胡蝶蘭の肥料

[園芸相談センター]の過去ログです

Kao 【関東】 2006/08/10(木) 10:30:25
咲き終わった胡蝶蘭の痛んだ根を切り4号の素焼きの鉢へ植え替えをしました。 植え替え二ヵ月後の鉢と一ヵ月後の鉢が計9鉢あります。 どの鉢も素人の目からは、葉の色も良く元気で順調のように見えます。 問題は、いつ頃から肥料を与えたら良いのかが分かりません。 ネット検索をしてみると、新しい根が出るまでは肥料を与えては駄目とありますが、根は水苔に巻かれて見えませんし、根が鉢から飛び出るくらい張ってきたら、肥料を与えなさいということなのでしょうか?  それと、一鉢だけ脇芽のようなものが出てきたのがあります。ただ花芽ではなく、良く見ると葉っぱになりそうな感じなのですが、そのままにしておいても大丈夫ですか? 

ホフマン 2006/08/11(金) 09:43:17
植え替え後、とくに生育に問題なければ大体1ヶ月くらいから肥料をあたえてかまいませんが、お書きのように、生育を始めたことを確認して与えるのが最適です。
根が伸び始めたかどうかは、新芽がでてきた、葉がおおきくなりだした、などを目安にするとよいです。
胡蝶蘭をはじめ、目にする多くの蘭は、「着生」といって樹の幹や岩肌に、根でくっついて育っています。なので、根をしっかり張ってから成長をはじめる性質が強いです(根を張る前に葉を伸ばすと風で吹き飛んでしまいます)。

なお、樹の幹や岩肌は養分が少ないですし、即乾燥します。蘭の根は少ない養分水分を効率よく吸収するよう特殊に発達しているので、濃すぎる肥料(普通の草花が要求する肥料)は根をいためるもとですし、常に湿っていると腐ってしまいます(普段はむき出しで、風にさらされています)。ラン用の肥料を説明書にしたがって与えてください。
また、ミズゴケがある程度乾くまでまってたっぷりと水を与えてくださいね。
胡蝶蘭、安定した温度と程よい日照があれば、実は難しくないです。真夏以外は1週間くらい水をあたえなくとも平気なので、ちょっとした旅行にも平気でいけますし、施肥もミズゴケならほとんど不要でもいいくらい(花が咲きそろった時点で切花にして負担を軽くしてあげるとなおよいです)。来年お花がたくさん見られますように。
なお、胡蝶蘭はウイルス病に感染しやすいです。感染源の一番大きなものは鋏。
植物鋏などほかのものとの共用はできれば避け、使用前には熱湯に5分つけるなどして消毒しましょう。

M2 【中国】 2006/08/12(土) 04:18:38
なんか、他のランで間違えそうなので・・・・ご無礼して

多くの〜っとありますが着生以外が無いわけでないのでご注意を
してしまうと、真逆の結果が出てしまいますので・・・

養分水分を〜、と有りますが日本産のランでは当てはまりますが・・・コチョウランの場合は原産地では雨季に成長しますので栄養も水分も結構すいます。効率良く吸収するのに、できる時に出来るだけ成長します。

栽培の方法なんかでも、多少違いますが、「着生」ラン全体を見た場合はホフマンさんの考えで居る事が無難です。着生ランは厳しい環境で生きている分結構適応範囲が広いです。最低限を守ればきちんと咲いてくれますので、より良くなるかは栽培者の手によってきます。お互い、がんばりましょう。

M2 【中国】 2006/08/12(土) 07:22:39
すいません、書き損じでした。
水分も結構吸います。と、書きましたが間違えそうですので、追記として・・・
栽培において、水分を吸いますが・・・水がいつも根の周りにあるのは着生ランですので好みません。朝、水をやって夕方までには乾く状態で毎日やることは出来ます。=(ある程度)他の花と同じ様な感覚で栽培することは可能です。が、他の花でもそうですが、やっぱり、気にしてあげて下さい。

駄文、失礼でした。

通行人 2006/08/12(土) 09:36:06


結局どうすればいいのか、混乱します。
初心者版なので、よけいなことはかかなくてよいのでは?、とおせっかいながら・・・。
ホフマンさんのはわかりやすいですし、それで十分育つと思います。
まずはそこからスタートすればいいのではないかと思います。

M2 2006/08/15(火) 04:24:20
すいません、よく見たら、肝心な所を書いてませんでしたね。

花の事を気にしなければ、休眠期以外は何時肥料を与えても問題ありません。
根以外での目安としては葉ですね。とにかく、株が動く(成長している)のが解れば肥料をやり始めて構いません。

一般的なサイクルとしては3〜4月に花・4〜5月に植え替え・5〜6月に肥料やり始めて盆にやり終える。で、冬に休眠って感じが普通ですが・・・
贈答用で、やり取りされる胡蝶蘭は3〜4月、8月、年末年始の、3つが主に出回る時期となります。ので、時期がずれる事もしばしばです。
ずれた時は次回の花を諦め一般的なサイクルに合わせるか、そのままのサイクルで環境の方を帰るかどちらかでしょうね。

先に、「花の事を〜」と上げたのは胡蝶蘭という植物は一応花の咲く条件が揃えば何時の時期でも咲く植物ですので、その条件を外してしまうからです。(ちなみに条件とは影響の大きい順に、株の栄養の保持(成長具合)、肥料と温度、水ですかね)


「脇芽みたいなの〜」との事ですが、そのまま、脇芽と思います。
普通は出難いですが、本体の新芽が痛むと出易くなります。次の株として、成長してきますので、本体の方が何時までも新芽(新葉)が出ない場合は、まず間違いないでしょう。そのまま、普通に育ててやって下さい。


ここから駄文ですいません。
どちらをやっていいか解らない、どういうことですか?
あくまで、選択するのはスレ主さんで、読んだ方でしょうに。
私たちは、どんなにがんばってもここでは、道を示すしか有りません。
それに、1つならまだしも9つ有るなら、どちらも出来るじゃないですか?
栽培方法も鉢植えしかないわけでもないですしね。


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