから使います。
今は真冬ですから室温を10〜15度以上保てるなら植え替えOKです。
10度以下の低い温度でしたら水遣りをごく控えて春まで我慢です。

モコ 【近畿】 2007/01/26(金) 22:20:10
教えていただきありがとうございます。水やりした時、植木鉢の底からだんご虫らしきものが数匹出てきた事もあって、植え替えした方がいいかなと思いました。デンドロビウムは元気なので、春になってから素焼きの鉢に水苔で植え替えします。

たちつ 【近畿】 2007/01/26(金) 23:59:43

一応結論がでたようなので、改めて一言二言・・・・

蘭の栽培と迷いについて。
最初は綺麗なので、気軽に買ってくる。・・・枯れる。この段階では、
置いておけば育つと思っている。
次に、テキストを参考に育てる。・・・・・・それでもトラブルの対処
が出来ずに枯れる。テキストの内容が理解できずに、知識であって、身
に付いていない段階。
次に、迷いながら、疑心暗鬼になりながら、育てても枯れる。・・・・
この段階は、大切にしすぎる。栽培に懲りすぎて、植物の性質と環境が
理解できていない。
面倒くさくなって、屋外の樹に吊り下げてほっておく。気が付いたら、
綺麗な花が咲いていた。(^^♪ & (・・? となる。
ここまで来るのに、3-4年はかかる。最初から上手く育てられた人よ
り、この方が、後々のしくじりが少なくてすむものです。

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/9/9b/Epiphytes_costa_rica_santa_elena.jpg
の1枚の画像から何を読み取るか ?

デンドロは、生きるために、地表という土に根を伸ばして生きるのを諦
めて、樹上生活を選んだ植物です。(着生蘭) そこで問題になるのは、
水の確保とと栄養の確保です。幸い水は、雨・霧・大気高湿度から手に
入れています。これも不足する事があるので、体内(茎)に貯め、葉を少
なく小さくして、限りある資源を大切にしています。
肥料分も、幸いに良い環境なので、分解されやすく、雫や大気湿度=
霧・泡沫に含まれているので、根とともに葉からも極めて薄い肥料分を
吸収しています。
ここまでは、簡単に想像が付きます。そのほかに、土は埃・枯れ葉・
苔・他の植物の根ですから、大変粗い・薄い・隙間が多い。という事
は、根の空気の流動性が高いということです。
このことから、水は、保湿を保ちつつ水はけが極めてよい、鉢の中の、
通気・大気流動性が良いということです。したがって、水蘚栽培が、一
番良く似ているという事から、多くの方が採用しています。
水蘚でなくも、軽石・バークチップなどの混合でも良い。
次に、通気に関して、植木鉢でも良く育ちますし、ハンキング系でも適
度な保湿を保てばよい。
例えば、籠に入れて、カラカラに乾燥しないように、夏場なら朝晩、液
肥の規定希釈を更に100倍薄めて、ジャボ〜ンと沈めて、吸水させて、
水を切るとか・・・・・冬場なら乾き具合を見ながら適当に。

温度は、品種によりイロイロありますが、5度前後になれば、できるだ
け乾かし気味にして休眠管理。10度以下にすると傷み出す。
無難なのは20-25度前後。但し花を咲かせるためには、一ケ月弱は、10
度以下にしないと蕾が出来ないし開花中も10度前後にしないと花も長持
ちしない。様です。特に、冬場の室内管理は乾燥するので、蕾が展開す
る前に落ちやすい。2日置きに霧吹きした方が良い。

このような草花と割り切っています。
お陰で、暖冬とはいえ、マイルームは、少し肌寒いのが現状です。   (^_^;)
先週は、トゥインクルとかいうのを40円で拾ってきたので、又なにかと
面倒になりそう。Y(^^♪


モコ 【近畿】 2007/01/27(土) 23:46:39
この蘭は2年半前に亡くなった義母のものです。毎年たくさんの蘭を咲かせていました。義母が亡くなった後、1人で住んでいる父は育て方がわからないので水やりだけで、庭に放置しているためか、1度も咲いていません。私は最近園芸を始めたので、株分けしてあった小さいのを飛行機で持って帰ってきました。いつか実家にあるのも咲かせる事が出来たらいいなと思います。またわからない事があったら教えてください。よろしくお願いします。

クロエ 2007/01/28(日) 11:50:17
ランの栽培は、コツさえつかめば、普通の植物より手間要らずの
ものが多いです。

一番大きな理由は、たちつさんも書かれていますが、水遣りの手間、
施肥が普通の草花より楽になるからです。

デンドロビウム (びいむ でなく ビウム のほうが検索ヒット
しやすいですよ)は着生ランですので、樹木や岩肌に張り付いて
いますから、いつも根元が湿っている必要はなく、逆に腐ってしまい
ます。水は与えてもさっと流れてまた乾く、ということ。
養分も少ないところに生えているので、微量な養分を効率よく吸収
するので、多すぎる肥料も逆効果。

つまり数日水やりを忘れても枯れませんし、肥料もあまり気にする
必要ありません。それよりは環境を生育地にあわせてほうっておく、
のがいちばんよかったりします。
(平気でちょっとした旅行にいっても大丈夫)。

お義父様も一緒に始められたら、なお良いかもしれません。


今はHPや本もいっぱいありますので、育て方をゆっくりお勉強
されてはいかがでしょう?。
花を咲かせるのは難しい種類もありますが、枯れてしまうことは少ないです。
上手になったら、いずれ咲いてくれます。モコ様の優しい心にきっと答えてくれますよ。


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