壁面にバラを下垂させたい
ちっぷす
【関東】
2006/11/29(水) 09:39:27
3m強の高さの壁があり、その壁の上に土があります。
その土にバラを植えて、壁へ下垂するように誘引できないかと思っています。
壁はコンクリートで、白っぽい灰色。
夏以外は、西日だけが当たるような場所です。
ランブラーローズがいいのかなと思っています。
色味としては、赤・オレンジ・黄・濃いめの紫を考えてみたのですが、他にもよさそうな組み合わせや品種があれば教えて頂きたいです。
また、肝心の植える場所ですが、大きなゴールドクレストが6本立っていて、その間(1〜1.2m位)に植えようと考えているのですが、この幅でバラは植えられるでしょうか?
R・ひろき
【関東】
2006/11/29(水) 17:14:34
こんにちは。
1〜1.2mくらいあれば、バラは植えられると思います。ちょっと根の張り具合が心配ですが。ゴールドクレストとの間が、両脇50〜60cmということですね。
>他にもよさそうな組み合わせや品種があれば
お勧め品種とまではいかないのですが、組み合わせといいますか、傾向として、ご参考までに。
ランブラーローズは一季咲きがほとんどですから、花のない時期に、葉が美しく強いものがいいかもしれないです。
また、秋には実成りするものが綺麗かもしれません。
黒点病等で、万一落葉しても、赤い実が楽しめることがあります。
私の持っているランブラーローズはベヌスタ・ペンドゥーラ、エアッシャー・スプレンデンスです。枝垂れしながら咲きますが、いまひとつ、葉の美しさと強さに欠けていまして、春以外はちょっとどうかなという感じです。エアッシャー・スプレンデンスは、かなり強いミルラ香があります。
ランブラーローズに詳しいバラ園さんは、「村田ばら園」です。
また、京成バラ園芸の修景バラのなかにも、枝が低く匍匐して伸びるもの、グラウンドカバー用のものがあり、そのなかにも使えそうな物があると思います。枝が水平に伸びるタイプのサンマーベントを持っています。印象的な赤の一重で、実も成りますが、多少トゲが気になります。
(その他、うちにあるもので、ウーメロやブルーボーイも載っていますが、これは枝が上を向きますから、下垂させる植え方は難しいです。)
ちっぷす
【関東】
2006/11/30(木) 05:12:12
R.ひろきさん、ご回答ありがとうございます。
えーと、ゴールドクレストとゴールドクレストの間が1〜1.2m位あります。
巨木なので、掘ってみないと根の張り具合が確認できないのですが・・・
土を盛ったり、鉢植えにしてしまってもいいかなと考えています。
ベヌスタ・ペンドゥーラとエアッシャー・スプレンデンスは画像が見つかりませんでした^^;
村田ばら園さんのショップも覗いてみました。
最初は灰色の壁だから白や薄い色のバラは合わないなと思っていましたが、緑色の葉が茂ってくれれば何色でも大丈夫なような気がしてきました。
ただ、葉の紹介までしてくれているサイトはあまり無いですね。
京成バラ園さんの修景バラは豊富なので、ゆっくり見ているところです。
ランブラーローズを検索している途中、
リバプールエコー
ドンファン
に辿りついたのですが、こちらはランブラーなのでしょうか?
詳しい品種紹介がなかったので・・・
両方ともとげが少なく扱いやすそうなので、気になりました。
ちっぷす
2006/11/30(木) 07:41:34
グリーンバレーさんにランブラーのページがありました。
ttp://www.green-valley.jp/info_recommend05.htm
やはりピンク系にしたいかなと。
ニュー・ドーンもいいなぁと思いましたが最高伸長6mというのが・・・悩みます。
ピエール・ド・ロンサールも上記サイトに挙げられていたのですが、これは枝ぶりが強く下垂向きではないですよね??
R・ひろき
【関東】
2006/11/30(木) 08:28:08
こんにちは。
木や壁の近くに植えるときに、根を張る場所が限られると、初期生育が良くないことがあります。
そういうときは、植える穴を作ったあと、土を戻して平らにし、上に10号鉢くらいの鉢(底を抜いた物)を置き、さらに培養土を入れて、苗を鉢に植えるように植え付けています。
こうすると、2年目くらいから地面の下まで根が届き、地面植と同じようになってきます。
やはり鉢植ですと、鉢替がたいへんですし、木の勢いも、地面に植えたものより落ちてきますから、病気などに弱くなることもあります。地面植と鉢植の折衷として、このようにして植えております。
リバプールエコーも我が家にあります。以前植えていたのですが、枝は斜め上に出てから、弧を描いて落ちてきました。シュラブローズだと思います。下垂はしなかったです。
ドンファンは植えたことがありませんが、つるばらとして販売されていますし、おそらく枝は上向きです。
ピエール・ド・ロンサールもつるばらです。
ニュードーンは、巨大化してしまったというお話をよく聞くバラです。
余談ですが、つるばらとして売られているものの枝を、無理矢理下垂させて誘引すると、てっぺんにだけ花がつくことが多いです。
下垂した枝先には花がないので、変な恰好になります。
ランブラーとして売られているもののなかには、下垂させると、下垂した枝にみっちり花がつくものがあります。こういうタイプは、スタンダードに仕立てて花の滝を作ったり、壁の上から垂らして咲かせることができます。
グリーンバレーのページを見ましたが、このへんをしっかり区別して用途別に書いてあるかというと、多少曖昧な感じもします。
たとえば、白に薄い桃色がさすマダム・アルフレッド・カリエール、これも我が家にありますが、ランブラーとして考えるより、つるばらかシュラブローズとしてみたほうが名作です。ここのサイトから選ぶと、壁から下垂させるという用途にうまく合わないものがあります。
枝の形、その枝への花の付き方が解説されているようなカタログがあるとわかりやすいと思います。
思い当たる範囲では、京成バラ園芸のカタログに、枝の形が図になって載っていました。最新版を持っていないので、今も載っているかどうかわからないですが、カタログを取り寄せると、枝が横なのか、斜め上なのか、まっすぐ上なのかがわかると思います。
写真もあるので、花の咲き方も、写真の範囲でならわかると思います。
村田ばら園さんは、おそらく大部分のランブラーローズについて、枝の伸び方、花の付き方のノウハウがあると思います。ここに好きな色を指定して相談してみると、かなり品種が絞り込めるかもしれません。また、著書も参考になると思います。
つるバラの庭―村田晴夫のバラの庭作り (入門編) ブッキング
つるバラの庭―村田晴夫のバラの庭作り (応用編) ブッキング
ベヌスタ・ペンドゥーラとエアッシャー・スプレンデンスは、こちらのサイトで検索すると写真が幾つか出てきます。
http://www.helpmefind.com/rose/roses.php
Ayrshire Splendens
Venusta Pendula
やまと
【関東】
2006/11/30(木) 16:27:34
こんにちは(^^)
枝垂れさせる目的で品種選定されるのであれば、ウイーピング・スタンダードに向く品種が花付きとしては問題が少ないのではないかなと思いました。
以前図書館で借りて読んだウイーピングの第一人者・石井強さんの本の中に下垂させるのに向く品種というのが書かれていましたが、こちらの本は冬の管理から誘引まで載っているので一度目を通されるとかなり参考になるのではないでしょうか。
「名人・石井強に教わる バラのウィーピングスタンダード」
出版:日本放送出版協会
また広島バラ園さんのHPにもウイーピングのページがあります。
こちらは写真付きなので咲いた感じをつかむにはいいのではないかと思いますのでご参考までに(^^)
初心者用掲示板@園芸相談センター