牡丹の植え替え(地植え)で困っています。
プリン
【関東】
2006/10/19(木) 10:26:45
コンニチワ。
今年購入した鉢植えの牡丹を庭に植えようとしている者です。
かなり昔にどこかでもらった牡丹の栽培が印刷されたものを持っているのですが、発行先が分からず質問が出来ません。
読解力がない為、いま一つ植え替えの絵が想像出来ない為に間違ったことをして台無しにしたくないので、教えて頂きたいのです。
紙には、「細い幹に不釣合いな大きな花を咲かすので、まず根を作る事が大事。2〜3年苗は、秋に幹の最下部の芽を1,2芽ほど残して上部を切り捨て、(植え込み後1、2年間のみ)残った芽の上へ約3センチほどの土を覆う。土の中の芽の付近から牡丹の根がたくさん出てくるので、根張りが充実する。」という内容が大まかに書かれているのですが、
1.最下部1,2芽は土の中に覆土して、地上部には切り口の茎が寂しく顔を出すという状態、と捉えていいですか?
2.(植え込み後1,2年間のみ)の部分ですが、1,2年間のみの強剪定です、という事でしょうか?
どうぞ、よろしくお願いします。
とらぞう
【関東】
2006/10/19(木) 22:21:22
プリンさん、こんばんは。
私も牡丹を育てているのですが、まだ初心者の域を出ていないので、とりあえず基本的なことだけ・・・。
牡丹の根はきわめて成長が遅いため実生からでは開花までに数年要します。
そのため流通している牡丹の苗は普通シャクヤクの台に接いであり、実生苗に比べ早く開花するわけです。
ただ、このシャクヤクの根の寿命は4〜5年といわれていますので、
シャクヤクの根がダメになる前に、接木部分から牡丹の自根を出させて育てるわけです。
一般的な接木苗と違い接木部分を埋めて植えつけるのはこうした理由からです。
で、剪定ですが、剪定をしないと年々背が高くなりひょろひょろな姿
になってしまいます。最下部を2、3芽残し、その上部を切るのは
太くガッチリとした株にするためです。
最下部2、3芽が接木部分に近い場合は、芽も切り口も土の中になるということです。
ただ、注意が必要なのは、上から2、3番目が花芽になりその下は葉芽になるので剪定しだいでは翌年の花は望めなくなるかもしれません。
そのため、一般的に6月頃に芽つぶし(芽かき)という作業をします。 10月に剪定したい芽の上部の芽を全て切り取るかつぶしてしまいます。で、10月に残した芽のところで切るわけです。
株がある程度大きくなったら剪定の場所はどのくらいの高さにしたいかによりますね。品種によっても違いますので、このあたりで切ると翌年花が咲いたときどのくらいの高さになるかそのうちわかってくると思います。牡丹園では、地植えだとだいたい腰から胸の高さに仕立てるようです。
ちょっとわかりずらいですかね?
栽培本を1冊購入するといいかもしれませんね。株の作り方なら牡丹園に行ってみるのも参考になりますよ。
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