枯れてしまったのか?見分け方が分からない
白石道子
【関東】
2006/11/28(火) 02:59:01
生きているだろうと信じて、水、肥料を続けていたけれど枯れ木だった。
が、数鉢あって駄目なものは早めに処理と決めました。
10月に他の芍薬は緑なのに1鉢だけ崩れたようになり、処理すべきと土をどけましたら白い球根様なのが幾つも見え慌てて戻しました。
地植えのバラ、プリンセス・アイコの幹に緑色が無くなり処分を決め掘りましたら長い根が数本に白根があります。
小さな鉢に根を巻き込んで収める。
モンタナ・ルーベンスも同様です。
挿し木はもっと分からない。
茶色になりダメと取り出してみると根が付いている。
ムクゲは小さな新しい葉が出てバッチリと1本出してみると根が無い。
キクはすぐに蕾までつくが蕾が大きくならない。
今、インパチェンスやバラ他、1ヶ月以上経った25の挿し木した鉢がありますが、どうしたら?と頭を抱えております。
多く処分してきましたが、その中には充分育ったものも有ったと思います。
何も分からずお恥ずかしいのですが、何を基準として生死の判定とするかお教え戴きたいのですが。
宜しくお願い致します。
さらら
【関東】
2006/11/28(火) 12:02:51
こんにちは。なんか、とても興味がある話題です。植物の生と死の境界線はどこか?最近読んだいとうせいこう氏のエッセイにも、これに触れられている箇所があり、死んでいると思ったものが翌年芽を吹き出すなんてこともあり、安易に植物を捨てることが出来ない、といったふうな内容でした。植物って不思議ですよね。
植物は完全に活動を停止するまでは緩慢ではあるけれど生き続ける時間っていうのがあります。1夜にして突然枯れるということはまずない。徐々に死が蝕んでいく。例えば、根はまだ白さを保っているけれど芽吹きはなくなった、というような。何かの拍子に芽吹きを始めるものもあれば、そのまま枯れていくものもある。枯れた基準っていえば、やはり根が水を吸わなくなり、腐敗して地に帰るってことになると思うのですが、いつまで水をあげ続ければいいのか、私の判断は、スペースの許す範囲といった基準になります。スペースが許せば、地上部が枯れたと思っても、いつまでたっても水はあげるし、もういよいよ満員になったときに、意を決して捨てます。
生物学的な観点ではありませんが、植物の曖昧さもまた愛すべき部分として私は楽しんでいます。
パン
2006/11/28(火) 13:42:10
いろいろ試されているようですから、そのうち感覚でわかってくるようになるのでは?。
失敗は成功の元ですから、次に同じ状態で同じ失敗しなければいいでしょう。
ざっくりとお話をすると、木になるものは、幹が死んでしまうと復活の可能性はかなり低いと思います。
木はある程度まで切ってみれば中が生きているか、死んでいるかがわかりやすいです。
接木したものは、本体が枯れても台木が生きていて、復活したとおもったら台木のほうですっかり入れ替わっていたり・・・。
バラは継いだ部分のこぶのようなところが生きていれば、芽が吹きます。
芍薬のように冬地上部が枯れる多年草は、生理現象、病気で地上部が枯れても地下の塊茎が生きていることはあります。しかし病気の場合は球根もやられていることもあり、少なくとも翌生育開始期に芽吹かない場合は枯れた、と判断してよいでしょう。
挿し木したものは芽が出て葉が数枚展開するまで待てばたいていの場合根も出ています。そのときが植え替え時でもありますし。
根が出ていても挿し穂が茶色になっているものは枯れてしまうことも多いし、その後生き残っても生育がよくありません。
そのうちに本当に枯れたのか、そうでないかが少しずつわかるようになりますが、基本的に翌シーズンの生育期になっても動きがなければ枯れてしまった、と判断してよいでしょうね。
たちつ
【近畿】
2006/11/28(火) 16:44:02
・
そないに深刻に考え込みなさんな。のほほ〜んと気楽にいきましょう。
趣味の園芸なのですからね。遊びですよぉ〜。
プロである農家でも、折角一生懸命育てても、良過ぎて、捨てなければならないときもあれば、水害で全滅するときも、盗られる時もある。
盆栽でも、一生かけて仕立てても、一瞬で枯れることもある。
楽しい事もあれば、悲惨なこともある。
場数を踏んでいれば、ある日突然、目をつぶって居ても上手く育つようになりますよ。
素通りしただけて、良し悪しが判るようになりますよ。
挿し木は、草花で3-4週間、樹木花卉で1-3ケ月を目安に。中には、椿のように一年経っても、葉は瑞々しくても根がないときもあります。といって引き抜けば2日で落葉死滅してしまいます。
透明な容器に挿すとか、炊事場の編み付きの水切り洗面器?に挿せばよい。・・・根の状態が良く判る。
その他、草花の挿し木の場合3週間待って、その後一週間毎に引き抜けばよい。5株欲しければ、3-6週間分4回引き抜くとして、20本挿せばよい。2ケ月も経てば枯れるなり、新芽が生えているので白黒はっきりしている。
樹木なら、2ケ月目から一月毎に引き抜けばよい。5本として30本挿せばよい。半年経てば次の挿し穂が確保できる。
春に挿せば秋に植え替えすればよいし、秋に挿せば梅雨時分に植え替えすればよい。
挿し木の新芽は、温かければ、根がなくても、挿し穂の栄養で育ちますから、当てにはならない。根が出なければ、茎の栄養が切れたときに急死します。鉢植えの根腐れも同じ。
挿し木も、植物の性質・挿し穂の部分・挿す時期・用土等によってもバラバラで一口にはいえませんが、テキストの解説に頼らず、いつでも・どこでも・常に沢山挿せばいつかは根が出る。そのうちに要領や手際が判ってきますよ。知識より場数。
悩む・迷うより、引き抜けばよい。それでダメなら、もう一度新しく挿せばよい。
今日ダメなら明日があるさ、明日がダメなら来年もある。なんぼでも、機会も時間もある。先は長いてすよ。
上手く育ちすぎるのも良し悪しですよ。飽きてくるし、増えすぎて邪魔になる。
私は、若い頃に美味しい物が食べたくて、あちこちの料理店にアルバイトに行って、食べまくった。一日に一つ食べても1-2ケ月でメニューがなくなる。魚が好きな時には市場で毎月30万(卸価格)買って好きなだけ食べた。おかげで料理番組見ても、楽しみがない。
何か美味しいものがないかなぁと思っても何もない。返ってコストや裏がわかるだけに不満が残る。美味しいということと手間隙・技術・雰囲気があるということは関係がない。というのが持論なのでなお都合が悪い。
家庭・家庭の手料理が一番美味しい。例え焦げていようが辛かろうが水臭さかろうが。
このようなイメージ。と好きなこと書いていますが、「コクがある」の意味が今ひとつ判らない私です。(^_^;)
詳しくは、「挿し木 発根 期間」とかでググれば大体の目安がわかりますよ。
生き死には、枝葉を切るなり、折り曲げれば、脆いか粘りがあるかで判る。
基本的に、水も・肥料も消毒も極めて少ない目に。量より回数が無難。
土も適当な土に、腐葉土を3割りほど混ぜておけばよい。
水が少なければ、萎れるしそれからドボドホと大水のごとく与えればよい。肥料も少なすぎれば、葉色や花色が薄くなる。それから与えればよい。消毒もしだすと癖になる。するのなら一匹見つければ、早い目早い目に付近も隈なく徹底して消毒する。
何でも、攻める時・守る時・休む時とバランスよく手際よく。迷ったらほっておくことですね。
・
白石道子
【関東】
2006/11/28(火) 21:03:29
たちつさんが年中いつでも挿せばよい、と書かれているのを見て挿し木をしだしたら挿し癖がついちゃって。
鉢にマジックで挿した日を書いたら水性だったのか消えて、いつ挿したのか分からないのも有ってゴチャゴチャになっています。
ほっておくというのが一番難しいのですよ。
狭い庭で全部に目を通しても、すぐ終わります。
なるべく見ないようにとベンチの下に入れたり、家の横に置いても、いつのまにかベンチの下を覗き込み、家の横に足が行っています。
一つに目がいったら何かせずにいられないという余裕というものが無い性格です。本当に遊びなのにと思うのですが。
たちつさんが以前、挿し木に使用した土を洗って使う、と書かれていましたが、洗ってから即使ってもいいのでしょうか。お教え下さい。
ぷ
2006/11/29(水) 04:39:29
やってみればいいんじゃない?。
植物の身にもなってみれば?。目に留まったからといっていつもいじられたら、貴女だっていやでしょ?。
本来癒しであるはずの園芸が、放っておくことができないなら、かえってストレスのもとではないでしょうか?。
R・ひろき
【関東】
2006/11/29(水) 07:28:41
こんにちは。
バラの場合について書きますね。
枯れたかどうか不明な場合、庭で毎日観察していると、原因は不明でも、経過はわかります。
とくに原因が思い当たらずに、ひどく調子が悪い場合、バラについては、
・糸状菌系の病気
・根腐れセンチュウ
などがついていることがあります。
・枝枯れ病
であることもあります。
その場合、見た目だけでは判別できませんから、なんというか、「これはまずい。」と思った時点で、諦めることにしています。
ちょっと神経質かもしれませんが、庭にバラを植えるというのは、至近距離に同じ種類の植物を詰め込むことですから、病気や虫の感染があると、広がるのは早いです。とくに、枝枯れ、センチュウなどは広がりやすいですから、枯れる経過を見て、考えるようにしています。
庭全体を救うことが必要な場合があると思っています。
>地植えのバラ、プリンセス・アイコの幹に緑色が無くなり処分を決め掘りましたら長い根が数本に白根があります。
来年、少し離れた場所に置いておくといいかもしれません。
実物を見ていないのでなんともいえませんけれども。
白石道子
【関東】
2006/12/01(金) 00:09:49
[[解決]]
さらら様、パン様、たちつ様、ぷ様、R・ひろき様、アドバイス・ご指導の程有難う御座います。
迷いながら失敗を繰り返しながら、園芸を楽しんでいくつもりです。
又、分からないことが有りましたらお教えください。
感謝しております。
植木屋 園主
[URL:http://members.aol.com/Oujien/]
2006/12/01(金) 21:12:59
こんちは〜♪
解決済みですが(^_^;)
>何を基準として生死の判定とするか
コレは自分の基準が第一ですね!
先ず他からも手に入れようが無い様な種類の物,記念の物など
どうしても残したいのなら枯れがハッキリするまで(諦めの境地)管理する
私(生産者))の判別は挿し苗の場合は苗としての後々の生育状態が
上手く行きそうな物だけを残します(圃場スペースの問題も有ります)
例え生きていても半死半生の物では完全に製品にするまでに時間が掛かり過ぎるからです
時間が掛かっても良い場合は掘り上げて根があれば、植え替えてあげれば
粗方のものは見違えるような生育になる時があります(過湿で枯れ掛かった場合など)
白石道子
【関東】
2006/12/02(土) 00:15:21
植木屋園主様 解決済みとしたにもかかわらずお教え戴き感謝致します。
30年前に家を譲り受けた時には沢山の木々がありましたが、何の手入れもせずに、新築した際にどんどん処分しました。
アジサイやツツジの名は分かりましたが、残った数本の木の名やバラの名前は分からないまま。3年前から手入れをはじめましたら、二十数年ぶりにアジサイやツツジに花が咲き、花が咲かないと思っていた木に花が咲いて喜びました。
ライスフラワーは葉がなくなって2年見守っていましたが、諦めました。ピラカンサは3年実を付けていませんが、来年に期待しています。
名も分からないバラは何もしないのに毎年咲いていのですが、手入れを始めたら沢山の花を一杯付けるようになりました。
挿し木を始めたのは、枯れても予備があるさ、との安心を得るためです。
が、挿し木について、調べれば調べるほど分からなくなるのです。
土はふるいにかけてからとか、2週間目に液肥、水揚げは1時間というのから1週間とも。
挿し穂の選び方もいろいろ書いてある。水挿しで根が出たらとか、鉢底から根が出たらとかーああ、分からない。熟練者にはこんな簡単な悩みはわかるまい。ですね。
挿し木の大部分が半死半生に見えるのです。
と、言いながらも無知ゆえに知る喜びが多くて、とても楽しく庭いじりをしています。
日当たりは少ないけど、挿し木の置き場所となる日陰は結構あるので、プロの方でも全て成功するのではないのだと知り、経験を重ね上手くいきそうなものを見分けられるようになりたいと思います。
植木屋園主さんの研修を受けたい。(今までにも剪定でアドバイスを戴きました。)
本当に有難う御座いました。今後共宜しくお願いいたします。
初心者用掲示板@園芸相談センター